身長を高くするトレーニング(身トレ)

身長を高くするトレーニング(身トレ)

空手・セイルボート・身長を高くするトレーニング・その他を全て統合。

身トレ ブログ

前回、述べたような「背が高い人に目が行ってしまう」という傾向は多くのお客様に共通しています。

それは我々の成長過程に原因があります。

 

誰がリーダー? どうして、そう思う?

 

小中学校の頃を思い出してください。

上級生を体格で見分けることができましたね?

つまり上位者は大抵、自分より背が高いのです。

 

小中学生という最も多感な頃に、これを感覚として記憶していくのが多くの国で一般的なので、「背が高い=上位者」という認識をぼんやりとながら培っていきます。

 

私も子供の集団を引率する時に、ついやってしまうのが「一番大きい子をリーダーに選ぶ」です。

そして大抵の場合、その決定に不満が出ることはありません

 

これは職場でも起こりがちなことです。

同期で入社したグループは、入社時点では能力が不明です。

そうすると背が高い人が暫定リーダーに選ばれがちです。

他の人が能力差を発揮する機会が無ければ、そのままの序列が続きます。

 

いくつかの国で年収と身長に比例関係があるとレポートされるのも、この影響と思われます。

 

上の写真も何の情報も無いのに「真ん中の背が高い人」がリーダーに見えます。

理由は?

背が高いからですよね?

 

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平均身長は40年間変化がありません。

しかし、私のお客様の多くが「若い人は背が高い」と感じています。

 

 

そこで平均身長に近いお客様には、こんな提案をしています。

 

「すれ違う人の身長が自分より

 高い時は+1

 低い時は-1

 合計がいくつになるか

 確認してみてください。」

 

そうすると大抵は、合計「0」近辺で収まり、

「若い人は背が高い(=平均身長に変化がある)」

 が否定されることになります。

 

つまり「若い人は背が高い」は錯覚です。

平均身長に40年間変化が無いのですから当然のことです。

 

この錯覚は、背が低い人を無視してしまうことから起こります。

 

では、なぜ背が高い人に目がいってしまうのでしょうか?

 

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日本人の平均身長は

1982年に男性170.1cm。

1981年に女性157.1cm。

これ以降、1cm以上の差が現れたことはありません。

もう40年以上、変化が無いことになります。

 

データ元: 統計で見る日本 e-Stat 政府統計ポータルサイト

 

平均身長の数値にはいろいろな意見があります。

しかし、これは政府統計のデータです。

これ以上のビックデータはありません。

大数の法則からして最も信頼できるものと思います。

(母数は不明です)

 

ちなみにこのデータは高校3年生(17歳)のものです。

17歳以降も成長する人はいます。

しかし平均値でみても前年(16歳)からの成長量が1cm以下となるため大多数の生徒(男子)が高校2年で成長停止すると考えられています。(女子は14歳とされる)

 

高校進学率は95%以上ですので、これが日本人の平均身長の実態と考えて良いと思います。

 

この状況から身長について、わかることが色々とあります。

 

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