しおり博覧会 Bookmark Exposition

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コレクションのしおりを紹介


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高橋春佳は大正から昭和にかけて絵葉書などの図案化として人気を博した作家で、

彼の絵葉書はボストン美術館にも収蔵されるほどで、今でも絵葉書コレクターには

絶大な人気を誇っています。上の3枚の四葉のクローバーをモチーフとして描かれた

女性の栞は、「桃色の蕾」と名付けられ3枚セットで、恐らく、京都の山口青旭堂から

販売されたものと思われます。右端はその外袋、裏面には岩井信実氏の詩が

書かれています。岩井氏は昭和2年に夭折した詩人であり、この栞の年代がおおよそ

分かります。この2人はゴールデンコンビのようで、この栞以外にも「孤りの友へ」など、

とても素敵な抒情画のシリーズがあるようです。

 

右端の栞は、上記の「孤りの友へ」の1枚。裏面にはやはり岩井信実氏の詩が

書かれています。左の4枚は、多分2枚ずつ別々のタイトルがつき、外袋付きで

売り出されたものです。

 

左の4枚も岩井氏とのコンビで発売されたもの、見つかっていませんが、多分

外袋もあるはず。ちなみに左から3番目のユリの栞の裏面には、「こころ みだれ

眠れぬ夜が続きます おお あなたよ、と かへりみすれば百合の花」と、なんとも

抒情的な詩が書かれています。右端のクローバーと読書する女性のしおりは、

サインから、春佳の栞ですが、詳細は分かりません。

 

 

こちらの6枚のうち3枚は、以前にも「クリスマスの栞」として紹介しています。

黒と濃紺の2シリーズで、キャンドルと星、そしてスズランやヒイラギなどの花が

あしらわれています。

 

左端は、上の栞の外袋。「星よ祇る」と題されています。これも山口青旭堂から

販売されたものと思われます。右の2枚は雑誌の付録。高橋氏の「クリスマス」

の絵葉書は何種類も出され、今もとても人気があります。

 

 

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