ブログにお越しいただきありがとうございます。
今日の記事は、私にとっての覚書。
デコレというジャンルに興味のない方はどうぞ、途中でも閉じてくださって大丈夫です。
また、ご訪問くださいね!
さて、ジュエルデコレが開講されたのは何年前のことやら、、、。かれこれ10数年前のはず。
講座が世に出て最初のインストラクター、一期生で認定を取得したはず。
(認定証を探したらいつ取得したかわかるけど、しまい込んでいるので出す気力がありません)
2種類の粘土を混ぜ合わせて形を作り、60分後から硬化が始まるので、それまでに粘土の表面にキラキラなビーズやクリスタルを乗せてデコレーションするアクセサリーです。
正直、一度も、私は認定講座を開講することなく現在に至りました。
体験講座はそこそこの回数したのですが、
一回で満足する人が多いし、
私の体験会に来てくださった方は、
若い方は喜んで普段使いにされてたみたいですが、
年配の方は、貼るビジューが小さくて表裏の区別が付きにくい、しんどい、と老眼がネックになる反応でした。
当時は、スワロフスキー社のビジューが豊富で、色も形もよりどりみどり、
スワロフスキー社のキラキラを使ったものは本当に美しい物が作れました。
久しぶりに取り出してみたら、
粘土のパテは経年変化で色が悪くなってる物もありましたが、概ね当時のままの色を保っていました。
可愛らしい色合いの認定教材の中で、
唯一、シックな雰囲気?、ゼブラ柄のペンダントトップは何回か使いました。
これ、白い粘土を土台に埋めたら、トールペイント用の極細の筆でアクリル絵の具で黒い模様を手描きして、さらにキラキラのビジューを載せていきます。
時間との戦いになるので、手際よく進めてくださいね!と説明があったので、ドキドキで作ったのも懐かしい。
さすがに、これは作った当時は真っ白だったのに、今では薬剤が浮いたようなうっすら黄色味がかかった白へ変色しておりました。
同じ白でも、こちらのリングはほとんど当時のままの白を保っています。
こちらのリングは、マーブル模様になっていて、黒い粘土を混ぜて模様にしています。
かなり変色していたのが、チャーム。
全体に黄ばんだ色味に変わっているような。
当時はもう少し綺麗なピンクと水色だった気がします。
劣化したものは身につけようとはならないし、見本としても今後開講することはないから、処分してもいいかな。
さらに邪な考えが浮かんで、、、
処分する前に、スワロフスキーは外せないだろうか?(再利用出来るならしたい)と、、、。
目打ちでぐいっとやれば取れないかな?
作り立てで60分たってない、失敗したな、と思ったところは目打ちできわをつついた、ぽろっと取れました。
粘土の部分を少しならしてから再び付け直すとリカバリーが出来たのは出来たけれど、
それをすると完成した後もビジューのキラキラが外れやすいので、出来たら一発勝負で作ってね、とお教えしていました。
多分、やり直す時に、ビジューの接着面に手の指の皮脂とかついてしまうと外れやすくなるんだと思います。
毒性物質は含まれないけれど、手の荒れやすい人はゴム手袋(ニトリルのような、指先にピッタリ密着するタイプ)をしてもらって、成形もしてました。
あと、貼り付ける時に、専用のスティックがない時には、綿棒の先に水をつけて、ビジューを拾って土台に乗せていたので、
よけいな水が色の劣化の原因にも繋がっているような気がします。
また、表面をアルコール入りのティッシュで拭いてビジュー表面を綺麗にしてから硬化させるようにしていたので、アルコールの成分も干渉してるかもしれませんね。
一度硬化してしまうと、簡単には外れない、接着成分がしっかりとビジューを固定、固着させてくれます。
貼っただけなら簡単に取れそう、と実は思っていました。
金属のバレッタ金具に黒いクレイを貼り、スワロフスキー社のブラックダイヤという色番を並べたバレッタは、超シンプルで上品だけれど、キラキラで、PTAの時にハーフアップするのによく使いました。
いつの間にか無くしてしまいました。
現物は失いましたが、毎日使っていた時期があり、
専用の金具ではなく一般的な金具でもちゃんと貼り付いてモチーフごと外れることもなく、
普通に日々使ってもビジューは外れませんでした。
実証実験で、3年はほぼ使ってたと思います。
一度きちんと張り付いたら、それくらい丈夫なビジュー。
目打ちで外すチャレンジ!どうでしょうか?
取れました。
かなり拡大しています。
リングは1.2センチくらいのサイズのものです。
モチーフとの間に金属のリングを挟んだデザインのせいか、リングと接していた部分に黒ずみができています。
リングも若干変色していました。
取れたものはこちら。↑こちらは表面。
綺麗に剥がれていますが、
本来なら裏面はフォイルと呼ばれる加工が施してあり、
↑こちらの、真ん中の金色や右側の銀色の状態が裏面で、フォイルと呼ばれる加工。
一番左は金色を表面で、クリスタルガラスのキラキラ面です。
フォイルは、上から受けた光が底面に到達した時に通してしまわずに、光を反射させる役割を果たしています。
だから、より、キラキラして見えるわけです。
商品として、キラキラしすぎないように、「アンファイル」と言って、フォイル加工をしてないものも販売されていました。
(現在、スワロフスキー社のクリスタルビーズ類は世界的に素材としての販売はしていません)
↑ちょっとわかりにくいですが、こちらが裏面。
水色のはフォイルの一部、銀色が残っています。
目打ちでパテから外したら、フォイルだけ本体に残って、上のクリスタル部分だけ剥がれてしまいました。
アンフォイルを量産しても仕方ないので、三個外してみたところで辞めました。
逆に、クリスタルが外れてしまっても、フォイルが残るお陰で、アクセサリーとしてはキラキラして見えて、よほどよく見ないとクリスタルが剥がれているのがわからないかもしれません。
(特に老眼の人は見つけにくいと思います)
こういうパテ系のものは、時間が経つと成分が浮いてきたり、ベタベタネバネバしたりすることもあるので、嫌だな、と思っていましたが、
こちらのパテはネバネバもベタベタも発生していませんでした!
こうした一連の、完全に完成した後に綺麗にクリスタルを外す方法とか、書いてる人がいないかとブログを検索してみましたが、今回は見つけられませんでした。
そして、2023年台も、こちらのジュエルデコレのレッスンをされている先生方がいらっしゃることのほうにびっくりしました。
続けておられ、デザインももっと洗練されて大人っぽい感じにされてる先生方が多くて、素敵でした。
結局、ビジューは剥がせないし、そうとなると捨てるのもなんだな、と、再び元に戻して保管することにします。
こうして、なかなか処分に踏み切れないんだなぁ、、、