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日曜の朝、ゆっくり寝坊しようと決めていたのに
上空でバリバリとヘリコプターが2機、飛び始めました。
ああ、愛媛マラソン、今年もスタートです。
今年はパラパラと雨が降り、カッパを着ている人も。
愛媛では、南海放送でスタートからゴールまでずっと生中継されます。
コース沿線にあたる我が家。
今年は11時から16時まで完全に交通規制がかかっています。
マラソンの時間帯はバスも休止。
工夫したら抜け道はあるかもしれませんが、
メイン道路が封鎖されるので、とても不便です。
松山は車社会。
通るな、と言われたら通りたくなる、
天邪鬼ごころ。
天邪鬼だから、交通規制に不満を持つ。
だけど、今年はハッと気がつきました。
地域の小さなマラソン大会だと、記録保持者やメダリストが走る姿を見ることは稀です。
招待選手で、記録を残すためではなく、
高橋尚子さんや土佐礼子さん(最近は解説をされてます)が
一緒に走ってくれ、
時にハイタッチをしてくれる。
(これが楽しみで参加してる人もいらっしゃると思います)
箱根駅伝を走るような現役の選手や
大学の陸上部、
アマチュアでもマラソンのために走り続けている人。
トップ集団の走りは、日本のトップクラスの走りです。
この走りの凄さ、実際に見ないとわかりません。
私も子供の頃、福岡国際マラソンのコースの近くに住んでいて、二度観に行きました。(2年しか住んでなくて)
瀬古選手がまだ現役で走っていて、
あっという間に目の前を走り抜けていく姿に
トップ選手の凄さを体感しました。
沿道で応援する子供たち。
それは、知り合いや親戚、家族が出場するために行く応援かもしれませんが、
特に応援する人がいなくても観に行く子もいるでしょう。
トップ集団のトップレベルの走りを体感する貴重な機会、
それを観たことでかっこいい!自分もあんなふうに走ってみたい!と
陸上選手、マラソン選手を目指す子がいるかもしれないのです。
そう考えたら、私の中で交通規制が不満から地域の子供達にトップの走りを見せてあげられる貴重な機会になりました。
トップだけではなく、制限時間ギリギリを走り、
タイムゲートをくぐれなければ、強制的に棄権になる後方のアマチュア集団、参加することに意義がある集団たちの完走したいという必死の走りも、
応援してあげたくなります。
この、ほんのちょっとの視点の変換で、
感じる世界が見事に違うものですね。
お祭り気分の参加組は、コスプレして走る人も結構います。
過去、坊ちゃん、マドンナ姿で走った人とか話題になりました。
下駄‼️で完走した、とかしないとか。
今年は県知事、市長は走るのでしょうか。
ちなみに、選手のゼッケンにはGPRが付いているので、選手を検索したらどこを走っているかわかるアプリもあります。
それを見て、夫は会社の人や友人が近付いてきたら応援しに沿道まで出て行きます。
北条の中学、高校の合同で吹奏楽部が演奏しているポイントがあったり、
坊っちゃん団子のお店の近くではお団子がお接待として提供されたり、
あちこちで地元の人も工夫して応援してます。
皆さん、安全に完走目指してください。
そして、体調が悪くなったら無理をしすぎないように。自分で判断して、やめどき、を見極めることも大事なことだと、トライアスロンとマラソンが趣味だった近所のお医者様が言っておられましたよ。