これは、2022年5月の記事です
ホメオパシーを批判される方が、必ずと言っていいほど口にされるのが、
1、「レメディはただの砂糖玉で、物質が含まれていないのだから、効くはずがない」
いたるところで目にしますね。
「科学的」であることを重んじる方々が、憶測で物をおっしゃるのはいかがなものでしょうか?
そう思われる方は、まずは体験なさってみてください。
「ミイラ取りがミイラになる」 ホメオパシーの世界。
ホメオパシーを「批判・攻撃するため」に、ホメオパシーを研究した医師の多くが、西洋医学からクラシカルホメオパシーへと転向しました。
そうです。西洋医学の医師をやめて、ホメオパシーの医師となったのです。
みんな頭がおかしかったのでしょうか?
いえいえ、つまり、どなたでも体験してみればわかるということです。
(実を言えばそういう私も、かつては間違いなく「懐疑派」でした。笑)
200年前、医学発祥の地ドイツで医師になったサミュエル・ハーネマンは、医療現場での悲惨な治療を目の当たりにします。
患者を身体・生命を痛めつけてしまう西洋医学。
当時は、想像もつかないほど危険な治療で、命を落とす人が数多くいました。
そんな医療に疑問を抱いたハーネマンは、
みずからは極貧の生活を送りながらも、
患者にやさしく無害な治療を追究した末に、
ホメオパシー(同種療法)を見い出しました。
しかしながら、当時のドイツ医学界では異端視・迫害視され、彼はドイツからフランス・パリへ移り住みます。
パリでは、上流階級に受け入れられ、晩年は幸せな生活を送ります。
200年前に、ハーネマンを追い出したドイツの医学界は、
200年後の今、家庭医制度をとる国となりました。
そして今や、家庭医が処方する薬の4分の3が、ホメオパシーのレメディとなっています。
もしも、クラシカルホメオパシーのレメディがプラシーボ(偽薬)だとしたら、ドイツの医療が成り立つと思いますか?
目先の思い・利害からいくら迫害してみても、
いずれは真価が明らかになるというわけです。
ホメオパシーのレメディを使う利点と、
西洋医学の利点が組み合わさって、
国民にとって好ましい医療となる、素敵ですね♪
インドでも、両者が助け合う医療が実現しています。
日本にはなぜか、ご自身では体験したこともないのに、いかにも自分は知っているとばかりに、「効くはずがない」と声高におっしゃる方が多いですね。
物質が入っていないから、効く「はずはない」と。
ただの憶測で断定的に言うのは、ただの毛嫌い、非難中傷にすぎません。
それとは別に、
服用してみたけれど、効かなかったという方もいらっしゃると思います。
確かにレメディは、選び方を間違えば、ただの砂糖玉です。
つまりそれは、その方のレメディの選び方が間違っていた、というだけのことなのです。
選び方を間違えば、ただの砂糖玉。
しかし、考えてみれば、それがまた素晴らしい!
だって、必要な時だけ助けになり、そうでない時は無害なただの砂糖玉。
安心して使えるこんな便利なものは、そう滅多にはありません♪
2、「ヒ素・毒蛇・トリカブトなど毒があるものを使っていると聞いた。ホメオパシーは危険だ」 というものです。
そう言うのであれば、化学薬品も劇薬だらけですね!
物質を薄めもせずにそのまま用いるわけですから、毒を毒のままに使っているということになります。
皆さまご承知のとおり、ホメオパシーのレメディには、「物質」というものは、まったく含まれておりません。
もしも何か有害物質が含まれているというデータがあるとしたら、それは「正当な方法」で作られたレメディによる「正当な実験」ではなく、捏造されたデータです。
医学発祥の地、ドイツの医師であった、創始者のハーネマンは、
薬効のある(ある意味、毒性のある)物質が「そのまま」含まれていれば、「必ず」人体に害をなす
ということを、当時すでに知っていました。
だからこそ、薄めて薄めて、さらに薄めて、
まったく物質が「残らないように」したのです。
それゆえに、ホメオパシーのレメディには副作用がなく、妊婦さんや乳児、高齢の方に至るまで、安全に服用していただけるのです。
皆さまは、なぜホメオパシーのレメディが砂糖玉なのか、考えてみたことがおありですか?
私どもは、すべてのレメディが全部、砂糖玉だと申しているのです。
少し思いを巡らせてみれば、それが間違いなく意図的なものであることは、すぐにおわかりになるはずです。
間違って砂糖玉になってしまったわけではないのです。
物質を用いて作られた化学薬品に、効能より多いのではないかと思うくらいたくさんの副作用の説明書きがなされているのは、皆さまよくご存じのとおりです。
そもそも人体は、自分の外部から入ってくるあらゆるものを異物とみなします。
例えば、輸血でさえ、血液型が異なるだけで、不適合を起こします。同じ人間の血液なのに。
臓器移植の後、免疫抑制剤を飲み続けなければならないのも、そのためです。
私たちが毎日食べているあらゆるものでさえも、体にとっては異物です。
人体に「そのまま」取り込むのは、大変危険なことなのです。
ですから、食物アレルギーが起こったり、アナフィラキシーショックが起こったりして、大変な状態になってしまうのです。
内臓は、「消化」という、異物を体内に取り込む大変な作業を、毎日頑張ってくれているのですね。
化学薬品でも何でも、すべてのものは、体にとっては異物です。
だから、ワクチン接種で、アナフィラキシーショックが起こるのです。
そしてさらに、日本でも人気となった韓国ドラマ「チャングムの誓い」でも出てきましたように、薬と毒は、本来同じものです。
薬として効果を持つものは、植物でも動物でも鉱物でも、すべて何らかの毒性があるのです。
言い換えれば、毒性を持たないものは薬にはならない、ということでもあります。
ハーネマンは、薬効(=毒性)のある異物を、「いかに安全に」 効果的に、身体へ取り込むかを、生涯死ぬまで研究し続けた人でもありました(オルガノン第6版)。
さて問題は、
「物質が入っていない=効果がない」 と結論付けてしまってよいのか?
ということです。
スイス政府は、5年間の治験を経て、クラシカルホメオパシーの効果を認め、正式に認可しましたが、
日本では、
「レメディには物質が入っていない→だから効果がない→だから薬ではない→なんだか怪しいものだ→毒を使っていて、ホメオパシーは怖いものだ」
とまで、吹聴されています。 苦笑
人は、よくわからないもの、未知のものに、恐怖心を抱く生き物ですね。
ヨーロッパなどの事情を知らない日本人は、「井の中の蛙(かわず)」状態で、その結果、デマばかりが飛び交い、日本では多くの方が、ホメオパシーに近づけなくなっているのです。
★ ☆世界のホメオパシー☆クラシカルホメオパシーをご存知ですか?
(日本で広く普及しているホメオパシーは、残念ながら、クラシカルではありません。
私たちブルーローズは、日本でも数少ない、クラシカルホメオパシーを学ぶ勉強会です。)
「科学的に作用が説明できるものが薬」なのではなく、
「本当に病気を治せるものが薬」ーーこれが真の“薬の定義”だと思いませんか?
本当に大切なポイントは、エビデンスがあるかないかではなく、
苦しんでいる人にとって、安全で効果のある薬であるかどうか、ではないでしょうか?
クラシカルホメオパシーは、「経験医学」と呼ばれるとおり、200年以上にわたる薬効の研究と臨床の数々から、一つ一つのレメディについて、膨大なデータの蓄積があり、それに基づいて、レメディを選ぶものです。
クラシカルホメオパシーが、「総合診療科」であるというお話は、またの機会に。
クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。