今年の秋も終わりを告げようとしていたとある日
よく晴れたお散歩日和だったため出かけた先から少し足を延ばして訪れたのは、江戸幕府の大老で後に江戸城外の桜田門外において暗殺された井伊直弼のお墓があることで有名な
豪 徳 寺
世田谷の閑静な住宅街の中にあるこちらは" 招き猫発祥の地 " の一つとして
境内に納められた招き猫の景色でもよく知られているお寺で
まだまだ見頃だった紅葉を愛でながら境内を奥に進んでいき
まるで狛犬のように猫を祀っている「 招福殿 」の門扉をくぐると見えてくるのは
大小様々な招き猫がずらっと並んだ
こちらの眺め…
そして豪徳寺の招き猫は本来持っている小判を持っておらず右手で招くタイプのもので
その理由は「 招き猫は福を得るチャンスは与えてくれるが、福そのものは与えてくれない。チャンスを生かせるかどうかは本人次第… 」という考え方からくるものだそう
またよく見ると招き猫の中には可愛いイラストやメッセージが書かれたものや
座布団を敷いていたり洋服を着たものもあり
納めた方それぞれの大切な思いを感じることができました
そんな日差しに透けて見える紅葉の美しさの中、たくさんの招き猫に囲まれた不思議で幻想的な世界に迷い込んだ…
とある秋の日の夕暮れ❤️