偕楽園の「陰」と「陽」 | バラードのチャレンジ日記

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「初めてのギター・日々のできごと」

今年のお正月は久しぶりに自分のためだけに

時間を使いました。


みなさま今年もよろしくお願いします。


秋には萩の花が咲いていた偕楽園。

まだ一月だから梅の花は咲いていないかな。

と思いネットで情報を調べていたら


「私、間違っていました。」


先回偕楽園を紹介させていただいた時

「正門」は「東門」です。と紹介してしまったのですが

「東門」は「出口でした。でもほとんどの方がここから

出入りしています。


正門は別の所にありました。


ある方が正しい偕楽園の周り方をブログで紹介してくださってました。

でもわたしだけではなく、多くの方が間違っているかも。


「別にどこから入ってもいいのでは。」

違うそうです。


この庭園には「陰と陽」「明と暗」というテーマがあるらしいです。

そしてこの庭園からは

「来てくれた人に非日常の世界を味わってもらいたい。」

という斉昭公の意図が感じられるそうです。

そんな芸術庭園だとこの方はおっしゃってます。


「うむむ、非日常の世界へ!!」

「え~~、マイケルさんも同じ事を!!」


で、昨日偕楽園に行ってきました。

今度は正しい周り方で。


ここがほとんどの方は使っていない「好文亭表門」
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偕楽園というと「梅」が頭に浮かばれると思いますが

門を入ってすぐ左側にはりっぱな孟宗竹が「によき~。」
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右には大杉森がうっそうと。

杉は樹齢750年の太郎杉だそうです。

「すごい!!」 でもちょっと一人だと寂しい感じが・・・

そのくらい「しず~か」「これがですか?」
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途中にはこんこんと湧き出る吐玉泉

好文亭でのお茶会に使う水はここから汲んでいたそうです。
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正岡子規の碑文見つけた!!
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正しい周り方を知らなかったら私はこの碑文は見つけられなかったかも。


22歳の時に水戸出身の同級生を訪ねた時に偕楽園に寄ったそうです。

「崖急に 梅ことごとく 斜めなり」の句。

横には崖に一生懸命立っている梅の木が。


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「好文亭到着。」
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茶室でしょうか?
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好文亭から眺める景色。

「今回で二回目だけどやっぱり感動。」


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好文亭を出て少し歩くと目の前に広がる梅林。

今まで歩いてきた「陰」の景色が「陽」に変わります。

この変化に心が躍る気分になります。

これが「非日常の体験」なのですね。


こんな風に歩いてくると斉昭公がこの庭園にどんな想いを込めたのか

最大限に感じることが出来るんですね。


斉昭公って芸術的センス抜群です。

それに日本で始めてエレベーター作っちゃうし。


今日も空は青い!!


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そしてここは石で出来た碁盤、将棋盤、琴盤があります。

琴を石の上に置いて弾いたんだね。


季節のいいときは千波湖から吹かれてくる涼風に

吹かれて琴の音色を聴きながら

碁を打ったり将棋を指したんでしょうか。


「あ~~、雅だわ。」


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今回の偕楽園は何倍も楽しめました。

さすが三大庭園と呼ばれる庭園でした。


マイケルさんのステージにはいつもこんな

非日常があるんですね。


DVD見なくちゃ。始めから終わりまでじっくり見て

マイケルさんの想いを感じたい。