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凱旋門賞を見て思ったこと

昨日の夜はグリーンチャンネルで凱旋門賞に釘付け。
朝もしっかり起きてレッドディザイアを見届けて、競馬ファンにとって最も長い1日を体験しました。

特に大一番凱旋門賞。
今年はそれほど人気を背負っていたわけでもなく、地上派では関西テレビが録画放送でやってくれただけ。

今年はナカヤマフェスタとヴィクトワールピサが挑戦して2着と7着。
頭数が多くかなりタフな競馬になりましたが、本当によく頑張ってくれたと思います。

ナカヤマフェスタは英ダービーを7馬身差圧勝のワークフォースとの一騎討ち。
結果は敗れてしまいましたが、一旦先頭に立ってからの粘りは素晴らしいものがありました。

ただ、いいところでヨーロッパの馬にねじ伏せられてしまうのは、
ディープインパクトでもハーツクライでも見たような気がします。

一瞬の切れ味で先頭に立つところまではいいのですが、
そこからヨーロッパの馬に力でねじ伏せられてしまうのが現状でしょうか。

ポイントになるのは脚の使いどころと勝負根性。
日本の馬はヨーロッパの馬に比べると反応が良すぎる気がします。
どこまで待つことが出来るかというところですが、現実的に考えて200mを切るまで待つのもあれだし、
勝つには競らせることなく一気に抜け出してしまうしかないと思います。
じっくり溜めて後方一騎のような競馬ができればチャンスがあるかもしれません。


あとは、勝負根性。
今回のナカヤマフェスタは気持ちで走るタイプの馬で、ああいう競り合いでかなり強い馬のはずですが、
それでもやっぱりイギリス、フランスの馬のタフさと言ったら半端ないですね。
やっぱり馬体を併せないで一気に行くしかないのかもしれませんね。

あとナカヤマフェスタの好走要因は日本馬の多くが苦しむ重い馬場への対応力があったことでしょう。
日本の重馬場程度では楽勝にこなしてくれるような馬を連れて行くのがベストでしょうか。




ただ、こういうことを考えられるのも日本の馬がたくさん挑戦してくれるからこそ。

凱旋門賞を制するためには、日本の馬が諦めず挑戦をし続けること。
そしてノウハウを貯めて生かして次につなげること。
ヨーロッパの馬しか勝ったことのない凱旋門賞を制するにはヨーロッパをよく知ることでしょうか。

ナカヤマフェスタのように日本でとてつもないパフォーマンスを見せていなくても凱旋門賞で通用する。
日本のレベルはもう頂点のすぐ近くまで来ているように感じました。

さらに上を目指して日本競馬が挑戦を続けてくれることを祈りましょう。
私たちはとにかく凱旋門賞に憧れを持って日本馬を応援し続けることでしょうか。

2戦目で見えた収穫と課題

土曜日の阪神9レース、ききょうS(OP・芝1400m)に出走したスカラブレイは惜しくも2着。
前の馬にはやや離されてしまいましたが、1番人気エーシンブランの猛追を凌いだのは大きいですね。

パドックでは暴れる馬も多い中、淡々と歩いていました。
ちょっとパドックの内側を歩く感じで元気のないように見えましたし、
体のハリもちょっと足りない感じがしていました。
ここを目標に仕上げてきたとはいえ、
入厩後も気合が入ってこなかったようでそういうところが出てしまったかもしれませんね。

レースでは控える形になり中団待機。
スタートは悪くなかったのですが、距離が伸びても大丈夫なように今後のことを考えて控える形に。
前に行く馬がいなかったこともあり、オースミイージーが楽に逃げる形になってしまったのは誤算でした。
ただ、ややスローな流れでも折り合い面での問題はなく道中は非常にスムーズ。
エーシンブランをマークするような形で外を通って勝負どころで徐々にポジションを上げます。
直線に入ったところでオースミイージーが二の脚で離しにかかり、そこでついていけませんでした。
ちょうどエンジンの掛かってくるところで内にいたエーティーランボーに寄られるところもあって、
特に坂では伸びあぐねてしまいましたね。

それでも坂を登りきってからは外から脚色が勝っていたエーシンブランをきっちり完封。
キャリアのある馬たちを相手に2戦目でこれだけの競馬ができるのですから大したものです。


このあとについてはまだコメントはありませんが、この厩舎なので次は重賞への挑戦もあるかもしれません。
中1週でデイリー杯2歳S(GⅡ)あるいは中2週でかえで賞(500万)あたりが目標になるでしょうか。


今回は控える競馬を経験してしっかりと対応してくれたし、
直線で外から脚色の良い馬が来てもそこで反応してもう一伸びする力を見せてくれました。

ただ、初めて経験した坂はちょっと苦にするようなところも見えてここが課題になるでしょうか。
順調に行けば次は京都競馬場になるはずですが、その先も見据えてしっかりと鍛えてもらいたいです。

スプリンターズS(GⅠ)-予想

夏競馬は予想をお休みしていましたが、GⅠということで久々に予想してみようと思います。

今日は朝4:30からレッドディザイアの応援。
日中は日本の競馬があって、スプリンターズステークス。
夜には凱旋門賞と競馬ファンにとって最も長い一日になりそうですね。

(合田さんとかいつ寝てるんだろう・・・)


今回のメンバーは揃っているものの、信頼のおけない馬ばかり。
連勝中にキンシャサノキセキが前走を取り消したことで、
前哨戦2着のグリーンバーディーが1番人気になっている混戦っぷり。

とにかく取捨の難しい馬が多くて軸に据えるには頼りない馬ばかりですが、
そこに突っ込まないことにはプラスにならないのが今年のスプリンターズステークスですね。


◎ワンカラット

この夏の充実ぶりが目立つ一頭。
正直言って地雷臭もするけど、本命で狙うには面白い馬だと思った。

前々走の函館SSだけでなく前走のキーンランドCの行きっぷりには驚いた。
あれだけのスピードがあれば勝つべくして勝ったという印象を受けた。
キーンランドCでは陣営から状態面で歯切れのいいコメントがなかったことから本調子ではなかったらしいが、
今回は調教が抜群に良く、夏競馬のダメージはないと考えて良さそう。

鞍上も不安だし、直線の坂のあるコースも不安ではあるが、
いい意味で牝馬らしさのない馬だし、乗り越えてくれると思います。
逃げる馬に人気どころがおり、ある程度ペースが速くなりそうなので、この馬はレースしやすいはず。
過去10年逃げ馬、先行馬が全部勝っていることから、相当ペースが速くなっても前で決まると考えた。




○ビービーガルダン

昨年ほどの勢いがないが、今回のメンバーのなかでは一番安定している馬。
函館SS、キーンランドCはともにワンカラットに敗れたが、ともに5kg差、4kg差と斤量差があって、
しかも前走は直線で前が壁になり脚を余して負けたこともあって今回は狙い目。

こちらもある程度先頭を見ながら競馬を出来ることもあって、安定した成績も納得。
昨年ほどの勢いはないが、中山【1-2-1-0】という成績でもあり複勝圏なら一番信頼できる。




▲グリーンバーディー

前走の内容からある程度人気になることは読めていたがここまで抜けて1番人気になるとは。
今回のメンバーでは明らかに力が上というようなレース内容だったが、脚質に疑問が残る。

今回も「今回も後方に位置取り、最後の急坂に備えるつもり」というコメントが大いに引っかかる。
前走は馬群を縫いながら伸びてきたが中山だとさらに間隔が詰まるので馬群を捌くのは困難。
大外に回して勝つような馬はデュランダルぐらいしか思い浮かばないし、そういうレースでは厳しい。
馬場状態を考慮して好位につけられてしまえば、それで快勝は決まりかもしれないが・・・。




△キンシャサノキセキ

4連勝のあとしっかり夏を休養に充てて、セントウルSを迎えるはずだったが疝痛で回避。
ただ、取消の影響は全く感じられないとのこと。リフレッシュして帰ってきた様子。

でもやっぱり疝痛明けも気になるし、休み明け【1-0-0-4】と安定しない。
地力は侮れないのでしっかり抑えないといけないとは思うが・・・。



△ウルトラファンタジー

グリーンバーディーに3連勝中。
逃げ馬なので成績は安定しないが、一発がある馬。
その力は全くの未知数だが、馬体重を見る限りかなりのパワータイプで坂もこなしそう。
人気もないことだし、合田先生もイチオシなので買っておいてこなきゃすいませんってことで。



△ローレルゲレイロ

最後も一発があるローレルゲレイロ。
今回は逃げ馬が多く自分のレースができるかどうかがポイントだが、
この馬は前走がどうとか勢いがどうとかはあまり関係のないタイプでハナを取り切れば強い。

今年は海外遠征、ダートなど新しいことに挑戦しており、スプリント戦線からは離れているが、
ゴールデンシャヒーン4着など結果は残しておりまだまだ衰えはないと見る。



◎ワンカラット
○ビービーガルダン
▲グリーンバーディー
△キンシャサノキセキ
△ウルトラファンタジー
△ローレルゲレイロ

◎軸○▲△△△馬連
◎○軸▲△△△三連複マルチ
三連単F5,6,8→5,6,8→2,3,5,6,7,8,14,15