医薬品の宣伝栞 その1 | しおり博覧会 Bookmark Exposition

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コレクションのしおりを紹介

 

左の5枚は、大阪、谷回春堂の胃腸薬「健胃固腸丸」の宣伝栞。現在はもう存在しない会社

の製品です。その効用は「腸胃の強ければ消化を能くし、元気盛んに日々楽しく働かれる。
腸胃を強くし食べ過ぎ、飲みすぎ冷腹、時候傷よりおこるくだりはらと腹痛を気持よく治す」だ

そうです。左端が「かちかち山」、その右が「浦島太郎」そして2つ飛んで「桃太郎」というように

絵本をテーマにした栞で、裏面は時間割表になっている戦前の栞です。

そして、右端が「フケ妙」の宣伝、この薬の宣伝は戦前のホーロー看板でも時々見られます。

右から2番目が、虫下し薬の「マクニン錠」の宣伝栞です。こちらも昭和の栞で、マクニン錠は

回虫を駆除する特効薬として、家庭から軍隊まで広く使用されたそうです。

 

 

こちらは吉松仁平薬房の「小児解毒散」の栞、デザインが素晴らしいのですが、残念ながら

作者が分かりません。戦前の栞。