約6時間の『ディスカバー飯田線号』の乗車は
ここ飯田駅に到着して終了ですが
明日に備え今日はこの先〈飯田線〉を乗り通し
〈中央本線〉で岡谷市まで移動します。
乗って来た『ディスカバー飯田線号』は
特急 伊那路4号 15:58 豊橋 になり
折返しこの列車で帰る人も居るようです。
さて、飯田駅から先優等列車は走ってません
つまり、ここからは各駅停車の旅です。
乗り込む列車は
普通 15:55 上諏訪
列車は長野色をまとったJR東日本の211系
終点の上諏訪駅まで3時間ほど掛けて走ります
しかしJR東日本の管内を走るのは20分程
辰野駅までの〈飯田線〉はJR東海のエリア
ずいぶん奥深くまで入り込んできてますね。
これで岡谷駅まで2時間半の行程ですが
20分程の乗車で下車します
降りた駅は飯田から5駅の市田駅
さて、いつものサブクエスト開始です
目指すは1km程離れた高森町役場
まぁ、1kmくらい楽勝
と、思って歩いたのですが
延々と上り坂
しかも、かなりキツイ
息を切らせながらたどり着きました
無事にクエストを完了し駅に戻る。
一息ついて自販機で缶コーヒーを買ってから
普通 17:01 岡谷 に乗車
今度はJR東海の313系が来ました
天竜峡行きと行き違いをします。
これにそのまま乗って行けば本日の目的地
岡谷まで行けるのですが
そうすると、この〈中央本線〉の〈辰野支線〉
いわゆる“大八廻り”の塩尻方面を
乗り残してしまうことになる。
という訳で各駅停車に揺られ2時間少々
19:08にJR東海エリアの終わり辰野駅に到着
フリー乗車券エリア外のため
一度改札を出て岡谷までのキップを買う。
そして 普通 19:30 塩尻 に乗車。
塩尻駅に19:54着
連絡の長野発 普通 19:57 甲府 に乗換
20:07本日の最終目的地
岡谷駅に到着しました。
この日は駅前の岡谷セントラルホテル泊
明日に備えてゆっくり体を休める
11月4日
時刻は6:30部屋の窓から
諏訪湖越しの八ヶ岳から昇る朝日を眺める。
出発までの1時間半部屋でのんびり過ごし
8:20岡谷駅に。
今日最初に乗るのは 普通 8:43 飯田 です。
昨日乗車しなかった辰野
岡谷ルートを
直通する列車になります。
これでこの〈中央本線〉〈辰野支線〉
“大八廻り”も完乗
今回の目的の2つ目をクリア
ということで、少し寄り道しながら
飯田駅を目指します。
最初に下車するのは田切駅
なんの変哲もない築堤に設置された
棒線駅ですが
一部マニアの間では有名な駅
せっかく〈飯田線〉に乗りに来たのに
この駅に立ち寄らない訳にはゆかない
高架構造の駅から長い階段を降り
線路の下をくぐると
お寺の駐車場に目的のものを発見。
アニメ聖地巡礼発祥の地
と、彫られた立派な石碑が建っています
そのアニメとは
「究極超人あ～る」というアニメです。
「パトレイバー」の作者ゆうきまさみ氏による
コミックをOVA化した作品。という程度の知識しかない
作中に「飯田線のバラード」という挿入歌が流れ
JNRロゴの185系も登場し窓を豪快に開け荷物を
放り込むという185系ならではの荒業を披露
〈飯田線〉内では119系が登場と
まだ、国鉄時代だった頃の作品です。
今でこそ、地域の活性化と称したくさんの地域が
こぞってアニメ作品とコラボし
鉄道会社もアニメラッピング列車を走らせ
観光誘致に勤しんでいますが
30年以上前は“親方日の丸の国鉄”
そして“アニメの聖地”という言葉も一般的で
無かった時代にファンが作品に登場した
〈飯田線〉の沿線を巡ったりしていました。
そんな田切駅に10:10に到着し紅葉の駒ケ岳を
眺めながら次の列車を待っている30分の間に
ソロツーのライダーが一人巡礼
に訪れました。
少し会話をしていたら、俺の乗る列車が到着。
その方にお見送りをうけ 普通 10:43 上諏訪 で
もと来た岡谷方面へと向かいます。
3駅10分の乗車で到着は駒ヶ根駅
乗り換え時間は15分程なので
ササッとサブクエストをこなしましょう
駒ヶ根市民ではないが駅構内にある
市民サービスコーナーへと立ち寄り
マンホールカードをGET
そして 普通 11:09 豊橋 に乗り
この日の真の目的地飯田駅へと向かいます。
この列車は上諏訪から豊橋まで各駅停車で約7時間走る列車です
車内には季節柄ハイキング客の姿が目立つ
車窓から見える駒ケ岳山は詳しくないですも
麓は一面の紅葉が映える。
中央に見える白いのは氷河でしょうか？
沿線の畑にはりんごが色づき
快晴の〈飯田線〉をのんびり1時間少々
目的地である飯田駅に12:19到着です。
この日乗るのは13:05発
臨時急行『飯田線秘境駅号』です。
少し時間があるので
りんごをイメージした赤い屋根の
飯田駅から出て
飯田市役所まで散歩。
サブクエストのマンホールカードの回収です
そして12:50駅に戻ると
3番線には『飯田線秘境駅号』が入線中
さて、次回いよいよ〈飯田線〉の旅の締めくくり
『飯田線秘境駅号』に乗車です