今は、鼻水、耳の奥がなんだか痒いような違和感、のどが外に出るとイガイガする…
アレルギーを鎮めるのに私が一番に思いつくのは、ネトルです。
そうだ、ネトルティーを飲もう♬
ネトルはビタミンや鉄分が豊富。
血液を浄化してきれいにしてくれます。
抗ヒスタミン成分が含まれており、アレルギーにも有効。
また、風邪やインフルエンザのシーズンに、予防的に飲むのもおすすめです。
ネトルの別名は西洋イラクサ。
棘がすごくて、うっかりイラクサの茂みに入ったら大変なことになるそうです。
いつまでも痛いらしいです…
ハーバリストでフレッシュを使いたい人は、ちゃんと栽培しておられますが、私はフレッシュはいいや、と敬遠してます。
管理やお手入れする時に痛そうなので…
そこで、ドライを買って済ませるワタクシ。
でも、このハーブ、においがそれほど良くないし、(私のお友達は湿って香りが飛んだ青のりみたい、と表現しました・笑)
味も美味しい方ではありません。
そこで、私が普段よく使う手は、飲みやすくするためにも、エルダーフラワーを2に対し、ネトルを1(1よりも少なめ)程度に混ぜます。
エルダーフラワーはマスカットの香りを思わせるフルーティ。
北欧では初夏に咲くその花を集めて、エルダーシロップ、コーディアルと呼ばれるものを各家庭で作るくらい馴染みのあるものです。
美味しい。
そして、気道の粘膜の浄化、風邪の初期症状の緩和や、アレルギーによる鼻炎の症状も緩和してくれます。
利尿作用も高く、むくみをとる、などの効能が期待されます。
私には常備が必要なハーブたちなのですが、エルダーは今、切らしています。
今日のお茶は、
ネトル、エキナセアに、
自家製ジンジャーレモンを投入。
ジンジャーレモンのおかげで飲みやすくなりました。
イラクサ、と言えば、このハーブの説明の時に先生が教えてくださった、カナダのアリス・マンローというノーベル文学賞受賞者の「イラクサ」という短編小説。
ざっくり言うと、確か不倫の話で、イラクサの茂みで密会をすると、どうなるかなんてハーブをしている人ならわかるよね?!って話が印象深く残っています。
確か、「眠れる森の美女」を閉じ込めたお城の周りも、棘のある植物で覆われたことになって語られることが多いのですが、イラクサの茂みに覆われた、っていう話もあるようです。