懐かしい映画〜ボディガード | sachiko okazawa 転勤族人生で私だけの好きと綺麗を探求中

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子育ても卒業、転勤で二年間過ごした東京から愛媛県松山市に再び戻ってきました。20年近く、ハーブとアロマを楽しみ、ビーズアクセサリーの色々な技法を習得し講師を務める。現在は主宰教室はお休み。松山で何を始めようかなぁ、、、

ブログにお越しいただきありがとうございます。


今日はお天気が良い間にと、朝からベッドシーツを何枚も洗って、洗濯デー。


午後からは、映画の日。

録画していた「ラストサムライ」を見て、

家事をして。

少々作業をして、また再び

録画していた「BLUE GIANT」を観た後、

WOWOWで「ボディガード」が放送していて、

そのまま見入ってしまいました。




私のバースデーに夫が「アトリエツムギ」のケーキを買って帰ってくれました。


この映画も何回見たか覚えてません。

よく見たわ。


(ちなみに、昨日は「カクテル」を見て、若い頃のトム・クルーズを鑑賞。高校生の時にクラスメイトの親戚が映画の券を仕事柄たくさん持っていてもらうそうで、映画のタダ券を貰って友達と一緒に観に行ったのを思い出しながら見てました)


少し前に、ホイットニー・ヒューストンの自伝映画を観たところでした。

(タイトル忘れました。そんなに良い映画では無かったのですが、ホイットニーの生い立ちがざっくり理解できました。親が金蔓として彼女を利用して、天性の才能があっという間に食い尽くされたようで、なんともやるせなかったです。)


ホイットニーも、浴室で変死体で見つかっており、そのニュースは当時衝撃でした。


素晴らしい歌を歌っていた人も、後々の不摂生がたたって、激太りしたり、声が出なくなったり、お酒や薬物に溺れてしまったり、

天賦の才も晩年まで素晴らしい才能として活かしきれるひとは一握りなのかもしれません。


この映画が大ヒットしていた頃、私は大学生で、

周りの友人も彼氏と観に行ってきた、すごく良かった!と熱烈に映画の良さを語る人も少なくない状態でした。


そして、当時の彼(現在私の夫)からも、映画に誘われて、観に行きました。


ホイットニーの歌は確かにうまいけれど、ストーリーがなんだかベタすぎる感が漂っていて、

見終わった後も、そこまで酔いしれるほどではないな、という冷めた感想しか出てこなかった当時の私。


デートで見た最初の映画、ということで思い出深い作品ではありましたが、

その後も、何度もテレビで再放送されたら、なんとなく録画しておいて見直すけれど、

感想は変わらず、でした。


でも、この映画はいわゆるアイドル歌手の人気にあやかった中身はどうでも良いアイドル映画の枠から出ないと思ってみていましたが、


ホイットニーの人生を少し知り、亡くなった今、改めて見てみると、


この映画、よくぞ製作してくれたものよ!と思いました。


おそらく、一番歌手として実力もあり、輝いていた時のホイットニーが映画の中に保存されているからです。


女優さんとしての演技はけして上手いとは言えなかったんじゃないかな、と思います。


でも、スーパースター、歌姫、という彼女のオーラは焼きつきました。


相手役のケヴィン・コスナーは、「ダンス・ウィズ・ウルブス」のような作品の方が味わいがあって好きです。

物語としてわがままな歌姫を仕事とはいえ守らなくてはならなくなり、彼女に惹かれていく、、、(←この辺がベタなんですよね)


本能的に若気の至りで好きになる、はあり得るかもしれないけれど、


ボディガードという仕事をする人が、全く生きる世界の違う歌姫に心を奪われる、は、

あり得ないんじゃないかと、どうしてもうがった見方をしてしまいます。


リアリティが無さすぎて、映画の中だから成立する恋物語、とわかっていても、


ラストシーンの、事件が一段落し、プライベートジェットを見送る負傷したケヴィン・コスナーに、

飛行を一時中断させて、駆け寄って熱く抱擁し口付けをかわすシーンから、


それぞれの進むべき道で、要人をガードする仕事を淡々とこなしているケヴィン、

多勢の観客を前にステージで心を込めて愛するひとへの想いを歌うホイットニー、


この、実らない恋に、20代の友人たちは涙して

切ない恋だと熱狂していました。


いまだに、テーマソングは

「オールウェイズ ラブ ユー」は歌い継がれて誰もが知る名曲として愛されています。


歌うのが難しい曲なので、喉に覚えのある人が歌わないと、素人がカラオケで歌うと撃沈しますよね。


私と夫はしばらく遠距離恋愛の時期があったので、

そのままお別れすることになるかも、という危機は何度かありました。

(浮気とかの心配は全くお互いしてませんでした)


あれから、30年以上、映画のように別々の道を行くことなく、今も同じ家で暮らすことになると、当時の私が聞いたら、躍り上がって喜ぶと思います。


映画を熱く語っていた友達も、その時一緒に見に行った人と結婚して今も仲良く暮らしてる人もいれば、

一人で仕事に打ち込んでる人もいて、

みんなそれぞれの人生を歩んでいます。


お洗濯を取り込んだ時に、ふっと、マドンナの「ライクアバージン」のメロディがよぎりました。


シーツを布団にかけながら、

そういえば、青山の美容師さんが、お友達とマドンナの来日公演を超VIP席で見た話を聞いたのも思い出してました。


お友達のパパがレコード会社のお偉いさんか何かで、関係者の招待席の券を娘ちゃんに、お友達と行っておいで、とくれたから、行こう!と誘われたそうです。


だから、ものすごい良い場所で、マドンナを見たそうです。


私は当時、テレビのワイドショーでマドンナの来日公演を伝えているのを画面で見て、

「レコード会社やテレビ局関係者の親が、子供に招待席のチケットを融通して、メチャメチャいい席で観られる幸せな人もいるんだろうなぁ」と想像してたんです。


そんな、「幸せな人」が、私の目の前に本当にいた!!何十年越しで、実際に会ってしまった!!と

美容師さんと大笑いしました。


マドンナは今も現役でワールドツアーをされてますよね。

以前、マドンナの食卓を支えていた日本人女性のマクロビ料理人さんの、お料理の話やお住まいの様子などを、

ご縁あって、少人数のzoomで見せていただいたことがあります。


人生って、何十年かたって、面白い巡り合わせを起こしてくれます。