支配か墓穴か国益か1 | ヤモリのつぶやき

ヤモリのつぶやき

日々のニュース解説等をつぶやきます......

 ついに6月だ。
 今月で一年の半分をすぎるかと思うと暗澹たる気持ちだ。

 さて、香港問題が熾烈な状態になって土日を挟んだため、情報がたまりまくるが止まり気味という状態だ。
 現段階で解っている話を整理しよう。
 また、この香港問題は、日本の国益に関わる大きな話なので、香港だけの問題だという認識は誤りなのでご注意いただきたい。
 先日も指摘したんだが、どうも問題の単純構造化を望む方々が多いようだ。
 発言にしても立場にしても組織にしても国家にしても、全てにおいて、そんなに単純じゃない。
 全てはある局面での断片でしかないから、そういった欠片を寄せ集めて全体像を認識し、どちらに進むのかの判別をしていかねばならない。

 卑近な例で説明しよう。
 殆どの方は、学校や会社など、何らかの組織に所属したことがあるはずだ。
 クラスごと、部署ごとに色があって、先生や上司、役員なども派閥っぽいものを形成しているのはよくある事例だ。
 ここで反目していたり、全体の方針に疑問を持っていても、最終的には組織全体のものとしてイメージが形成される。
 学校に不良がたくさんいて不良学校というレッテルが貼られるとか、ブラック上司が一杯いて、イメージが無茶苦茶悪いとかという場合に、全ての構成員がそういう類の人たちかというと、そんな事はありえない。
 そしてまた、上司がAと言っていても会社の方針で相反するBになる事もあれば、Bって言っていたのになにかの都合でCに変わることもある。
 物事は常に混沌としていて、断片だけでは何もわからないものなのだ。
 さりとて、全体としては何らかの動きが出て結果が生じる。

 
 そして曖昧模糊としたもやもやしたものから、さまざまな働きかけがあって、動きが決まっていく。
 末端の小さな動きがまるっきり無駄だということでもない。
 組織=集団になると、しばしば思考のシンクロと言うか、変な同調が起きることで些細なことに全く気が付かないことがある。
 まるで喧騒の喫茶店が一瞬、静かになるかのように、思考の穴が出来ることもあるのだ。
 したがって、些細と思いがちな声でも、上げてみると効果が出ることもある。
 だからこそ、多角的な意見というものが極めて重要なのである。
 無論、アホな意見として厳しく指摘されたり、却下されることもあるだろう。
 それを恐れて穴を塞がないと、組織のスタックに繋がり、自分にも被害が生じるという構造なのだ。

 例えばこういった話。
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https://twitter.com/daitojimari/status/1266998586249637888

 台湾でも日本でも米国でもひとくくりになんて出来なくて、それでも必ず何らかの判断がなされて、前進していく。
 米国だから、台湾だから常に日本の味方でもないし、支那だから常に日本の敵ばかり、でもないのだ。
 例えば、支那ならかなり優秀な方々はすでに隠遁傾向が高いのは、支那共産党の崩壊を予期しているからだ。
 与していれば崩壊時に処刑対象になってしまう。
 その為、隠遁している人は、日本にとっては敵でも味方でもない。
 一方、習近平派を排除したいと思っている組織は日本の味方かもしれないが、それがまた日本を苦しめる策謀を張り巡らせるかも知れないのである。
 まさに江沢民はそうだろうし、かつての鄧小平とてそうだ。
 親日を全面に出しておいて、実際には日本に工作の根を作るんだから、油断も隙もない。

 

 台湾については、上記のツイートの前後に本省人や外省人について触れたものがあるから、ななめ読みでもしてそれぞれを調べてみると解るだろう。
 こういった人々は、時代の流れを読んでシンプルに自分等の利益を追求しているだけの話だ。
 ある時は敵、ある時は味方という清濁併せ呑む度量が常に必要と言える。

 例えばこういった話。
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https://twitter.com/arimoto_kaori/status/1267014972380295168
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https://twitter.com/busmaniasama/status/1267035172873973760

 まず、前段の問題は、正常化に向けての入国宣言緩和をどうするか?という話だ。
 安易な緩和は迂回した工作員を呼び込むし、感染拡大のリスクも高い。
 一方、第一次産業がそういった国々の労働者で支えられている問題がある。
 だからこその指摘だし、国内の人材で農業を回すように出来ないかという投げかけで返している。
 しかし、おそらく現実問題にまさに直面しているのであろう方は、この発言を無責任と捉え、指弾する。

 

 ではこの意見は誰が正しいのかといえば、全員が正しいのだ。
 意見というものは、同じことに触れているのに、その側面により矛盾を来し、揉めるのだ。

 

 ざっと説明する。
 長い経済低迷で農業従事者が減り、都心への出稼ぎ労働者が多発しているのは東京都の人口構成や流入度合いでも示されているものだ。
 デフレに陥ったことで、低価格を要求される食料品は低コスト体質になり、どうしても厳しい職場で農業に従事する人材が激減してしまう。
 その穴を、外国人実習生などで埋めてきたのが実情であり、これは政策としては場当たり的で、あまりよろしいものじゃない。
 本来であれば、今回のような機会に一気に経済状態を正常化して、厳しい職場に陥らなくても食えていける状況を作り出すことが重要だ。
 そのためには人材不足+経済ケアという状況で大きな経済対策を打ち出して経済正常化に持ち込めれば、問題解決に近くなる。
 そもそもの人材不足の根本問題から解決、と言う話だが、これには時間が一定以上、年単位でかかる。


 一方、現場で手が足りないのは近々の実態だから、農業従事者は人手の早期回復を望む。
 しかも現場の方々に日本の人材で回せと言っても、募集してこないものをなんとか出来るわけもなく、応募があり得る=赤字になるような条件での募集もできない。
 そういった近々の問題は、有本氏の話も筆者の説明も画餅に等しい。
 だからこそ、国家レベルの大きな動きが必要になり、そのためにさまざまな語りかけをしているということでもある。
 安全保障、仕事、生活といったものを高度にバランスするのは、本当に難しいことなのだ。
 誰もが正しいことを言っても、埋まらない溝は出来るものなのだ。

 また、有本氏は東京都政の話を見ても、あまり政治には詳しくない論者だ。
 何事も専門があるから致し方なかろうが、それで激しく食いつくのもあまり意味がない。
 社会構造としての理想と、利権も絡んだ政治力学のすり合わせが最も厄介なのだ。
 実際に身近な例でも理想論を得意げにぶつシーンはよく見かけても、ではそれを誰がやるの?予算はどうなるの?という具体的落とし込みになると、大抵は静かになってしまうものだ。
 理想を現実に落とし込むのが政治で、そこには必ずしも理想だけでは進まない事情があるものなのだ。
 これは誰か悪者がいるとかということがなく、全員が同じ方向に向いていても起こる問題だ。
 それを知らぬと、話が机上の空論になりがちなのだ。

 また、そういった解りにくい動きを全て「陰謀論者」と切るのも危険だ。
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https://twitter.com/MuhiRapi/status/1266917711323389952

 ご本人は真剣なんだろうが、有本氏にたたっ斬られていていささか不憫だった。
 なんで遠藤氏が陰謀論者であるかどうか知りたい=レッテルを貼りたいのか定かではないが、僭越ながら筆者が説明しておこう。
 遠藤誉氏は支那共産党が国家を形成する時代に併せて、支那事情を永年見つめてきたお方だ。
 その関係で独自のルートを持ってさまざまな支那事情の解釈をされている。
 しかし先般お話したように、支那とひとくちに言ってもかなり広うござんして、山程の権力者がしのぎを削り、激しい栄枯盛衰を繰り広げる。
 そういった中で、元々の対日攻略戦を画策していたのが江沢民派と言われているが、現在、本人はご高齢であり、組織体としては少し異なる動きをしはじめている。
 おもに、対習近平派活動というわけだ。
 
 時に陰謀論者という言葉は、ありもしない陰謀渦巻く話を荒唐無稽に語る人、という意味合いを持つ。
 そういった点では、遠藤氏はその範疇にはないだろう。
 また、そういった陰謀論者だァァァという誹謗中傷で誰かを貶めて何の意味があるのかと言えば、情報の形骸化だ。
 卑近な例を出せば、「あのお店、賞味期限切れでも売るらしいわよ~」という話を喧伝すると、真に受けた判断能力の低い方は、些細な事例を取り上げて「そう言えば私も○○が・・・」なんて言い出して、そのお店を利用しなくなる。
 いわゆるデマの構造だ。
 そうして対象の信頼性を奪うという行動をとるわけだ。

 遠藤氏が陰謀論者であるという話が出てきているとすれば、以下の推測が成り立つ。
 常に反共産党の立ち位置で支那情報を論評している氏の行動は、支那共産党に不都合な話を含んでいるから、信頼性を損ないたいという意思が働いているものじゃないか?
 ↓↓↓↓↓↓
中国問題研究家・遠藤誉が斬る 
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/

 筆者からすれば、どの情報が不都合なのかな~?とワクワクしてしまう。
 言い方を変えれば「効いてる効いてる♪」というやつだ。

 

 そもそも議論は混乱しやすいのが常で、だからこそ調整・調停役が必要だったりする。
 そういったせめぎあいの中で、マウンティングをしたり、都合のいい流れを作るために、ろくでもない話が飛び交うことも日常だ。

 今みたいに支那がかなりの苦境に立つと、米国との軋轢を逃れながら対峙する準備を進めるためには、日本を巻き込んでいくことが支那の利益になる。
 なぜなら、もしアメリカと軍事的に対峙するとなれば、支那第一列島線の死守は必然であるからだ。
 軍略上、大陸を防衛ラインにすれば、対峙というのは夢想の世界だ。
 したがって、是が非でも、何らかの方法を使って第一列島線を形成する必要を生じるのが、支那の実情なのだ。
 その為、香港や台湾のことも、日本には無関係のことではなく、直接的に関係することになる。

 支那が香港の一国二制度を破棄して、自治領を自国に組み込んだと言うことになると、それはすなわち、台湾にも同じ話になるということを示す。
 支那のロジックでは、台湾は支那の一部であり自治領で、一国二制度の範疇だからこそ、国際機関への参加党は絶対に認めないと言う姿勢はずだ。
 これは、香港の次は台湾という話に繋がるわけだ。
 しかも、台湾攻略のためには尖閣奪取が必須で、沖縄諸島も収めないと第一列島線が形成できない。

 支那にとっては、武漢肺炎で米軍が苦しむ今はチャンスだと思っているような状態だ。
 
 結果的に、香港に端を発し、台湾や日本までをも巻き込む話となるのだ。
 全てはつながっている話だからだ。


 一方、支那らしい戦略として、香港の攻略はアメリカとの交渉に使う気配がある。
 アメリカにとっても香港の優遇措置がなくなることは、米企業や経済に少なからず打撃を生じる。
 これをダシに香港問題を突きつけて、バーターにアメリカが支那に課しているその他の攻撃を封じ込めたいという策謀もあるわけだ。
 簡単に言えば、アメリカが矛を収めてくれれば、香港問題は棚上げしますよということだ。
 これは支那がとても大好きな戦略で、またしばらくすると棚上げしたものを勝手に下ろすという事をしてきた実績があり、アメリカは易々と呑むとも思えない。

 同時に支那は、香港の優遇措置が消えることも想定し、支那各エリアの自由貿易化も画策している。
 香港が支那にとってアキレス腱でなくなれば攻略もしやすく、攻略した実績はその他の省で巻き起こる反政府活動を沈静化出来るからだ。
 
 そして、そういった支那中央の幹部が画策する作戦に対し、反対派の連中は影響度が行使できる所でさまざまな活動をしている。
 あちこちで起こる暴動などもそうだろうし、軍事的なトラブルも支那中央の統制が取れてないのじゃないか?と思えるものが多い。
 つまり、短絡的で支那に不都合な動きも並行して起こっているのだ。

 また一方で、アメリカでの暴動も怪しい。
 妙に美しすぎる映画のセットのような暴動のシーンに、絵に描いたような黒人差別で、米国全土に暴動を仕掛けるかのような動きだ。
 しかも、ツイッターでトランプ大統領が暴力に対し軍の派兵をほのめかすと、危険ツイートとして停止をして怒られ、回復したりしている。
 あちこちで出る映像も奇異なものばかりで、破壊された建物や車、燃え盛る炎で印象づけるものの、行き交う人々が普通な行動を取っており、スマホで撮影をしていたり、白人も黒人も混じっていたりする。
 おまけに普通に買い物なのか散歩なのかという風情の歩行者までいるし、ポーズを取っておどけているものまでいる。
 ロス暴動とかデトロイト暴動を知ってる世代からすれば、んなあほな?という話だ。
 筆者の友達はロス暴動の真っ只中でロスにいたが、映像より全然酷くてエライコッチャだったと事細かに説明してくれたものだ。

 さらに言えば、裁判をまたずに警察官を糾弾して大騒ぎだ。
 米国という国家の場合は裁判が重視されるので、その結果で不当判決が出て暴れたなら解るが、警察官が黒人差別をするという日常で即時反応するのも奇妙だ。
 そういったのもあって、暴動あり得るよと最初に記事にはしてたものの、本件に関しては様子見で触れていない。
 あくまで筆者が感じたボストンマラソン爆破事件のような演出感が気になっているだけだから、今後の成り行きで本物の暴動に育つこともあるかも知れない。
 ↓↓↓↓↓↓
警官に首押さえつけられた黒人男性の死に怒り、遺族は起訴求める 米 2020年5月28日
https://www.afpbb.com/articles/-/3285270
 ↑前一列しかない、妙に既視感がある覇気のないデモ。
 ↓妙に拡大した話へ↓
黒人暴行死、デモ全米50市に
外出禁止25市、収拾困難に 2020/5/31

https://this.kiji.is/639577352788411489
 ↓↓↓↓↓↓
トランプは米国がAntifaをテロ組織と宣言すると言います  2020年5月31日
https://www.ntd.com/trump-says-us-will-declare-antifa-a-terrorist-organization_471147.html
ドナルド・トランプ大統領は日曜日、暴力的な抗議行動が続いてアメリカ中の都市を握り続けているので、連邦政府はミネアポリスでの黒人の死にからんで、共産主義と準マルクス主義運動に密接に関連しているグループであるアンティファをテロ組織として宣言すると発表した。
「アメリカ合衆国はANTIFAをテロ組織として指定するだろう」とトランプ氏はツイッターで一連のメッセージの中でAntifaとその他の「急進的左派」要素に対する警察の残忍な抗議活動中の暴動を非難した。

------以下ソース
 ↓↓↓↓↓↓
中国紙「暴力が米国各地に広がっている。米政治家は他国で問題を生み出すより自国で自分らの仕事しろ」 2020年06月01日
https://www.moeruasia.net/archives/49663753.html

 日本でも、謎の滞在をしているクルド人が警察官の職質を振り切って逃げたとかで、警察官の不当行為だァァァ→抗議デモ、という謎な話があった。
 ネタでやっとんのかソレ。
 まさかとは思いますが、呼応して仕掛けたりして・・・ないよな?
 いくらプロの演劇が自粛で封鎖されているとは言え、しょうもない三文芝居じゃ、誰も見なくないか?
 こういった話も陰謀論者ガァァァということかもしれんのだが、陰毛に火をつけて燃やすような宴会芸で言われても呆れるだけだ。
 ↓↓↓↓↓↓↓
【動画】クルド人男性が「警官に押さえ込まれけが」渋谷署前で200人が抗議デモ → 上念司さん「皆さんどう思います?」 2020-05-31
https://snjpn.net/archives/198923

 日本の場合、三密の感染症対策と経済立て直しで忙しいから、そんなバカな宴会芸に反応してデモが増えたりせんよ?
 おまけにこんな宴会芸は報道しまくるのに、香港の件とか、支那本土のデモとかは一切報道しないんだろう?
 おかしな話だねー。

 さて、そういったことなので、さまざまな支那対策の包囲網も続き、それに対抗するバカ工作も続くようだ。
 山ほど溜まった記事を色々引用しながら寸評を付けてみよう。
 しかし、だ。
 僅かな期間でものすごい量が貯まってしまった。
 それだけ、重大事項ということだろう。
 ここまでもかなり長い記事だが、引用を続ける。

 まずは香港問題から。
 ↓↓↓↓↓↓↓
【DHC】2020/5/28(木) 有本香×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】•2020/05/27

https://youtu.be/pfHSxQ44L8o
 上記の冒頭の方で有本氏と竹田氏がかなり解りやすい説明をしてくれている。
 それらをご覧いただいてから続きを見ると深刻さが解って理解が深まるだろう。
 そしてこういった話。
 ↓↓↓↓↓↓↓
トランプ氏、中国に不快感 「香港の金融センター維持困難」 5/27(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/59c7190d7ae496ffc8bc7051a8545f0ea31e93ab
 ↓↓↓↓↓↓↓
香港から資本家脱出、米英企業も撤退へ/米・6月から段階的に中国の責任を追求/人民は「ニラ」?自転車のヘルメット義務/5000億匹のバッタ、インドに到達 2020/05/29

https://youtu.be/IK8VumR64To

 愚かにも、こうなった。
 ↓↓↓↓↓↓↓
中国、批判覚悟で統制強化へ 香港関連議案採択 5/28(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/77db9f0e5ad78f9f6dc1b62dd276d3d02904b4cd
香港国家安全条例で、ますます国際的孤立を深める中国   しかし戦狼外交をやめたら、習近平政権は国内でも孤立する矛盾 2020年05月28日
http://blog.livedoor.jp/abechan_matome/archives/56806253.html

 香港は阿鼻叫喚の事態だ。
 ↓↓↓↓↓↓↓
手詰まりの香港 移民熱再び SNS削除の動きも 5/28(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca70925d3bf4e0d1180239fe114d24a0e3375374
香港警察を「全力指導」 中国公安、反政府活動摘発に関与 5/29(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7ad6ca81d1a47b15ef97e12374df57d3312a52
中国公安部、香港警察を「指導・支援」すると表明 2020年5月29日
https://jp.reuters.com/article/hongkong-politics-china-security-idJPL4N2DB0LA
 ↓↓↓↓↓↓↓
【香港】抗議デモ 街中編 2020年5月29日
https://www.visiontimesjp.com/?p=5622
 ↓↓↓↓↓↓↓
香港では、絶望と抵抗の間の若者
抗議者たちは、北京によって課された国家安全保障法に対応する方法を探しています。 2020年5月29日

https://www.lemonde.fr/international/article/2020/05/29/les-manifestants-de-hongkong-prets-a-mourir-pour-renaitre_6041159_3210.html
 ↓↓↓↓↓↓↓
香港人「これは救難信号です… どうか香港をお願いします。」 2020-05-29
https://snjpn.net/archives/198690
[深層NEWS]香港の民主活動家、国家安全法制導入に「身の安全も危なくなる」 5/29(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/89af7863e57996e372162699a04066d7a2882e2a

 一国二制度の元、今までは元イギリスの統治下の法律に基づいた行動が可能だった。
 なぜか、これが理解できずに「支那なのに統制されてないのは支那の狗だ!」というアポーな方がいて、ちょっと呆れる。
 それが一国二制度というやつやで?
 今後は一気に統制されていく流れだろう。
 周庭氏がSNSなどで発言可能なのもわずかな時間ということになろう。
 命だけは大事にしていただきたいものだ。
 平和になった暁には、こういった日本語を使える方が次世代の日本との橋渡しになるはずで、縁もゆかりもない方だがご無事を祈念したい。

 さて、他にも混乱は続く。
 ↓↓↓↓↓↓↓
中国、香港国家安全法を導入 民主派議員「一国二制度は死んだ」 2020年05月29日
https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/57341.html
【国家安全法】米、香港の米国法における特別な地位を剥奪 中国による「国家安全法」めぐり 2020年05月29日
http://blog.livedoor.jp/abechan_matome/archives/56806282.html
香港への国家安全法導入は国際公約違反、英米など4か国が共同声明 2020年5月29日
https://news.livedoor.com/article/detail/18333118/
香港“陥落” 中国ネチズンの論理「国家安全法が嫌なら英国にでも台湾にでも出て行け」 木村正人 | 在英国際ジャーナリスト 5/29(金)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200529-00180943/

 そして以下は端的に一連の対支那政策をまとめているのでご一読推奨だ。

 しかし、アメバの動画引用では出てこない。

 ↓↓↓↓↓↓↓
トランプ大統領の中国政策に重大変化 一連の制裁措置を発表 •2020/05/30

https://youtu.be/pdYcE2RfsOQ

 これはひどい話だが、それだけ都合の悪いネタということなんだろう。

 上記でソースに飛んで閲覧していただきたい。 NTDTVJP だ。

 ↓↓↓↓↓↓↓
 
https://twitter.com/SecPompeo/status/1266708471413641217
 ↓↓↓↓↓↓↓
【国家安全法】周庭さん「アメリカ政府は、これから香港に制裁を行うことを発表しました… 中国政府はすぐ撤回すべき」 2020-05-30
https://snjpn.net/archives/198883
 ↓↓↓↓↓↓↓
トランプ米大統領、香港の優遇措置撤廃を指示 国家安全法巡り 2020年5月30日
https://jp.reuters.com/article/hongkong-protests-usa-trump-idJPKBN2352WZ
香港優遇 見直しにリスク 米対中措置発表へ 2020/5/29
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59764270Z20C20A5EA1000/

 上記を見るとだいたい異口同音に問題を提起している。
 なお、自民党でも下記だが、日本政府としてはもう少し厳しい対応をとるべきだろう。
 ↓↓↓↓↓↓↓
国家安全法で中国非難決議 自民外交部会 5/29(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb09768536c42f055d70c9922072ed42b4adbc70
 ↓↓↓↓↓↓↓
「深い憂慮」にとどめる日本政府  香港情勢で米と一線画す 5/30(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/012c8db03b79472ad1a250a13367c281dbf69a37
 外交用語的には「深い憂慮」はだいぶ激しいものでもあるんだが、もうちょっと厳しくていいだろう。

 

 欧米、米英は下記だ。
 ↓↓↓↓↓↓↓
EU、中国の香港法制「深く懸念」 対中戦略厳格化で合意 2020年5月30日
https://jp.reuters.com/article/hongkong-protests-eu-idJPKBN2352DL
英米首脳、中国の香港法制に懸念表明 「中英共同宣言に違反」 2020年05月30日
https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/57378.html
英外相、海外市民旅券の香港人に「市民権も」 国家安全法めぐり 2020年05月29日
https://www.bbc.com/japanese/52844446

 イギリスは緊急避難のための市民権付与を模索するが、支那はこれにまで対抗措置という。
 ↓↓↓↓↓↓↓
英政府「国家安全法導入で香港の“英海外市民”に市民権も」→ 中国、踏み切れば「対抗措置をとる」 2020-05-30
https://snjpn.net/archives/198845
中国、香港問題で英米などに反発 5/29(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/17c93e6fe10f06e560cbd9ff2ed545ed643398e2
【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は29日、香港への国家安全法制導入に英国や米国など4カ国が懸念を表明したことに対し「中国の内政問題であり、いかなる外国も干渉する権利はない」と反発した。
--------
米国に対抗措置も 香港問題で反発 中国外務省 5/29(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b52c566b165a15f0ad5512724e4835f7fca8f39
【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は29日の記者会見で、中国による香港への国家安全法の導入方針を受けて米国が制裁措置を発動した場合、「断固として必要な対抗措置を取る」と述べ、トランプ政権をけん制した。
 趙氏は「(香港問題は)中国の内政であり、いかなる外国も干渉する権利がない」と強調した。
 趙氏はまた、米英豪カナダの4カ国が国家安全法の導入方針をめぐり共同声明で中国政府を非難したことに関して「強烈な不満と断固とした反対」を表明し、4カ国に抗議したと明らかにした。

---------
中国と香港当局がトランプ氏に反論-優遇措置廃止など対抗方針受け
Natalie Lung 2020年5月31日

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-31/QB6C9XT0AFEB01

 上記を見ると正気の沙汰じゃない。
 約束を破った為に前提が崩れ問題が起きているのに、その対処を非難するという状態だ。
 居直り強盗もいい所で、さらに怪我したから賠償せよみたいな不遜な状態といえる。
 そもそも、香港については支那の内政問題でもなんでもない。
 この傲慢さは、極めて鼻につくと同時に大きな墓穴でしかない。
 約束や条約を守らない以上、まともにお付き合いできないことを証明したことになるからだ。
 国家同士の条約には罰則がない代わりに、お付き合いを見直したり紛争になったりと、罰則より重たい対応になるのが一般的なのだ。
 だからこそ、国家間の約束や条約は重視される訳で、根本が間違っているのだ。

 


 そして2へ続く。

 

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