災害時には感染症の拡大リスクが高まります。特に避難所では大勢の人がひとつの場所に集まりますし、トイレなど共同で使用することになります。断水など起きていると手を洗うことなども普段の暮らしのように水を使うこともできないので、衛生状態が悪化しやすい状況になります。ストレスによる免疫力の低下も感染症のリスクを高めてしまいます。
2011年の東日本大震災、2016年熊本地震による感染症対策の教訓から、必要に応じて迅速に避難所にICT(感染対策チーム)を派遣する活動が始まりました。
避難施設等における感染制御活動の支援のために、JSIPC(日本環境感染学会)が主体となり、感染制御の実務経験者にによる専門職能集団で構成されるDICT(災害時感染制御支援チーム)というチームがあります。
DICT(災害時感染制御支援チーム)は、現地災害対策本部等と連携し、情報共有し、避難施設等における感染症の発生をできるだけ早期に認識し、拡大することを制御するために活動します。
私たちはコロナウイルス(COVID-19)を社会全体で体験し、感染症拡大を制御していくには、個々人が自ら意識的にそれと向き合うことが欠かせないということを身を持って体験していると思いますが、より感染拡大のリスクが高まる避難施設等に対してDICT(災害時感染制御支援チーム)のような専門チームが働きかけていきます。
JSIPC 災害時感染制御⽀援チーム (DICT)とは何か(PDF)
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