【現地観戦】ケリーズノベル、デビュー戦から頭の痛い負け方
2021/9/26 中山5レース 2歳新馬(芝2000m) ケリーズノベル 菅原明良騎手 14着
土日連闘。
なんとか日曜日のチケットも確保して(最終的には一枚譲ってもらって)中山に行ってきました。
土曜日に引き続きの新馬戦。この世代最大の問題児ケリーズノベルのデビューです。
見ての通り、馬体は別に悪くありませんでした。
1番から順番に写真を撮っていって、どれがいいですか?と聞かれれば3番人気ぐらいになってもおかしくないレベル。
しかし、すでにパドックに出てきた時点でメンタルがおかしなことになっていました。
尻っ跳ね、小走りになったり、大きな声で鳴いたり…。
途中から近い馬番の厩務員も離れ始めてめちゃめちゃ警戒されていました。
そして、本馬場入場。
だいたい、新馬戦では誘導馬の後ろに並んでゆっくり入ってきて一斉に返し馬に入っていくことが多いのですが、
早々に隊列を見出し、観客席に近づいてくると先陣を切って鳴きながら走り去っていきました。
そもそもクラブの更新を読み解く限り、競走に対しては前向きで、ただしワンペースでギアが上がらず、
トップスピードがほかの馬より著しく遅いという部分にクローズアップされての課題だと解釈していたのですが、
かなりメンタル面に大きな課題を抱えており、うまくレースに気持ちを向けるということも現状できないのだなと
認識しました。
とりあえず新馬戦のペースだと逃げてパルプンテが起きることを期待するしかなかったのですが、
ゲートから歩いて出てしまい、もはやどうすることも出来なくなってしまいました。
出たなりで中団内を確保したのですが、揉まれる競馬でまともに頭を上げてしまい
さらに脚もなぜか異常に高く上げていて推進力のない走り方にもなってしまっていました。
前半5Fが66秒3のスロー。一定のスピードで走り続けることには長けているとされていましたが、
そういう展開にもならず、さらに自分から動けるポジションにもおらず、万事休す。
あとはTOにならないことだけを祈りながらでしたが、
結果的にはあまり差のつかないレース展開になっただけに助かりました。
1.2秒差なら想定の範囲内と言っていいのではないでしょうか。
メンタルと走り方を改善していってどこまで上積みがあるかというところ。
まだ成長はするでしょうし、体も絞れると思うので、その間に走り方をしっかり教えてあげてほしいですね。
【現地観戦】アイレ、新馬戦は接触連発で力を出し切れず10着
2021/9/25 中山5レース 2歳新馬(芝1600m) アイレ 三浦皇成騎手 10着
アメトリーチェと同じレースにアイレも出走。
思えば先週同じレースを除外され、牝馬限定を捨てて、このマイル戦に挑まざるを得ませんでした。
さて、まずはパドック。
こちらもあまり緒戦からバンバン行けそうな雰囲気は正直なかったですね。
馬体はすっきりとまとまっていましたし、芝のマイル戦という意味では条件的には悪くなかったと思います。
この辺りからちょっとおっかなびっくりな雰囲気が出てきて、
ずっとキョロキョロしながらという感じでした。
三浦騎手はスタンドのファンに決め顔をしながら返し馬に行ったので、自信はあったのかなと思いますが…。
しかし、レースはとにかくうまくいかないことの連続でしたね。
まず、スタートで半馬身ぐらいの出負け。中山のマイル戦は必然的に外枠不利なので、
位置を取ってほしかったですが、それも叶わず後方からの競馬。
2コーナーで馬の行く気に併せてポジションを上げていこうとしましたが、
田辺騎手のタイキバンディエラのケツがもろに直撃し、騎手が尻もちをつくアクシデント。
さらに一旦は馬群の中で落ち着いたはずが、3コーナーで再加速し、大外を上がっていこうとする構え。
ジョッキーは抑えることなく馬任せではありましたが、さすがに勝負どころで苦しくなりました。
すると今後は外からミルコ騎手騎乗のファロロジーが上がっていく構えを見せたので、それに併せていくと思いきや
思いっきり接触してしまい、このレース二度目のブレーキ。
さすがにこんだけやらかせば直線で脚が残っていないのは明らかで
上がり37.1を要し、10着に完敗という内容になってしまいました。
とても力を出し切れたという内容とは言えず、アクシデントだらけで可哀想な競馬でした。
芝のマイラーでしょうけど、急坂のある中山のようなコースは良くなさそうな印象も持ちました。
ぜひとも府中のマイルでリベンジしてもらいたいですね。
ここまで負ける馬ではないと思います。
【現地観戦】アメトリーチェ、新馬戦7着
2021/9/25 中山5レース 2歳新馬(芝1600m) アメトリーチェ 菅原明良騎手 7着
先週は計3頭がデビュー。全頭掲示板を外すという頭の痛い結末でした。
一頭ずつ課題を振り返っていきましょう。
まずは、アメトリーチェ。
ノルマンディーで中央勝ちを目指して出資したイスラボニータ産駒の牝馬です。
しかし、イスラボニータ産駒はわずか4頭しか勝ち上がっておらず、直線の長い大箱の競馬場では一勝もできていないという有り様。
その中でも唯一の2勝馬プルパレイが勝っている条件の中山マイル戦なので、合うかなとは思ったのですが…。
パドックで初対面。牝馬でありながらも476kgと牡馬に混ざっても遜色ないサイズ。
背中にもまずまずゆとりがあり、歩様もスムーズに見えました。
が、首をだらんと下げてあまりやる気のある感じではなかったので、
まさか逃げる展開になるとは思いませんでした。
返し馬も落ち着いていました。
逆に悪く考えるならば、まだ競馬と分かっていない感じだったのかもしれません。
しかし、一転レースではハナを奪う積極的な競馬を披露します。
スタートを五分に出ると、ちょっと気合を付けただけで先頭に立ちます。
やや持っていかれ気味だったのと一応外に一頭いたこともあって、
あまり息は入らず今開催マイルでは最速の前半3Fの35.6で引っ張ります。
もうちょっと息が入る展開になればよかったのですが、
圧倒的人気のキタサンブラック産駒ビジュノワールがびっちり併せてきて、
あちらに有利なロンスパ戦に持ち込まれてしまったのが誤算でしたね。
ビジュノワールに突き放されると最後の坂で大きく失速してしまい、
最終的には1.2秒差の7着でフィニッシュ。
それでも中団から伸びきれずといったものではなくて、先行して厳しい展開を粘ってのものと考えると、
着順や着差ほど悲観しなくてもいいんじゃないかなと思います。
ジョッキーからも短いところのダート馬というコメントが聞かれ、
さらに「そこなら勝てる」と威勢の良いことを言っていただいたそうなので、改めて期待したいです。
坂路の時計と今回のレース内容からしても、
スピードは疑いようがないはずなので、中央ノルマンの馬の中ではポジティブに応援して行けそうな一頭を感じています。











