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【現地観戦】ダルエスサラームが紅梅Sを制覇

ブログは最近大いにさぼり気味ではありますが、この間はとにかく遠征続きで忙しくしています。

むしろ一口ライフが充実しすぎて、更新がおろそかになりました。

 

年明けからは中京と遠征を2週連続で行ってきました。

そしてどちらの週も勝利を見届けてくることができました。

ということで、新しいほうから振り返ります。

 

2023/01/15 中京10レース 紅梅ステークス(L) ダルエスサラーム D.イーガン騎手 優勝

 

前々走で2馬身差の勝利で勝ち上がり。前走のつわぶき賞は2着惜敗と堅実な走りを見せるダルエスサラーム。

3か月連続での出走となった今回の競馬も短期放牧を挟んで前回と同条件でした。

 

 

まずはパドック。馬体重は前回と変わらず438kgでした。

ダイワメジャーの仔ではありますが、比較的胴回りが長めですっきりしているタイプ。

極端ではないもののちょっと細くなったかなという印象はありました。

 

さらにパドックではずっと小走り気味でかなり入れ込んでいるように見えました。

1月の競馬でありながら股からは発汗しており、なかなかの興奮状態。

これがいつ見に行っても同じ感じなのですごく心配しているわけではなかったのですが、

もうちょっと落ち着いて歩けたほうがいいですかね。

 

 

イーガン騎手が跨っての返し馬からは入れ込みが悪目立ちするようなことはなくなりました。

上位2頭には少し離された4番人気でゲートに入ります。

 

 

レースでは、イーガン騎手が明らかに意識して、ゲートを出るタイミングも完璧。

そこからしっかりと押していきますが、行き脚がつかず中団からの競馬になります。

3コーナーから強気に上がっていって、直線に入るころでは3番手。

ただし、ここの時点でかなり脚を使っているように見えました。

 

直線では大きく広がる中、馬場の良い外目の進路を確保。

下も悪い中で頭が上がったりフォームが一定しない中、イーガン騎手がグイグイ押して先頭に躍り出ると、

さらに外から迫るライバルを封じ込めての勝利。

 

 

ただし、イーガン騎手は左鞭連発で後続にかなり迷惑をかけてしまいましたね。

一番伸びていた大外のバースクライに併せに行ったんでしょうけど、

真っすぐ走らせることを意識すべきだったかなとは思います。

 

ウィナーズサークルでかなり待たされてしまい、イーガンが来ないと関係者がざわつく場面もありましたが、

降着自体はなしということで無事勝利となりました。

 

自身としては、昨年のフォラブリューテに続いてこのレース連覇となりました。

3か月続けて使ってきたので、いったん休養かなとは思いますが、

騎手の手配も含めて春のローテをどう組んでいくのか注目したいですね。

地方競馬の馬主になってみて

まるぃもさんの紹介されましたので書いてみようと思います。

テーマは地方競馬の馬主のこと。

 

一口民であれば、興味を持たれている方も多いかと思うので、

まだまだ3年目の駆けだしですが、ちょっとした感想を。

 


【きっかけ】

まずは地方競馬の馬主になろうと思ったきっかけですが、

ノルマンディーの地方馬ライズインザノースとモンストルオーソに出資したことでしょうか。

一口馬主としてはどうしても中央で大きなレースを勝ちたいという気持ちが強いのですが、

一方で一頭あたりに使えるレース数がどんどんと減ってきている現状の中、

コンスタントに使ってくれる、そして気軽に応援に行ける(南関東は混んでいない)

面白さに気付いたというところがあります。

 

そして、興味を持ったところで、グランデッツァが種牡馬となり、

別馬の見学で社台ファームに行った際、

「グランデッツァの仔は募集されるが40口ではなく地方オーナーズかもしれない」という言葉があり、

「グランデッツァの仔で地方馬主になろう」という明確な目標ができました。

 

 

【地方馬主になるまで】

「地方競馬の馬主になるには書類の準備などがめちゃくちゃ大変」と噂されていましたが、

私は社台地方オーナーズでお世話になることを決めていたので、

社台オーナーズに連絡してサポートをしていただきました。

 

とはいえ、手続き書類を郵送いただき、ちょっと分からないことを聞いたぐらいで、

あとは自分で対応できるものばかりでした。

税務署から収入証明書(課税証明書?かなにか忘れましたがw)、

法務局から登記されていないことの証明書、あとは確定申告書類の写しなど一式そろえて

地方競馬全国協会(地全協)へ提出。

書類を揃えるために会社を休んだのは0.5日でスピーディにできました。

一式資料を揃えて提出したのが2020年の4月でしたが、ずいぶん待たされて認可が下りたのは8月でした。

どうも登録が年3回ぐらいしかないらしく、基本待たされるようです。

 

 

【ついに共有馬】

ということで、実際認可されていない状態で募集に臨んだのが、2020年6月の地方オーナーズ。

オーナーズのスタッフさんに「大丈夫ですよ~」と言われて一頭入魂で申し込みしたのがグレイテストワークでした。

 




よりによってララベルの弟ということで、一口70万と地方馬としてはかなり値が張ったのですが、

それもあって無事に持たせていただくことができました。

相手は顔も知らないだろうけど、あの"吉田照哉氏"と共有しているということになって嬉しかったです。

 

 

【オーナーズが一口と違うところ】

ここからが本題です。社台地方オーナーズですが、とはいえそんなに一口馬主と変わりません。

ログインして更新を楽しみに待ち、レースがあれば応援に行くという基本的なところは同じです。

でも、少しずつ違うところがあるので、紹介したいと思います。

 

①売買契約書と覚書

正式名称は「馬匹売買契約書」と「共有馬管理等に関する覚書」の2種類。

簡単な書類ですが、一応がっつりと提出を求められます。(競走馬の登録に必須だとか)

ちなみにこの際にアンケートが同封されていて、どこの厩舎が好きか、どの騎手が好きかを尋ねられます。

一応参考にはされているとか…いないとか…。


 

②口取り撮影

基本的に事前連絡は必要ありません。勝ったらウイナーズサークルに来てくださいという感じですので、

コロナでちょっと制約がかかったりはしていますが、抽選落ちみたいなものはありません。

ちなみに40口とオーナーズは勝った場合の写真が2枚(レース写真と口取り写真)届くのですが、

オーナーズでは自分が口取りに参加している場合、写っているものに差し替えていただけます。

 

 

【地方馬主になるとできること】

続いて、オーナーズから離れて地方馬主になるとできることを紹介します。

 

①馬主席

まずはなんと言ってもこれでしょう。

実は南関東でもルールが異なるのですが、例えば大井であればL-WINGの席を、船橋であればちゃんとした馬主席を

川崎は馬主会に入らないと豪華な席には行けないなどいろいろとルールがあります。

寒い日もぬくぬくと競馬は見られますし、さらにパドックなども馬主用の席は用意されていますので、

事前に張り込んだりする必要はありません。(警備員さんに「どうも!」って言いながら入っていくの楽しいですw)

あと、地味なところですが、駐車場も準備されているところはありがたいですね。

 


(船橋競馬場のスタンド席より)


②見学

馬主であれば厩舎地区に入ることなどが許されます。もちろん勝手にとはいかず調教師などに連絡と許可を取って

ということになりますので、すぐに可能になるわけではありません。(人脈が大事です)

競馬場に行ってレース後にも愛馬に会えるって得した気分ですよね。

 




③セールへの参加

もちろん馬主なので、セリへの参加も可能になります。

日高軽種馬農業協同組合(通称HBA)にはバイヤーズガイドというページが用意されています。

バイヤーズガイド/HBA 北海道市場

 

こちらでカタログの送付を依頼し、購買者登録をすることによってセリへ参加することが可能です。

現実的に今すぐ一頭持ちというのは厳しいとは思いますが、ぜひ共有馬主で参加してみたいですね。

 



 

【地方馬主のお金のはなし】

続いて気になるのが、やはりお金です。

結論から言うと中央で一口馬主をやっていたほうがまだいいかなと思えるぐらいなかなか厳しいです。

それでもあまり気づかれていない点もあるので、オーナーズでしか賞金を獲得したことがない

私の視点からではありますが、書いてみたいと思います。

 

①維持費

中央で走っている馬たちと違って、かなりの割合で入厩している時間が長い馬が多いです。

持ち回りの開催があるごとに基本使っていくというスタンスの馬が多いので、

あまり外厩に何度も出すということは稀ではないでしょうか。

しかし、入厩時の維持費はだいたい中央の半分くらいが相場。大井が高めで浦和は安めといった傾向はあるみたいです。

つまり入厩してガンガン使っていけば、出ていくお金は比較的安くなるというのはあります。

 

ちなみに私の共有馬はミッドウェイファーム(認定厩舎)にいます。

設備はピカイチで結果も抜群に出ていますが、維持費としては相場より高めなのは間違いありません。

 

②賞金

競馬新聞を見る限り、「えっ、こんな安くて大丈夫なの?」と不安になりますが、

実は付加奨励金という裏ドラがありまして、これが馬鹿にならないのです。

例えば、大井競馬で大井所属馬が出走した場合

1着賞金120万円のC1クラスで優勝した場合、なんと賞金の2/3にあたる80万円も奨励金が加算されます。

さらにどうやら進上金の対象になっていないため、手元に入るお金としては45%ぐらいがこの奨励金になります。

逆に、遠征するとこのような高額な奨励金は対象外となってしまいますので、手取りには大きな差ができますね。

この事実を知ってからは「できるだけ大井で使ってくれ」といつも思っています。

 

 

【結論】

ということで長々と書きましたが、地方馬主となって3年目、一言で表すならとても楽しいです。

一口馬主から一歩踏み込んだ世界の面白さを感じています。

 

まだ詳しくは書きませんが、仲間内で共有することも決まりましたし、

これからも細く長く続けていけたら嬉しいですね。




【現地観戦】福島遠征~シタン~

2022/11/13 福島7レース 3歳以上1勝クラス(芝1200m) シタン 西村淳也騎手 5着

 

いよいよ福島遠征も最終回ですね。

最後は7レースに出走したシタン。5頭出しだけに一頭ぐらい勝ってほしかったですが…。

 

 

1歳の冬に牧場見学して以来、2年ぶりに実馬を見ましたが、相変わらず小さかったですね。

体高が他の馬とは一回り足りず、細いというより小さかったです。

これでも重馬場の未勝利戦を勝つわけですから、わからんものです。

 

 

馬体重はマイナス6kgで406kgとなかなか条件的には厳しそうに見えました。

また、1200mを使う馬のなかでは、かなり落ち着いた立ち振る舞いだったので、

もうちょっと距離が長くても良いかなと思いました。

 

スタートはしっかり出ることができたものの、その後に内から玉突きで寄られて接触がありました。

そこから折り合いを大きく欠いたわけではないものの、軸が斜めになって外側に寄れそうな雰囲気での追走でした。

4コーナーでは手綱が動きながらも射程圏で上手いこと外に出すことができました。

 

 

しかし、その外から伸びてきたのはあろうことか妻の出資馬フリートオブフット。

 

 

夫婦対決は何度かありましたが、一度も勝ったことがないような気がします…。

スパッと差されてしまい3着争いにもわずかに敗れて5着でした。

 

 

終いが甘いのは前走と同じでしたが、勝負どころで手応えが怪しくなりながら最後まで脚は使えていますので、

ちょっと1200mは距離が短いのかなという気がしました。

この体重でも馬場をこなすことができたのは収穫ですね。

 

このあとは放牧に出して、心身のリフレッシュを図るとのことですから、次走は来年でしょうか。

さすがにもう一回り成長が欲しいところで、来年に向けてしっかり食わせこんでほしいですね。

 

ということで、競馬場で見るのはこれが初めてという馬が4頭もいた遠征は一つも勝てずに終わりました。

それでも現地のお友達に会えたり、格安で温泉に入れたりとなかなか堪能できたと思います。