ポーチ完成 | sachiko okazawa 転勤族人生で私だけの好きと綺麗を探求中

sachiko okazawa 転勤族人生で私だけの好きと綺麗を探求中

転勤族なのに松山定住19年、2年間の東京を経て再び松山へ。ひっそりと1人時間を満喫中。ハーブ、アロマ、東洋医学、漢方、ハンドメイドビーズアクセサリー、オートクチュール刺繍、リュネビル刺繍、アリワークをしています。占星術の勉強会にも参加中。

ブログにお越しいただきありがとうございます。

今日から三連休ですね。
2日目だけお昼頃にかけて一時雷雨予想の松山。
明日は愛媛マラソン。
これは、寒さとの闘いになるかもしれませんねぇ。
参加者の方は天気予報が気になると思います。

昨夜、ついについについに

出来ましたーー!




文化出版局 フィロザ美南著『オートクチュール刺繍のきらめき』から、
ヒョウ柄のポーチ、ようやく完成しました♪

嬉しい〜

ヴェルミセルという、ウネウネとランダムに刺していく技法で、亀甲スパンコールがキラキラと輝いて、
刺してる時は果たしてこれで良いのだろうか?とか
一筆書きの要領で空間を埋めていくのに
あ!ここ変に残った、

あれ?スパンコールが立った!
(いやいや、もう少し寝て)

一部だけ蜜が高くてモリモリしてる

と、解いたり、刺し直したり、

行ったり来たり。

それでも、楽しかった刺繍。

平らなスパンコールは一枚ずつ送ったつもりでも、
時々くっついていて2枚送ってることがあったりするけれど、
亀甲スパンコールは凸凹してるので
比較的2枚送ってた、は無かったことと、

平より私は刺しやすく感じました。

亀甲も、平も、
輝き方が違うけれど
どちらも ほーんと、素敵なのです。

見てるだけでテンション爆上がりします!

やーん、なんて可愛いの〜。

実用的なサイズではないと思ったけれど、
スマホは無理だけど、
鍵とかリップとかを入れられます。

多分、実際はもう少し大きい仕上がりなの。

図案を120%拡大して使うことになってたのに、
うちにあるコピー機、
半分壊れかけていて、
インクジェットのクリーニングしても
線が滲んできれいに印刷できない。

もういいやー、と、そのままの図案で刺したのです。

少し小さめの方が材料も少なくて済むし、
刺す面積が小さくなるからと思って。
(↑こら。せっかく作るなら手を抜くな 笑)

仕上がりは本来より小ぶりになったけれど、

ただただ、美しくて、煌めいて、
可愛いわーー、と愛でています。

ヒョウ柄って、大阪のおばちゃんイメージが強くて、
下手に取り入れるとダサくなるという思い込みが長年ありました。

ちょうどこの本が出る頃、どこかのハイブランドのオートクチュールコレクションで
アニマル柄を取り入れてたのを見かけ、
それはそれは
洗練されてさりげなくてかっこよくて。

2022年の春夏、H/Mでついに人生初のアニマル柄を購入したのでした。
ゼブラ柄でしたけど。

これが、アニマルなんだけど、アニマルを主張してなくて、さりげなくて品があって、良く似合うと褒められました。





「アニマル柄大阪のおばちゃん化しないか恐怖症」からも回復し、
いきなり大きな面積ではなく小さなところに取り入れたらいい、というセオリーを飛び越して
ワンピースからという荒技でしたが

作ってみると、そのものの持つデザインの良さを
別の角度から深掘りできるような気がします。

色違い、作りたくなりましたー。

紫とピンクオレンジ混ぜたようなの。
(↑東京歩いてて、当時、どこかで見かけたの。ド派手にならない感じで品を残して個性的で、こんな色の組み合わせのヒョウ柄あるんだー!と新鮮でした)

ポーチに悪戦苦闘したので、
(リュネビル刺繍するより難しく感じたわ)

今なら次はもう少し手こらずに
縫製できそうな気がするー。

そして、ポーチも、
一枚仕立てで作るとしたら、
接着芯は両面厚手を推奨だな、と思ったし、

今回の2枚仕立ては、裏袋が薄手のキルトだからこそ、しっかりふっくら形が立ち上がって来るのかも、ということも作ってみてわかりました。

本に作品を載せるまでに
どうやったら作り方が適切に読者に伝わるか、や
縫製する手順もどうやると一番見本の形に近付けるかを検討した上で選ばれた方法が掲載されてる訳です。

だから、基本的には、専門家が考え抜いて試作を繰り返した結果を載せている指示通りに作るのが一番きれいに仕上がります。

(ただ、全てが指示通りが良いとも限らず、
稀に変化球つけたような作り方を書いてたりするものもあります。)