初段で+2cmの理由
身トレでは骨の成長目標を一つの段で2cmと設定しています。
理想としては、
お客様が成長をロスする要因には、積極的にカウンセリングを利用いただければ防げるものがありますので、是非カウンセリングを利用いただき、ベストな成長を目指していただきたいと考えています。
今回はその中でも、特に重要なことを述べていきます。
過剰負荷は禁物
身トレは「やれば、やっただけ伸びる」
「もっとやれば、もっと伸びるんじゃないか?」と考えてしまうお気持ちはわかるのですが指定量を超えて成長が続いた例は、ほとんど有りません。負荷が高過ぎると骨強度を太さで解消する傾向が強くなり「
そして過剰負荷で成長が停止してしまうと、二段に移行して次の成長を狙うか、
骨を伸ばせる負荷とは
身トレでは骨が伸ばせるのに、他のスポーツでは伸ばせないし、太くもできない。これが意味するところは、身トレでは骨に非常に大きな負荷がかかっているという事です。
非常に大きなとは、「人間はこんな負荷で運動しない」という水準です。プロのアスリートが故障ギリギリのトレーニングで身体を鍛えても背は伸びないわけですから、骨だけで考えれば身トレではアスリート以上の負荷がかかっている事になります。
その過剰な負荷を使って骨を太くしてしまうと、とても強い骨(=伸び難い骨)に変化します。
閾の幅が狭くなる
また、高負荷になるほど、「伸びるのか?、太くなるのか?」どちらに転ずるかが微妙になってきます。
初段であれば両者の閾(=しきい。敷居と考えても良い)には幅があり、指定の負荷量であれば「伸びる」の部屋に入れるのですが、負荷を上げてしまうほど敷居は低く、狭くなって、「太く」の部屋に踏み込んでしまうのです。ですから高負荷を余儀なくされる3段での成長目標は2cmとはせず1cmとし、「初段から三段で、合計5cmの成長目標」としてあります。
そして、一歩「太く」に入ってしまうと、負荷を下げて「伸びる」に戻すことはできなくなります。高負荷に耐えられるように「太く」なったわけですから、負荷を下げれば骨が反応しなくなって当然です。
こうなると、更に高負荷で「太く」ならないような量を見極めて運動する必要がありますが、
①高負荷で、閾(しきい)は更に狭く不明瞭になり、
②最適の負荷量を見つけるのに時間がかかり、
③時間がかかった分だけ更に伸び難い骨に育つ
という悪循環に陥りますから、結局は一年トレーニングを休止して、骨強度を少しでも下げ、伸びても伸びなくても初段を一定期間行い、その後二段に移行する。という方法が最も効率が良くなってしまいます。
また、ここで失った「?cm」は、「太さ」で消化されていますから、もう長さとして取り戻すことはできません。
こうなる前にカウンセリングを
身トレでは
①トレーニング内容を変えない、
②他の方法論を持ち込まない
ことが重要です。他のあらゆる方法は成長の邪魔になります。
ところが、男性は自分で工夫しようとする傾向が強く、トレーニングを変えがちです。一方、女性は教えられたことを忠実に守り、変えようとしないので、この点でも伸び易くなります。
これは男性の特性なのだと思います。空手を教えていても男性は「自分のやり方」を優先し、行き詰ってしまうまで「聞く耳持たない」ですから、一度言って聞かない場合は「壁にぶち当たるまで、ほったらかし」が一番効率の良い指導方法です。
男性のこの特性(一部を利用し、その他を自分流に変える)が、新しいものを創る原動力なのでしょうから、決して欠点ではないのだと思います。
しかし身トレで壁に当たれば、その段は実質終了ですから、ぜひご自身の解釈が間違っていないかどうか、お問い合わせください。
男性のお客様は「書いてある通りに、やってる」つもりでも、必ず解釈の違いが生まれる。それが男性の特質なのだとご自覚ください。