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桜の花、咲きはじめが遅れたこともあって、
激しい雨が周期的に降っても、
まだまだ咲き誇っています。
ご近所の桜の木。
私の中の桜開花の標本木。
ほんの2日ほどで蕾からこんなに開くものなのね、と驚いて見上げました。
昨日、お友達とzoomを使ってお話をして、
最終的には私の予祝してくれて終わりました。
「枠を外す」というテーマでお話会をされていましたが、
私自身、ずいぶん枠は外してきたけれど、
まだまだ、無意識に枠付けしてることに
気付かされます。
年齢なんて関係ないわー、と言いつつ、
年齢はただの数字ー、
これも、数字、という枠付けですよね
ちょうど、
何日か前に、衝撃のメールが所属協会から届きました。
言うなれば、協会終了のお知らせに近い内容でした。
コロナ禍のダメージが相当なものだったんですね、、、
「協会に所属してなければ、
資格がなければ」
何かを教えたりできない時代ではないけれど、
後ろ盾として、協会がきちんと機能した大きな組織として業界で認知されていることで
カルチャーや手芸店に
「この講師は信頼ができる」と保証してもらえる効果がある、
それだけのためにある意味、毎年更新年会費を支払ってました。
だけど、開店休業状態の私も、
そろそろ、決着をつけようかな、
協会から離脱したら
サポートが受けられないし
取得した資格も失効になるけれど
身に付けた技術は残るから
それでいいか、とも考えていた最中のことでした。
向こうから、終了を告げて来るなんて、、、。
ありゃりゃ。
年会費の案内がいつもは2月に来るのに今年は来ないと思ってたら、ねぇ、、、
(取り敢えず、会社の方針がはっきりしてないため、年会費の引き落としは今回は致しません、との記載でした)
不幸中の幸いは、現時点で生徒様を(認定スキルを取りたいという)一人も抱えていないこと。
抱えてたら、協会が終了するのは私の手に負える責任ではないけれど、
生徒さんにはこの先資格取得しての未来が無いかもしれないのに勧めてしまったことになって
なんだか無責任。
そこに関しては申し訳なく思ってしまうに違いありません。
私の協会所属の一番のメリットは
「在庫を自分で抱えなくて良い」こと。
必要な教材だけを注文して取り寄せたら良いので、
ただでさえ田舎暮らしで現物を確認できないままネット注文して失敗することが多いのに、
必要個数だけキットに組んで残りは在庫として
抱えるのが苦痛だったのです。
ビーズって一つ一つは嵩張らないけれど、数ありゃやっぱり
管理するのにそれなりに場所をとります。
そして、サービス精神と
他との競合を意識しての「好きな色選べます」アピールで在庫を増やし自分の首を絞めることになる
そしたらさ、
話を聞いていたお友達、なんて言ったと思う?
「じゃあさ、自分で材料用意して持ってきて貰えばいいんじゃない?」
お、おぅ、その考えは無かったわ、私には
「どうしても一般向けに市販されてなくて困るものだけ幸子さんに相談してもらうようにして、生徒さんが買えないものだけ手配してあげたら?」
確かに。
全くの初心者の人が興味を持たない上級者向けの内容なら尚更、生徒さん自身で既に何かしらネットで材料を買ったりして、勝手はわかっているだろうから、
任せて自分で用意してもらうは可能だと思う。
この発想は無かったわ。
「アトリエ持っちゃえば?欲しいでしょ、そういう場所」
う、うん。欲しいのは山々だけど、、、
アトリエを持つ、も、夢といえば夢だけど、
アトリエにかかる費用が出るならば、
フランスに刺繍留学して技術を身につけたい、って
夢の方が勝るかな。
「なら、行っちゃえ、フランス🇫🇷」
う、うん。
だけど、同じ行けるなら、観光目的の旅行じゃなくて、技術習うこと優先したい、と欲が出るんだよね。
「あははー!亥年さんらしいなー!
亥は強欲なのよー」
「いいじゃん、取り敢えずはさ、腰を据えて学ぶ前の、し・た・み。下見に行って来るのよ」
「旦那さん、三碧さんなら、割と気分とノリで発言しがちなんで、『いいよ』って言ったタイミングですぐに行動に移さないと、時間を置くと
『あれぇ?そんなこと言ったっけ?』ってうやむやにしがちよー」
あ、ほんとその通り。わかるー!気分で言って、自分が言った発言に責任持たず忘れてること多々あり!
うわ、じゃ、いいよって言ってるうちにさっさと旅行手配しないとヤバいんだね?!
「まずは行っちゃえ!
しっかり下調べしておいて行ってみて、楽しく観光しながらさ、
今度来る時は留学で少し期間が長くなるから、この辺り治安良さそうだし、
住むならこんなアバルトマンを借りたら良さそう、とか現地の家賃相場をチェックしてみたりさ、
自炊するならマルシェのある近くがいいな、とか
美術館巡って審美眼養うためにはこの地区がいいかな、とか、
いろいろ観光ついでに下見するって楽しそうじゃない?」
「SNSとかでパリ在住の日本人とお友達になったりして、実際に来たよーって会ってみたりさ、
ツテを、作っておいたら
留学した時に何かあった時に現地に心強い味方がいるじゃない?
その下地作りに行くのよん」
「旦那さんは一回の観光旅行なら行っておいでと考えてるんだったらさ、
一回こっきりの観光旅行だからこそ、わーい行ってきまーす!夢叶えてくれてありがとねー、留守中の用意はしておくけど、不自由かけちゃってごめんねー、その間はよろしくねって、しおらしい顔をしておいたらいいのよー」
「で、そのうち、また、様子を見て、あのフランスの良さが忘れなられなくて、もう一回だけ、行ってもいい?ってお願いしてさ、
今度は1週間のプログラムのレッスンにいきたいんだけど、行ってきて構わないかな?みたいな感じで
またフランス行くわけよ」
「いっぱい下調べしておいて、次の渡仏では
フランスに拠点を持つぞ!くらいのつもりで
拠点を探してみたらどう?」
えっ!家借りちゃうわけ?
「自分の居場所を国内一箇所に固執しなくていいんじゃない?」
「2箇所でも3箇所でも、松山、東京、パリ、みたいにさ、自分の居場所をどんどん作っちゃうのも楽しそうよねっ」
「まとまった期間海外住むなら、ちょっと現地の語学も勉強しておかなきゃね」
「わぁー、やることいっぱいあるぅー!楽しいー!」
まぁ、私よりも彼女の方がどんどんと夢を広げてくれました。
お話の最後には、
「わーい、フランスに行ってらっしゃーい!
お土産はいらないけど、お土産話をたくさん待ってるわー」
としめくくってくれました。
大いに、自分で知らず知らずに作っていた枠を取り払ってくれました。
感謝です♪