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エリザベス女王杯(GⅠ)-回顧

1. クィーンスプマンテ
2. テイエムプリキュア
3.◎ブエナビスタ
4. シャラナヤ
5. メイショウベルーガ
6.○ブロードストリート

~歴史的逃走劇で大金星、ジョッキーとともに涙の初GⅠ制覇、クィーンスプマンテ~

ミクロコスモスが少し出負け。内から颯爽とクィーンスプマンテ、押して2番手にテイエムプリキュア。
1コーナーを周ったところでリードは5馬身ほどで、まぁ普通のよくある大逃げレベル。
リトルアマポーラは折り合いとつけながら早めに3番手、チェレブリタ、ブラボーデイジー、ジェルミナルまで好位。
中団の前にシャラナヤ、ニシノブルームーンが続き、外にレインダンス、内にメイショウベルーガ、
その間に突っ込むようにピエナビーナス、少し離れてサンレイジャスパー、カワカミプリンセス、ブロードストリート、
後方にブエナビスタ、ウエディングフジコ、殿にムードインディゴとミクロコスモス。

先行勢がリードを広げたのは向正面、2番手のテイエムプリキュアが後ろから突いたことで一気に差が開く。
中団馬群でそれに気づいたのがカワカミプリンセス、当然の早めの進出、続いてブエナビスタも上がる。

京都の長い下り坂を駆け下りるところでリードはだいたい25馬身ぐらいだった、
しかし3番手以降の馬は押している素振りはなく、後ろから来るブエナビスタ以下差し馬に集中していた。

クィーンスプマンテにテイエムプリキュアが並びかけて直線へ。あろうことか2頭ともバテずしかも併せ馬に。
20馬身後方ではブエナビスタが見事な捲りを見せて一気に3番手集団の頭まで上がる、
先に上がっていったカワカミプリンセスのほうは手応えが悪くなっていた。

3番手集団が直線に向いたところで逃げ馬2頭は50mほど前方、
いまだかつてGⅠのカメラがここまで引きになったことはあっただろうかというほど離れていた。

さすがに最後は脚が衰えてきたものの、もう完全にセーフティリードで一騎打ち状態。
3番手集団からは唯一ブエナビスタがものすごい勢いで追い込んできた。
カワカミプリンセス、リトルアマポーラに加え、我慢していたブロードストリートも抵抗できず。

残り100mでクィーンスプマンテがテイエムプリキュアを競り落として優勝、
最後に止まったテイエムプリキュアだが、ブエナビスタの猛追はなんとか凌いで2着は確保した。
ブエナビスタは32.9という脚を使ったものの3着まで、後味の悪いレースになってしまった。


こんなレース当てられるか・・・ハズレ。

「有力どころが総じて後ろ、ということは前の馬がクサい」ってのは競馬の最もポピュラーな常識。
このレースでのんのんと後ろから行く馬に印を打っているようではいつまで経っても養分ですよね^^;



勝ったのはクィーンスプマンテ。

みなみ北海道Sを逃げ切り勝ち、前走の京都大賞典は惨敗だったもののレース内容は面白かった。
2200mまでは先頭だったわけで、しかも牝馬ながらかなりのスタミナを持ち合わせていた。
今考えれば、「同じ戦法でマークされなければ今度こそ」なんてことも考えられたかもしれない。

まぁ全ては後の祭り、次は有馬記念へ向かうそうだがここでどうやら引退みたい。
グリーンFの規程で今年一杯ということで昨年のブルーメンブラットと境遇は似てる、
もういちど、今度はGⅠ馬として気持ちのいい逃げを見せてもらいましょう。
初GⅠ制覇のグリーンF、および会員の皆さんおめでとうございました。




2着、テイエムプリキュア

今回の大波乱、陰の立役者。
そもそもこれほどリードが広がったのは、この馬が向正面でクィーンスプマンテに突っかかったこと。
さらに、早めに交わしにかかった結果、2頭が併せ馬になったことが大きかったように思う。
今年の日経新春杯を逃げ切ってからの現役続行は吉と出た模様、よかったんじゃないでしょうか。
ただ、クィーンスプマンテほどのスタミナは持ち合わせていなかったようですね、
せめてスタートをばっちり決めて、ハナに立っていれば面白かったかも。




3着、ブエナビスタ

レース前は珍しく発汗していた。中間がやや厳しい調教だったため、少しだけテンションが上がったのだろう。
スタート後はやはり後方からの競馬、向正面でカワカミプリンセスが上がっていったのを前に見ながら早めの進出。

直線ものすごい脚で突っ込んできて32.9だが、実際にはカワカミプリンセスがつぶれているように
その前にかなり脚を使っていると考えられるから、ディープ並みの大捲りも可能だったということになる。
今回改めて感じた強さ、体調さえ維持できれば当然有馬記念でも勝負になるだろう。




4着、シャラナヤ

ヨーロッパの牝馬は総じて速い時計に対応できず惨敗というのがオチだったが、
この馬は小柄でスピードタイプのため、かなり日本の馬場にも対応できる力があった。
410kg台の小柄な馬体とふっくらとして弾ける脚を持っていて日本向き、来年また来てくれれば面白いかも。



5着、メイショウベルーガ

いつもよりも前の位置取り、シャラナヤの外からなかなかの脚を使っていたもののほとんど目立たず。
今日のところは仕方ない、重賞レベルでどれだけ勝負になるかという結論は次回に持ち越し。

せめてローカルで

日曜日の京都9レース、嵯峨野特別に出走したティルフィングは9着に惨敗。

休み明けでまだまだ仕上がり途上なこともあって、ここでは勝負にならないかなぁと思っていましたが案の定。
レースは中団につけたものの、4コーナー手前から手応えが悪くなり、直線でも反応悪く下がってしまいました。

まず、この馬の状態がまだまだだったことが一番に挙げられると思いますが、
勝負どころで一気にペースが速くなるレースはちょっとティルフィングには向いていないのかもしれません。
上がり最速を記録することはあっても、33秒台の脚で突っ込んでくるみたいなのはできないですしね。

やはり、この馬のというか弟のグリフィスもそうですが、ローカルで上がりのかかる競馬で浮上しそうです。
あとはうまく捲るロスを抑えてのロングスパートですかね。
この後は、福島か中京あたりを狙って欲しいんですが、どうもローカルに登録が固まっているからなぁ。

今週の予想

今週は週末私用でずっと外出しなければなりませんので、予想できません。

エリザベス女王杯
◎ブエナビスタ
○ブロードストリート

以上、これだけ書いておきます。