【手帳雑感】手帳は時間を作るものではなく、実は減らすもの? | 思考も部屋も行動も! スッキリ楽に暮らしたい♪

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思ったことを徒然に書きつつ、大切なものを大事にして、楽に自由に生きたいなあと思ってます。

 【手帳雑感】再度手帳を活用してみることにしました。
 【手帳雑感】手帳に対する意識が変わったきっかけのひとつ。

 続きです。

 予想外に続いちゃった~~って感じです

 さて、昨日寝る前に気づいてしまったので書いてみます。

 手帳で時間を作りたいと思ってたのですが、

 手帳って時間を作るものではなかったんだな、と気づきました。

 それどころか、多分、手帳は時間を奪っています
 その代わり、あるものを得られるのです。

 手帳に強迫観念を感じなくなって気づいたことの一つに、
 昨日も書きましたが、例えば30分の予定に数時間の枠が必要ということがあります。

 また、これはカントリー姐さんも強調されていたし、
 先日教えていただいた佐々木かをりさんも時間管理術の講座で強調されていたそうですが、

 とにかく、立てた計画を実行するためには、

 心と体の健康が絶対的に必要になります。
 =休息、余裕が必要、ということです。

 そのための30分に対しての数時間だったりするわけですが、
 そう考えると、必然的に、
 やれることって想定より少なくなる、ということですよね。

 例えば1時間があったとして、
 20分でできることが3つ(A、B、C)あったとして、
 今までだったら、1時間の中に3つ(A、B、C)予定していたかもしれません。
 そして、実際にやったら2つ(A、B)できたとします。
 でも、1つ(C)はできなかったという風に感じると思います。

 でも、今の意識で手帳に計画するなら、1時間に書ける予定は1つ(A)です。
 それって、手帳上だけで見ると、3つ(A、B、C)やれるはずが1つ(Aのみ)に減っていることになります。
 それは、手帳上では使える時間が減っているということ、手帳に時間を減らされていることなのかなと思ったのでした。

 ただ、実際に行動したら、そのあとに計画していたことを前倒しにして2つ(A、B)できるかもしれません。

 そうすると、1つ(B)プラスしてできた と感じますよね。

 手帳がすることは、実は時間を作るのではなく、余裕を作ることなのではないかなと思いました。

 計画する際に使える時間が減る(1時間で3つが1つへ減る)ということは、
 同じ時間でもやれることが減るということです。
 やれることが減るということは、必然的にやることを取捨選択しなければならなくなります
 
 やることを取捨選択するということは、自分が何を選ぶのかを意識するということです。
 そして、やれることが減るということは、「やるべき」と考えることも減らす必要が出てくるわけです。
 だって、時間内に計画できる量が限られてきますからね。

 ここで、「やらなきゃ」と思っているから、「これは外せない」と思って
 時間に対して作業量を増やしてしまうと、
 結局「全部やれなかった」となってしまいます

 そうなると、「これは本当に自分がやらなければならないことか?」と考えなきゃいけなくなりますよね。

 すると。

 他の人に頼むことはできないのか?
 他の人と協力することはできないか?
 そもそもやらなければならないか?

 そういう視点ももてるようになります。

 時間に対して作業が減ることは時間が減っていくことではありますが、
 余裕をもって計画を立てると何が手に入るかといえば、
 間違いなく、余裕や休息です。

 余裕や休息を意識して持てるようになると、
 不思議なことに作業がはかどったりするのですよね。
 切り替えがうまくなったり、イライラが減ったり。

 そういう生活が見えてくると、
 更に、「これやりたいけど、どうしよう?」「これやる?」と思っていたことを、
 先に入れることも考えることができるようになります。
 健康や余裕に必要だと感じていることについて特に、です。

 そうするとさらに、自分の行動を選ぶ必要が出てきますよね。

 手帳で時間を作る(=やることを増やす)ことばかりを考えていると、
 本当に何だか窮屈になって、苦しくなってしまいます。

 私は、そうでした。
 手帳を使えば使うほど、効率的に、やれることを増やして、毎日を分刻みで行動できるようになるんだ、と思っていました。
 
 でもそれって、私が求めていた生活ではないのだとわかりました。
 頭では、ずっとそれを求めていたつもりでした。

 何でもかんでもてきぱきと効率よくこなしていく、かっこいい専業主婦ママ。

 今書いても、「いいなあと思ってしまいます(笑)

 でも、私の気持ち的には、「時間に追われる生活」「思うように進まなくてイライラしている自分」というのはとても嫌なものでした。

 それなら、
 憧れるかっこいい専業主婦ママ(でもいつも窮屈な気がしている)になれる手帳を選ぶか、
 ちょっとしたゆとりある生活(何でもかんでもやることはできないけど)のための手帳を選ぶか、
 私にははっきり答えが見えました。

 そして、これが見えたから、手帳に予定を入れても苦しくないと思うようになったのかなあと思います。

 もし、手帳を使うことに窮屈さを感じている人がいたら、
 やれることを減らすための手帳にしてみるのはどうでしょう?

 別に手帳はスキマ時間を埋めるためだけにあるわけではないのです。

 スキマ時間にやることをやれるようになることはとてもいいことだと思うけど、
 スキマ時間を休息にあてるということも充分に必要なことをやっているということになるのです。

 手帳に向かう気持ちが和らいできて、もっと手帳をイキイキと使えるんじゃないかな~と、今後が楽しみな私です