【手帳雑感】手帳に対する意識が変わったきっかけのひとつ。 | 思考も部屋も行動も! スッキリ楽に暮らしたい♪

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片づけが苦手なADHD傾向がある主婦の、部屋も思考も時間も行動もスッキリ楽に快適生活を目指す、記録ブログです。
思ったことを徒然に書きつつ、大切なものを大事にして、楽に自由に生きたいなあと思ってます。

 昨日の『【手帳雑感】再度手帳を活用してみることにしました。』の続きです。

 何が変わったのかいまいちつかみ切れていないのですが、
 コメントをいただいて、ひとつ気づきました。

 私、手帳で効率的な生活を送りたかったんですよね。

 無駄がないとか、空き時間やスキマ時間をうまく活用するとか。
 無理はしないけど、そういう時間を目いっぱい使える、使えるような生活です。

 私が手帳を始めようと思ったのは、とにかく「時間が欲しかったから」でした。

 自分がやりたいことをやる時間。
 これを突き詰めると、結局私は一人になる時間が欲しかったということなのだと今は思います。

 でも一人になる時間を毎日とることは無理。
 だから、例えば子供が昼寝したとか、テレビを見てるとか、自分が動けそうなときは自分がやりたいことをやりたい。

 そのための手帳にしたい。

 そんな感じでした。

 でもまあ、専業主婦の育児ってそんなに甘くはなくて。

 結局24時間一緒にいると、
 時間の区切りって作るのは難しいし(月齢が小さければ小さいほど)、
 生活パターンを作り上げるのも難しいし、
 (外との関わりが一切ない状態だと、そもそも時間の区切りを自分に課すことも難しかったり)
 子どもが昼寝するかどうかはわからないし、
 昼寝しなかったら自分の生活づくりが悪い気もするし
 (遊ばせてないとか、睡眠時間の取り方が悪いとか)
 テレビに集中するかどうかも分からないし、
 テレビに集中してるからと放置してると何時間もテレビを見せていることになる。

 なので、何だかいつも結局、理想と現実のバランスが手帳上では取れなくて苦心していた気がします。

 このあたりは、仕事をしている人とはまた違った状態だと思いますし、
 子供の年齢によっても大きく変化するところではあります。

 で、先日、佐々木かをりさんの時間管理術の講座に出られた方に、
 講座内容を少しシェアしていただくことがありました。
 色々勉強になったのですが、質問コーナーでのやり取りでひとつ
 目からうろこが落ちた話があったのです。

 育児中のお母さんからの質問で、
 「予定を立てても子供で予定が狂う」というものがあったそうです。

 それに対する回答が、
 「数時間の枠を取って、その中で30分の作業をする」でした。

 びっくりしました

 佐々木かをりさんの手帳術も何冊かもっていて、読んだりしているのですが、
 結構かっちり予定を立てるタイプの方だと思っていたからです。

 そういう方でも、子どもがいる場合「30分くらいの作業に対して数時間の時間を取る」ということです。
 逆に考えると、「数時間の時間がないと30分の予定がこなせない」ということです。

 2時間の枠を取れば4倍の時間、3時間の枠を取れば6倍の時間。
 子どもがいると(子供が小さかったり手がかかる場合は特にだろうと思いますが)、
 少なくともそのくらいの余裕が必要、と明確に言われていることに衝撃を受けました。

 私、30分の予定は30分でやりたかったのです。
 何となく、手帳を使えば、30分は無理でも少なくとも45分くらいでどうにかなるんじゃないかと思っていたのです。
 そういう風に予定を立てようとしていました。

 だけど、この話を教えてもらって、思いました。

 少なくとも、子どもと一緒の時間帯に、効率的に時間を過ごすことは無理なんだ、と。

 もちろん、効率的に過ごすこともあります。
 朝とか、夜はそうです。
 今は上の子は幼稚園に行っているので、通園時間は決まっています。
 なので朝は、「やるべきこと」だけに集中して、それだけをまずやります。
 それでも、できる時もあれば、できない時もあるわけです。

 ということは、時間の区切りがなくて、やりたいとぼんやり思っていることは、
 想定した作業時間で終わらなくて当然なんだ

 4~6倍の時間をかけて、普通。そのくらいで考える。 

 そう考えたら、そもそも手帳で考えるやることの割り振りのイメージが大きく変わりました。

 昼間の時間帯に、効率的に何かをするなんて、無理
 いくつか予定をこなせたら、十分

 そう思えたら、手帳に向かうときの息苦しさみたいなものから解放された気がしました

 私の、今、未就園児の娘と過ごす生活の中で、
 30分かかることは最低でも2時間は見積もる必要がある。
 そのくらいかかっても、問題はない。
 45分なんて、とんでもない

 どうしてもやらなければならないことがある時は、
 手帳に頼るのではなく、別の方法を使えばいいんです。

 私の場合は、前もって保育園に予約をして一日保育で預けるとか、
 娘が幼稚園に行く1時間を使うとか(これも、体調や機嫌で行ってくれない日もあるので不確定だったりするのですが)、
 託児や児童館などを活用するとか。

 手帳でできることとできないことを見誤ってたのかも、と書いていて思いました。

 なので、今は手帳の予定がガラガラでも、やれる付箋の数が少なくても、
 そういうものだと思いながら手帳を開けるようになりました!

 これが、今までとは大きく違うのかもな~と思います。

 カントリー姐さんも「手帳の予定の空白を埋めたくなるけど、不必要に埋める必要はない」と言われていたことを思い出しました

 なので、もし子どもさんが一緒にいて、手帳を使っているけどうまく使えていなくて、
 予定がこなせない、付箋がはがせないと思っている方は、ぜひ上記のような考え方も意識してみてください。
 30分かかることは、2~3時間の枠の中でやる。そのくらいかかるのが当然。
 そのくらいの生活を送る方が、子どもも自分も余裕をもっていられる。
 そういうことです

 佐々木かをりさんのブログや手帳については以下です。
 アクションプランナーのサイトには、今後、佐々木さんの時間管理の記事も追加されるようです! 


佐々木かをりの「今日の想い」 - ライブドアブログ

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