子どもや自分、夫や家族、
仕事仲間に全く見ず知らずの他人にに対する、イライラ。
こんな自分なんて、
こんなこともできていない自分なんて、
生きてる価値もないんじゃないか、なんていう自己嫌悪。
あの人はすごい、
あんなに注目を集めて、
お金も稼いで、
なのにキラキラしている!?
なんていう、羨望とねたみ。
あんなこともしてくれない、
こんなこともわかってくれない、
こんな状況に何も思っていない、
などなど、おさまりのつかない怒り。
あんまり持ってはいけないと思われている、負の感情たち。
でも、日々の生活の中では、湧いてきたりしますよね。
どうにも手が付けられないほど、
じわじわと湧いてきたりもするし、
一気に爆発したりもするし、
モヤモヤと貯まり続けたりもします。
私も良くあります。
(私をTwitterでフォローして下さって見てる方なら、
私が日々どれだけイライラしてるかはバレバレかと思います
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
以前こんな記事も書きました。
【考え方編】やりたいと思ってるのに、できなくて苦しいこと、ありますか?
負の感情って、「あってはだめだ」と思いがちですが、そんなことはありません
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
誰だって人間です。
色んな状況にぶち当たれば、
睡眠不足や空腹ならイライラしたりもするし、
体調が悪ければカッとなったりもしやすいし、
別の個所に不満を覚えていれば、八つ当たりだってする。
ママイキで言うところの「人は感情の生き物」です。
感情そのものに、いいも悪いもありません。
ただ、その場で湧いてくるものです。
だから、「負の感情」を感じたからって、
それをなかったものにしてしまわなきゃ!
こんなことでイライラしちゃうなんて!
こんなことで怒鳴ってしまうなんて!
と思う必要はありません。
それよりも、自分くらいはその感情を受け止めてあげてください。
イライラしたり、自己嫌悪したり、怒ったりしている自分を、
もう一人の自分が受け止めてあげてください。
やることは簡単です。
収まりがつかない負の感情に気づいたら、
「ああ、私は〇〇なんだね」と自分に声をかけてあげるだけです。
ああああ~~!! イライラする!
↓
あああ、私は イライラしてる! んだ、ね。
こんな感じです。
感情の渦中にいる時は、これも難しいですが、
ぜひ、語尾を変えるだけでもやってみてください。
少し、落ち着けるかな~と思います。
これ、コーチングやカウンセリングではコーチやカウンセラーがやってくれることです。
『聴く(傾聴)』で言うところの、おうむ返しです。
それを自分でやるのです。
感情そのものに良し悪しはないのです。
だから、その感情をなかったものにしようとしないで。
なかったものにしようとすると、その感情が、暴れます。
私を消さないで。
見なかったことにしないで。
なかったことにしないで。
無視しないで。
そういうように、行き場をなくした感情は強く自己主張を始めます。
だけど、「ああ、私はイライラしているんだね」と思ってあげると、
そのイライラはおとなしくなる(なりやすい)のです。
もちろん、イライラの原因が消えるわけじゃないし、
怒りの元がなくなるわけじゃないです。
でも感情はちょっとだけ、おとなしくなってくれます。
誰だってイライラしている自分は、嫌です。
だけど、「イライラしている自分」を自分が否定してしまうと、
そもそも「自分」がどこにも行けないですよね。
イライラすることが悪いわけではないのです。
イライラして、当り散らして、フォローもできなくて、
そして周囲も自分も消耗する。
イライラが伝染する。
これが一番きついと思いませんか?
感情の揺れそのものは別に悪いことではないのですよね。
人として生きているかぎり、避けられません。
だからまずは、自分も感情の人であると認めてあげてください。
その感情を、認めてあげてください。
ママイキではそれを「感情の成仏」と言います。
自分の感情を、大事に扱ってあげてください。
それだけで、少しはそのあとの行動も変わってくると思います。
八つ当たりだったと思えば相手に謝れるかもしれないし、
怒りだったら原因を分析できるかもしれないし、
もしかしたら、ただの空腹や睡眠不足だと気付けるかもしれません。
イライラや怒りを受け止めたからって、
イライラしていいとか、誰彼かまわず怒りをまき散らしていいということと
イコールではないのです。
「受け止める」のと「許す」のは違うのです。
感情を無かったことにはできない。
だから、受け止めてあげる。
どこにも行き場のない「感情」を、自分でまず受け止めてあげる。
そうすれば、少しだけでも小さくなってくれます。
ちょっと試してみてください
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)