新しくスタッフを雇用する予定の
経営者の方のご相談をお受けすることがあるのですが、
そこで気になるのが、やはり
1人採用した場合の
社会保険の負担はどのくらいになるのか?
という問題です。
「社会保険」というと
健康保険をイメージされることが多いのですが、
会社を通じて入る公的な保険には4つあります。
■健康保険
■厚生年金保険
■労災保険
■雇用保険
です。
保険料率は、
地域や業種によって違うものがあり、
たとえば【富山県で不動産業】をすると想定した場合、
給与に対する割合でいうと、会社の負担は
健康保険 4.9%
厚生年金保険 9.15%
労災保険 0.25%
雇用保険 0.6%
となります。
(平成29年11月現在の料率)
これだけで、15%くらいになるのですが、
採用したのが40歳以上の方だと
介護保険料もかかるので16%近くになります。
また、
厚生年金に付随して「子ども・子育て拠出金(0.23%)」、
労災保険・雇用保険に付随して「一般拠出金(0.02%)」
というものもあります。
以上のことをご説明すると、
ため息をつかれる方も多いです。。。(^^;
人を雇用するということは
責任も費用も発生するということなのですね。