留学と移民(2) | カナダで最高の留学生活を送るために

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こんにちは、BNWのMerumoですラブ

 

早くも2020年最後の月となりましたね滝汗

 

さて、先月のブログでは、「留学と移民」というテーマで、留学を経て移民した、【その後】について少し書かせて頂きました。その際に、カナダの移民権市民権の違いについて少し触れ、「日本は二重国籍を認めていない」と書きましたが、そう言えば国籍はく奪条項違憲訴訟の結果は出たのかな?と思い調べてみました照れ

 

【二重国籍】については、去年度、テニスの大坂なおみさんが、アメリカ国籍と日本国籍どちらを選ぶか?というニュースで話題になったのを覚えている方も多いのではないでしょうか?

 

大坂なおみさんのケースのように、生まれた国または両親のどちらかの国籍により、2つ以上の国籍を持っている方は、日本の法律上、22歳までに国籍を選択しなければなりません。例えば、今、カナダへの移民を考えているあなたが後にカナダ国籍を取得する場合、日本国籍を離脱する、という手続きを取らなければいけません。ただ、罰則などはないため、事実上、二重国籍状態を保っている方は多くいらっしゃるという状態です。大坂なおみさんの場合、テニスプレーヤーとして有名であること、そして、東京オリンピックに【どちらの国の】代表として出るか、そして、二重国籍を認めているアメリカからわざわざ国籍を離脱する場合には、多額の国籍離脱税がかかることなどから大きな話題となりました。

そして、この大坂なおみさんのケースが話題になるよりも前、2018年に、国籍離脱を迫る今のこの国籍法が、憲法で定める【幸福追求権】に反するのではないか、という理由で違憲訴訟が起きています。私も、確か2017年ごろに指示する署名活動のことを知り、署名しましたので、行方が気になっていました。

※興味を持たれた方は、ぜひこちらで訴状の概要をご覧ください。

 

既に最終の口頭弁論は終わっており、2021年1月21日(木)に判決が出る予定となっています爆  笑

 

前回のブログにて、「永住権を取った後の10年」を少し私の主観も踏まえて書きました。

 

個人的に、永住者としてカナダに10年もの長い間暮らすことは、感情として少し矛盾する部分、宙ぶらりんな部分を抱え続けることになると思っています。例えば、カナダの参政権は持たないので、「最悪の最悪、日本に帰ればいいか」という気持ちが常に頭の隅にあり、どこか他人事・・・。かと言って、参政権は持っているとは言え、日本の政治も直接自分の毎日の生活に関わらないのでそちらも関心が薄かったり。

二重国籍を認めている他の国の方は、移民権を取ったらすぐに市民権の準備を始める(※カナダ在住3年を過ぎたら申請可)ことを考えても、決断の先延ばし・保留状態が続くのは、メンタルとしてもよくないな、と思ったりはします。


仮に違憲判決が出て国籍の選択が不要になり、日本国籍を持ったままカナダ国籍を取得することが可能になったとしたら、カナダ留学からの移民をする方にとっても、永住権がゴールにならず、次のステップとしての市民権、そして、取得後は、自分はカナダ市民なのだからもっとカナダについて知ろう、カナダに貢献しよう、という気持ちも生まれ、私のように悶々とする期間が少なくなるのかな、と単純に思ったりしています。


また、例えば20代に移民するなどし、30代・40代の働き盛りの方の場合、永住権の後、早々に市民権も持っておけば、永住権の更新のためだけにカナダに住む必要がなくなります。現在、カナダ国籍を持つ方と結婚して永住権を取得している日本人が、その方と一緒に海外で暮らしている場合は、カナダ居住と同じ扱いになりますが、独身のカナダ永住権保持者の場合は、カナダに5年中2年住んでいなければ永住権の更新ができません。これにより、カナダ国外での仕事のチャンスを見送るようなこともなくなり、選択肢が増えます。
 

また、両方の国籍が保持できるということは、老後をどちらの国で過ごすかを選択できる、ということにも繋がります。また、日本で既に長く働いておられ、年金等も収めて来たのでそれをあきらめてしまうのはもったいないと思われる世代の方のカナダ移民→カナダ市民権、という道もまた広がって来ると思います。

結果いかんによっては、大きく「カナダ移民」の意味も変わって来そうな、この訴訟の行方、とても楽しみです照れ

 

色々なことが停滞した2020年でしたが、一方で、カナダはこのパンデミックの最中もずっと、「カナダは移民を受け入れています!」と言い続け、スローダウンはしましたが、移民審査は続いていました。Invitation(移民希望者への申請許可)も出続けています。日本とカナダを行き来できる人が今後さらに増えて行くといいな、と願っていますし、2021年、そんな動きを後押しするようなスタートになればいいなと思います。

2020年もあと1か月。

どうぞ皆さん、良いお年をお迎えください。

 

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