コンプレッサーの修理も途中ですが、並行して作業していたのが、真空ポンプの自作です。

今回のように、完全にエアコンのガスが抜けてしまっているものにガスを入れるときは、真空引きという作業が必要になります。
配管内の空気を抜き、水分を飛ばす作業です。

当初、真空ポンプは安いものを購入予定だったのですが、それでも2万円ほどはします。
エアコンプレッサーにつなぎ、真空引きできるものもあるようですが、約4,000円。

もっと安く出来ないか?(せこい…)ということでまずは検索してみました。
検索するだけならタダですし。


こういうのは、大抵海外で何かしらやっている人がいるはずです。

"vacuum pump"で画像検索してみると…

なにやら黒い玉のような画像がいくつか出てきました。
これもしかして、冷蔵庫のコンプレッサーか何か?と思ってページ を開くと、まさにそれでした。
冷蔵庫のコンプレッサーを外して、真空ポンプに改造しているようです。

私の家にも、物置の奥に壊れた冷蔵庫があるので、いっちょ挑戦してみるか、ということで作ってみました。


コンプレッサー自体は問題なく動いたので、とりあえずの仮組みですが、すぐに真空ポンプが完成しました。

Rise from the Ashes-自作真空ポンプ1

冷蔵庫のコンプレッサーと、エア工具やコンプレッサーなどに使う固いウレタンのホースと、切り取った銅管を繋ぎ、適当なビンに穴をあけて接続しています。
ちなみにこの銅管も、冷蔵庫から切り取ったものを使っています(^_^;)

基本的には、吸気と排気の二つをどうにかするだけなので、製作も非常に簡単です。
排気側からは、空気と一緒にコンプレッサーオイルが出てくるので、それの循環をどうするか、ということと、吸気側から、エアコン配管内の水分やオイルが入ってくるので、それをどうにかするために、二つのビンを使っています。


製作の詳細については後日書きたいと思いますが、適当なテスト用の仮組み段階でも、固めのペットボトルがあっという間に潰れる程の吸引力はありました。
これは、完全に色々な接続部分の隙間をふさぐと、結構いけそうな気がします。

Rise from the Ashes-自作真空ポンプ2

※エアコンに使うときには、白いフタのビンに綿や乾燥剤を入れようと思っています。


やってみなければわかりませんが、ほとんどお金がかかっていない(たぶん1,000円以下)ので、まずは挑戦です。

…でもエキスパンションバルブがまだ届いていないんですよね。


本日はこれから仕事に行かなきゃならないので、これで終了。


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先日、コンプレッサーのベアリングをとりあえず抜きましたが、こちらの商品は生産終了になっていますので、同等品を探すことにします。

NACHI 6909NKと書いてありましたが、全く同じ型番を検索しても、ほとんど引っかかりません。
調べてみると、NKは片側非接触シール型のようです。

ベアリングは、6909がベアリングの種類とサイズ(外形・内径)を表し、その後のアルファベットの文字がシール方法を表しています。
シール方法は、開放型(シール無し)・ゴムシール(片側/両側)・鉄板シールド(片側/両側)の三種類になります。
各メーカー毎に記号が異なりますが、まずこれについて調べてみます。

MONOTARO にて取り扱いのある、2社のメーカーの型番は、以下の通りです。

NTN
ZZ:両側シールド型
LLU:両側接触シール型
LLB:両側非接触シール型

日本精工(NSK)
ZZ:両側シールド型
DDU:両側接触シール型
VV:両側非接触シール型

今回は、非接触シール型のものを購入予定でしたが、片側ではなく両側にシールが付いているものを選択しました。

NTNの、6909LLBです(写真を撮り忘れました…)。
片側の非接触シール型は、MONOTAROでは取り扱いを終了しているようですし、両側シールの方が異物の混入も少ないはずです。
早速注文すると、翌日くらいにすぐ到着しました。


外したプーリーに打ち込みます。
まずは、ヒートガンでプーリーを熱します。

Rise from the Ashes-ヒートガンでプーリーを加熱


そこに、冷凍庫で冷やしておいたベアリングを打ち込みます。

Rise from the Ashes-一つ打ち込み完了

効果があるかどうかわかりませんが、理論的にはベアリングはごく僅かに収縮し、プーリーはごく僅かに膨張するはずですので、一応やっておきました。


打ち込みに使用した、SST(笑)です。

Rise from the Ashes-SST(笑)

ホームセンターの塩ビパイプは非常に役に立ちます。
計ったようにジャストフィットなサイズでした。
ベアリングの外周部に合わせ、無事に打ち込み終了。


これをコンプレッサーに組み付ける前に、マグネットクラッチの絶縁ワニスをチェックします。
少し剥がれが見られたので、エポキシ接着剤で補修しました。
エポキシ接着剤は、絶縁性に優れているので、このような使い方でもきっと大丈夫、なはずです。


Rise from the Ashes-絶縁ワニス


プーリーを入れ、組み付けて終了。

Rise from the Ashes-プーリーセット


のはずでしたが、組みつけてみると、クラッチ板とプレートの隙間が非常に狭く、回すと少し接触音がします…。

シムを入れて調整する必要がありそうですが、ちょうど良いサイズのシムなど手元にあるはずも無く、どうしようか考えねばなりません。

ホームセンターなどでは売っていないですが、ラジコンとかの部品として模型屋で見た記憶が…。
ちょっと調査してみます。


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仕事が忙しく、完全に何も出来ないまま2週間以上が過ぎました…orz

気を取り直して、修理の続きを行います。


本日はエアコンです。
夏も終わりそうなこの時期に、本格的なエアコンの修理にかかることにしました。
本当はもっと早くやりたかったのですが、忙しかったのと、金銭的に厳しかったもので…。

今回は、エアコンのライン・コンプレッサーのチェックと、エキスパンションバルブ、ドライヤー(リキッドタンク)の交換を行います。

まずはエアコンのラインを外します。
パーツが届かないままなんとなく始めてしまいましたが、コンプレッサーやエアコンのラインには水分が大敵なので、本来ならパーツや工具一式を全て揃えてからの方が良いです。

エアコンのラインを外すのですが、19~24くらいの大きめのスパナがあればOKです。
ここで注意するのは、私の車種が珍しいと思うのですが、配管を留めているフレアナットは逆ネジです。

Rise from the Ashes-逆ネジです


Rise from the Ashes-ドライヤー(リキッドタンク)があった場所


最初、あまりよく見ずに、渾身の力を込めて外そうとしましたが、ビクともせず、再度チェックをしてみると逆ネジでした…。
もう少しで、スパナにエクステンションの鉄パイプをかませて、ハンマーで叩いてしまうところでした(^_^;)

どれも固着している感じでしたが、そこまでひどいものではなかったので、なんとか外す事が出来ました。


外したドライヤーです。

Rise from the Ashes-ドライヤー


ひどいです(ノДT)

中は錆だらけで、振るとカサカサ音がして、茶色いカスがたくさん出てきました。
サイトグラスは錆で見えません…。
交換以外に方法はありません(これはebayで購入済みです)。


これはコンプレッサーもダメかも、と思いながらも作業を進めます。

下に潜り、ステーとコンプレッサーを留めているボルトを外し、コンプレッサーを降ろします。
結構な重量です。(この時に写真を撮り忘れたので、以下の写真は、作業後に撮ったものです)

まずはコンプレッサーとエアコンのラインを切り離します。
ラインを外し、ブレーキクリーナーを吹いてみると…中から錆の粉のようなものが出てきました。

これも交換したいところですが、このホース(1枚目の写真)、純正品だと一本2万ほどもするので再利用します。
エアで吹いて、出来るだけ中のゴミや錆を飛ばします。
口金の部分が内部でサビているようなので、一応気休め程度に、細い筆で錆転換剤を塗ってみました。

次にコンプレッサーをチェックしてみます。


Rise from the Ashes-コンプレッサー


中にはオイルが残っており、内部に錆などは見られませんでした。
ちょっと安心。
指で吐出口をふさぎ、手でコンプレッサーを回してみると、圧縮された空気が出てくるのがわかります。
これはなんとかなるかも?

コンプレッサーをバッテリーに直に繋いで(+をコンプレッサーから伸びている配線、-をコンプレッサー本体)、マグネットクラッチの動作も確認しました。

コンプレッサーは結構?まともな状態ですが、プーリーを回すと、乾いた、シャーッという音を出して回ります。
おそらくベアリングだろうということで、交換することにします。
いつものようにRealOEM で調べてみたのですが、どうやらこの部品、生産終了のようです。
サイズ等が分かれば、日本製の同様のベアリングに交換できますので、とりあえずバラしてみることにします。

まずは、中心のナットを緩めるのですが、当然ナットはプーリーと共回りします。
サービスホールなどがあればいいのですが、それすら見当たりません。
どうしようかと悩みましたが、オイルフィルターレンチがちょうど外周部分にかかるので、これを使って外す事が出来ました。

中心部のサークリップを、スナップリングプライヤーを使って外します。
このサークリップはかなり大きいので、ドライバーなどでコジらず、ちゃんと工具を買いました。
いつものストレートで980円也。


Rise from the Ashes-スナップリングプライヤー

先の部分が4種類くらい入っており、色々なサークリップを外すことが出来ます。


クリップを外し、その後プーリーを外すのですが、コンプレッサーを降ろしているので、ひっくり返して軽く叩くとプーリーが抜けてきました。

Rise from the Ashes-プーリーの引き抜き


抜けたプーリーです。

Rise from the Ashes-外れました


中の抜け止めのワイヤーを外し、ひっくり返して逆側からベアリングを叩き抜きます。

ちょうど、32mmのソケットがあったので、それをインナーレースにはめて、あて木をしてハンマーで叩きました。

Rise from the Ashes-プーリー

挿入するときにここを叩くのはダメですが、抜くときには仕方ありません。

抜けました。

Rise from the Ashes-ベアリング

片側シールタイプのベアリングが向かい合わせで2つ入っていました。
NACHI 6909NKと書いてありますが、これは日本の不二越製です。


これなら入手も容易です。


時間が無いので、とりあえず型番だけチェックして今日は終了。


スナップリングプライヤーセット STRAIGHT/12-1113 (STRAIGHT/ストレート)


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