誰でも斬新デザインがメッセから学べる1  国際フラワーEXPO編 | 花匠美日記◆阿佐ヶ谷のお花屋さん

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ドイツフローリストマイスターのお仕事日記

こんにちは。

フラワーデザイナーのmisakoです。


昨日幕張で行われていた国際フラワーEXPO


他の方のブログで、内部は写真撮影禁止って書いてありましたが、


出展者の方が「写真とっていいですよ」って言ってくれてたので禁止とは知らず


結構とってしまいました。


せっかく撮ったのですので、メッセにいけなかった方にも少しご紹介しちゃいますね。




まずこちらアフリカの生産者の方が展示していたバラです。


優しい色合いでグリーンがかっているのが特徴です。

ドイツ帰りのフローリストが語る本場もののヨーロピアンデザインのヒント-??.jpg


そしてこちらもアフリカの出展者の方のブース

ドイツ帰りのフローリストが語る本場もののヨーロピアンデザインのヒント-??.jpg



ドイツ帰りのフローリストが語る本場もののヨーロピアンデザインのヒント-??.jpg


これは、プリザーブドフラワーの会社のディスプレイです。


このディスプレイ方法結構おもしろいと思いませんか?


ドイツ帰りのフローリストが語る本場もののヨーロピアンデザインのヒント


半透明感のある素材でコーンのような形を作り、それを同じく透明なスティック(棒)と組み合わせる。

透明な素材感がいいと思います。


透明な棒の他にメタリックな棒でも合うと思います。


例えば、この透明なスティックにメタリックな網目の素材を組み合わせる。


そこで素材感のコントラスト(テクスチャー)と面のコントラストが生まれます。


面のコントラストとしては、もうすでにコントラストが作品の中に存在してます。


細い棒 と 面の広めのコーン型


この線の細さ と面の広いコーン


お互い相互しあって スティックの繊細さ(不安定さ)とコーン型の存在感(安定性) をより認識できる関係性が出来上がってます。


そこはこのデザインの素晴らしさですね。



このディスプレイはプリザーブドを売るという意味ではこれはこれでいいと思いますが、デザインを売るという意味で私たちがこのディスプレイを実際仕事としてお客様に提案する場合、ひとつ問題なのが


色の組み合わせ です。


もっと軽い色(明るい色)にしてあげると、素材と統一感が出てすばらしい作品になると思います。


重い色を使う場合はm異質素材を重いものにする。


ドイツではよく錆びのついた金属等を使いますね。


金属をわざと錆びさせたいときは、薬品をかけ一週間ほっておいたりもします。


ある程度の色の濃さがないと半透明な袋の中で花が主張できない(半透明な袋と花が同化してしまう) ということであれば、色のコントラストをもっと小さくする事をお勧めします。

この展示では、商品を見せる 案内する


っていう点がいちばんなので、いろいろな色を見せる


という事でパーフェクトなデザイン性を要求しているわけではないので、これはこれでいいんだと思いますが。



あとはグルーピングをすると もっとよし です。


ドイツデザインの特徴は グルーピングにあると思います。


グルーピングは作品の中に 花がまんべんなく配置されているのではなく、花が密集しているところと、空きの空間をつくる事。


これすごく重要です。


まんべんなく花を配置すると、なんとなく ボンヤリした作品になってしまいます。


空きの空間を作る事により、


緊張感が出る


奥行きが出る


作品の深みがです。


他の人の作品を見るとき、いいなぁとおもったら どうしていいのだろう。


どうして惹かれるのだろう。


と理由を見つけると勉強になります。


逆にあまり心惹かれない作品でも、何でなのか考えると勉強になりますよ。