アゼルバイジャンとアルメニアの戦禍の行末 | ヤモリのつぶやき

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日々のニュース解説等をつぶやきます......

 あいも変わらず学術会議関連で愚かしい議論が続くが、もうスルーでいいだろう。

 騒げば騒ぐほど問題を露呈して墓穴を掘るだけだ。

 

 さて、先日、第一報をお送りしたまま放置していたアゼルバイジャンとアルメニアの戦禍。
 どうも発生そのものも盧溝橋事件ばりに怪しい流れだ。
 双方の言い分が真っ向からぶつかるからだ。
 また、戦争自体が近代戦見本市状態である。
 元々、軋轢のあったところに起こる怪しい動きと言える。

 この問題は加速すると、EUにも飛び火するし、露も具合が悪い。
 しかし、トルコとアゼルバイジャンはやる気満々である。
 中東の和平が加速していく中、新たな火種はどういった方向に行くのか。
 中東に関しては、ここの所、こういった流れだった。
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トランプ氏、中東和平案を発表 パレスチナは反発 2020年1月29日
https://www.bbc.com/japanese/51291425
中東和平問題とは 経緯と争点 2020年1月29日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51291327
トランプの中東和平案は、イスラエル占領を既成事実化する「トロイの木馬」
Trump’s Trojan-Horse Peace Plan
2020年2月7日(金)カリド・エルギンディ(中東問題研究所上級フェロー)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/02/post-92344.php
中東和平についての日本の立場 令和2年3月17日
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/middleeast/tachiba.html
中東バーレーン、イスラエルと「和平合意」 トランプ米大統領が発表 2020年9月12日
https://www.bbc.com/japanese/54127960
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トランプ氏、ノーベル平和賞候補入り 米政府発表 2020/9/10
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63659980Q0A910C2EAF000/

 こういった経緯にあって、中東での火種が少し低減して対イランの問題に絞られている中での、新たな火種。
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アゼルバイジャンとアルメニア 戦闘で90人以上が死亡 2020年9月29日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200929/k10012639161000.html
 
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アルメニアとアゼルバイジャン、係争地巡る戦闘続く 重火器で砲撃 2020年09月29日
https://www.epochtimes.jp/p/2020/09/62819.html

 この段階でだいぶ怪しい動きと言わざるを得ない。
 これらを端的に理解するのには、下記が役に立つ。
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アゼルバイジャンとアルメニアの軍事衝突はなぜ一大事か
Why You Should Care About the Escalating Nagorno-Karabakh Conflict
2020年9月30日(水)デービッド・ブレナン

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/post-94587_1.php
旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンが30年にわたる係争地で再び大規模戦闘 世界が注目するワケは?(2020年10月2日)•2020/10/02

https://youtu.be/1BfG8FQqEzE

 揉める理由も民族紛争のような状態だから、なかなか根深い。
 それぞれの国家はこういった感じだ。
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アゼルバイジャン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3
アルメニア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%A2

 元から相容れにくい所に、謎の攻撃を仕掛けた奴がいるはずなんだが、それについてはなぜかあまり議論されない。
 お互いで、お前がやったんだろう状態である。
 そして停戦要請にトルコが反発である。
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アメリカ、アゼルバイジャンとアルメニアに呼びかけ
アメリカからアゼルバイジャンとアルメニアに「交渉」が呼びかけられた。
02.10.2020 ~ 05.10.2020

https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2020/10/02/amerika-azerubaiziyantoarumenianihu-bikake-1501488
米仏ロ、ナゴルノ紛争の即時停戦を呼び掛け共同声明 トルコ反発 2020年10月2日(金)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94598.php
 ↓↓↓↓↓↓
アゼルバイジャンとアルメニアの衝突巡り仏・トルコが非難の応酬 2020年10月1日
https://jp.reuters.com/article/armenia-azerbaijan-idJPKBN26M4MM

 トルコの後ろ盾と露の不参加を受けて、気炎を上げるアゼルバイジャン。
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アゼルバイジャン大統領、「アルメニア軍撤退まで」戦うと表明 10/1(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0452a9462580bd2ae8f427053177f04e90d0b3e4
 ↓↓↓↓↓↓
停戦交渉 アルメニア応じる姿勢もアゼルバイジャンは拒否 2020年10月3日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201003/k10012646031000.html
ゼレンスキー・ウクライナ大統領、「アゼルバイジャンの領土保全と主権を支持」
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、アゼルバイジャンの領土保全と主権を支持すると表明した。 03.10.2020 ~ 06.10.2020

https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2020/10/03/zerensukiukurainada-tong-ling-azerubaiziyannoling-tu-bao-quan-tozhu-quan-wozhi-chi-1502117

 そして、いつものように傭兵が集結している。
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アルメニア・アゼル紛争「イスラム過激派が参加」 仏大統領 2020年10月2日
https://www.afpbb.com/articles/-/3307711
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アゼルバイジャンにシリアから「イスラム過激派」 仏大統領、トルコに説明要求
 AFPBB News 2020/10/02

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A2%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%8B%E3%82%89-%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E9%81%8E%E6%BF%80%E6%B4%BE-%E4%BB%8F%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98-%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%AB%E8%AA%AC%E6%98%8E%E8%A6%81%E6%B1%82/ar-BB19CAMV

シリア人戦闘員64人死亡 アゼルバイジャンに1200人加勢―旧ソ連係争地 2020年10月04日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100400200&g=int

 戦闘で死者が出ているのに不適当な発言かも知れないが、こういったのを見ても欺瞞著しい。
 結局、当事者を超えて激化していくわけで、始末が悪い。
 そういった中で、こういった見方。
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【解説】アルメニア・アゼルバイジャン紛争はさらに過激化するのか─元NATO欧州連合軍最高司令官が読み解く 10/2(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/aca78d54b4cc044776b3950de9f81dd826359f21

 しかし、米露の動きは重い。
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米ロ、5日に軍縮協議 新START延長が焦点=通信社 2020年10月05日
https://www.epochtimes.jp/p/2020/10/63009.html
 ↓↓↓↓↓↓
米ロ高官がヘルシンキで会談、新START延長協議 2020/10/6
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64652930W0A001C2000000/

 核軍縮を話し合う段階で、上記のことも議題に上がるかどうか。
 いずれにしても、露はあまりやる気がなく、アゼルバイジャンとトルコが燃えている状態だ。
 そして、どんどん熾烈化していく。
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係争地めぐる戦火拡大 アルメニア軍、民間へのミサイル攻撃開始か 2020年10月5日
https://www.afpbb.com/articles/-/3308209
アゼルバイジャン第2の都市攻撃 アルメニアと戦火拡大 2020年10月04日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100400392&g=int
アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘 民間への被害拡大懸念 2020年10月5日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201005/k10012648331000.html
アルメニアに避難民 おびえる市民―ナゴルノカラバフ紛争 2020年10月04日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100400250&g=int
戦闘逃れたアルメニア人、首都を目指す 両国の死者240人超え 2020年10月4日
https://www.afpbb.com/articles/-/3308047
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アゼルバイジャン、アルメニア軍拠点を爆撃…停戦協議微妙に 2020/10/04
https://www.yomiuri.co.jp/world/20201003-OYT1T50308/
ナゴルノ・カラバフ紛争が拡大 アゼルバイジャン主要都市に砲撃 2020年10月5日
https://www.bbc.com/japanese/54414437

 お互いを過激に攻撃し合う状態だ。
 そして、恐らく受け入れる可能性ゼロのこういった話。
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アゼルバイジャン大統領、アルメニアにナゴルノ撤退期限設定を要求 2020年10月5日
https://jp.reuters.com/article/armenia-azerbaijan-idJPL4N2GW0BV

 

 そこにはアルメニア人がいるから、住んでいる方々が別の国を建てようとしていたとしても、おいそれと見過ごすわけにもいかない。
 核心になるのはトルコの支援なのでトルコに要請が入るものの、けんもほろろである。
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アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘 トルコに停戦要請の声 2020年10月6日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201006/k10012649691000.html
アラブ連盟事務局長、トルコの緊張は「良い結果にはならない」 05 Oct 2020
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_23850/

 そして、傭兵だけではなく武器もあちこちから提供されている。
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アルメニア、アゼルバイジャンからのイスラエル製の神風ドローンによる攻撃 イスラエルに提供停止を訴え 佐藤仁 | 学術研究員 10/5(月)
https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20201005-00201573/
“神風ドローン”が自爆攻撃。アゼルバイジャンがアルメニア側に使用 10/3(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6219bf812db11dfc24ba34d751e86a2d16451572
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イラン外務省、イラン経由でアルメニアに武器が輸送されているとする主張を否定
イラン外務省のサイード・ハティーブザーデ報道官は、ナゴルノ・カラバフにおける軍事衝突に関してアゼルバイジャンの領土の一体性が尊重されるべきであると発言した。 06.10.2020 ~ 06.10.2020

https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2020/10/06/iranwai-wu-sheng-iranjing-you-dearumenianiwu-qi-gashu-song-sareteirutosuruzhu-zhang-wofou-ding-1503348

 代理戦争化だけではなく、武器商人の暗躍状態なのだ。
 結局、当事者の思惑を大きく超えた動きになってしまう。
 しかも、飛び地はそもそもアルメニア人が多いもののアルメニアそのものでもない。
 これでEUの原油ラインなども脅かされてしまう。
 一方、米露がこの問題に手を出し始めるとさらにこじれる可能性もある。
 この情勢で得をするのは、支那、武器商人、戦争がないと御飯食い上げの傭兵連中だ。

 支那に関しては、米露が注力すれば南・東シナ海が手薄になると睨んでいると推察されるからだ。

 いずれにしても、戦局拡大を食い止められるかが肝だ。

 一方、少し離れた露の隣りにあるベラルーシでも相変わらず揉めている。
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ベラルーシ首都で政治犯釈放求め数万人がデモ、警察が放水銃使用 2020年10月05日
https://www.epochtimes.jp/p/2020/10/63019.html
ベラルーシはロシアの従属国になるのか? 甦るゾンビ条約 2020.10.06
https://globe.asahi.com/article/13789718
 ↓↓↓↓↓↓
米、ベラルーシに制裁 閣僚ら8人の資産凍結 2020/10/3
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64586270T01C20A0000000/

ベラルーシ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7

 こちらは民主化を推進する揉め事だ。
 ちなみに、キルギスでもだいぶ揉めている。

 旧ソ連の影響が薄くなると、それはそれで揉めるという問題がある。

 

 それにしても、世界中で紛争というものが無くなった時がない。
 本当に愚かしいものだが、それぞれの当事者たちは真剣に命をかけている話だから、あまり軽々にも言えない。
 いずれ落ち着く所に落ち着くんだろうが、あまり命を散らさずに温和にお願いしたいものだ。

 

 さて、日本にとって、これらはどういった影響があるか。
 遠い地での紛争はあまり興味がないかもしれない。
 しかし、文中で述べたように、米露や武器商人が絡んだ動きというのは、当然、支那などの軍事軋轢も絡んだ話になる。
 同じようなパターンで台湾などに攻撃を繰り出す可能性もある。
 この時、米露の動きも極めて重要で、今後の世界再編を占うような話になるのだ。
 大国が絡む話は、何かしら関係があるものだからだ。
 今のところ、緊張はすれど緩和はしないというリスキーな情勢だ。
 すると、世界情勢全体も同じ方向性とみてよい。
 しばらくは落ち着かない状態となるだろうから、ニュースに注視していく必要があるのだ。

 了

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