悪戦苦闘している…TMAXのブレーキ鳴き問題。




取りあえず、なんで(・・?鳴いているのか?は、解りました。

「キャリパーの対向2ピストンのうち、内側のピストンが固着しているからだ…」

というのは解ったんですけど…

(向かって左側のピストンが固着している)

問題は、なんで?固着してるの(・・?って事。

ピストンは綺麗そのもので、ピストンが錆びていたり汚れていたりして、動けなくなっているわけではない。

ピストンが斜めに出てしまい、引っ掛かっちゃってる訳でもない。

このキャリパーは、約1年9ヶ月前に、セルフでオーバーホールしているんですよね。

ほとんど初挑戦だったので、その作業の失敗が、今のところ、最も疑わしい…(笑)_(^^;)ゞ💧

具体的には、疑わしいのは2つ。

(1)シール溝の掃除不完全で、オイルシール溝に汚れが残ったままオイルシールをハメ込んでしまい、そのシール溝の残存汚れがオイルシールを押して、それがフリクション増大になっている可能性。

(2)ダストシールがねじれた状態で取りつけてしまい、そのねじれがフリクション増大を招いている可能性。

そんな感じに、いずれにしても…自分の作業ミスが最も疑わしい。

ということで…

ウダウダ考えていても始まらないので、シール類がどうなってるのか?…確認しに行きたいと思います。

問題の固着ピストンを外しました。



うーん、ピストンは綺麗そのもので、このピストンが原因ではなさそうです。


指で触っても、全周に渡ってツルツルです。フリクションを生む…引っ掛かりなど皆無。



疑わしいのは、シールなんですよね。



まずは、よじれやすい…ダストシールがよじれていないか?チェックしていきたいと思います。


いや、まったくよじれていないですね。


さっさと問題解決に向かいたかったので、むしろ、よじれていて欲しかった。

問題は、ダストシールのよじれではなかった。

次に、シール溝の汚れ問題をチェックしていきたいと思います。


いや、シール溝に汚れ…ほぼナシ。


綺麗そのものです。それはうれしいんだけど、困った。ピストン固着原因が全然🤷‍♂️分からない。


ピストン固着原因に関して、Net検索しても、書かれているのは…

1.「ピストンの汚れによる固着」
2.「シール溝の汚れによるフリクション」
3.「シールの劣化」
4.「フルードの入れすぎ」
5.「マスター側の不具合」

☝️これぐらいしかないんですよね。

反対側のピストンはスムーズに動いているので、5ではないと思う。

ピストンの汚れでもない、ピストンの傾き引っ掛かり問題でもない、ダストシールのよじれでもない、シール溝の汚れ問題でもない…

(;゚∇゚)やばい!迷宮入りの予感がしてきた(爆)!

残る可能性は…

このオイルシールに装着向きが存在し…それに気付かず、誤って逆向きに装着してしまってる可能性。


☝️これは、アニキにも、気をつけるように⚠️注意されていたんですよね。

もし、このオイルシールに向きがあるとしたら、尖っている方を外側にする必要がある。


このピストンシールのリップ(尖っているところ)が、ライダーがブレーキレバーから手を離した時に、ゴムの復元力でピストンが引っ込む「ロールバック」を生むと教わりました。

外したオイルシールを眺めてみます。


このオイルシールには装着方向があるのか?

(*_*)うーん判別難しい。

わずかに、向かって左側が尖ってるような気もする…けど、気のせいと言えばそれまで…のような気もする。




ぼくは、取り外した向きのまま…手に持っているんですけど…


取り付けられていたのと、逆向きに装着してみようか…


これがブレーキピストンの固着の原因かも…

ちょっと休憩に部屋に帰った後、オイルシールを逆向きに取りつけて直して、フルード交換とエア抜きし、このオイルシールの装着向き問題が原因だったのか?確かめたいと思います。

ちょっと休憩…


根つめてやると…なにかとミスりやすいですからね_(^^;)ゞ💧