
こんにちは、こあいざわです。
前回、壁紙が原因のにおいについて
投稿しました。
単なる装飾じゃなくて、
部屋をきれいに、快適にするのが
壁紙の役割だと思ってます。
誰だって気持ちの良い部屋に
住みたいものですよね。
しかし
その壁紙が体の不調の源なら
そんな壁紙貼らない方がましです。
私は以前、
「壁は汚くても剥がれてても
危険なわけでも生活できない
わけでもないんだから、
もっと優先すべきところを
リフォームした方が
あなたの為に良いですよ」
と言っていました。
だけど
この商売やっていて
壁がきれいになってないと
病気になる可能性があるなんて
正直考えたことがありませんでした。
とはいっても
診断されなかったり、人から理解されない
くらいの【病気】です。
今思えば自分自身がタバコや化学物質の
においでひどい時は寝込むほどの
体質にも関わらず
「体調が悪くなるのは自分のせい」
だと思っていたものが
【過敏症】というれっきとした
【病気】だとわかったのは
ごく最近です。
更に、タバコに対する規制が
強くなってきたことで
堂々と声を上げる人が増えてきたのも
後押しとなって
【この環境はダメ】だと
言ってくれる人も増えました。
環境に対して拒否反応される人が居るのは
【におい】だけじゃありません。
【音】だったり、
【振動】なんかもあって、
そんな悩みを正直に話してくれます。
むしろ、それが当たり前なんですね。
業者によっては、
そのような形にないもので
悩みを訴えられても
【面倒くさい】気持ちになるんでしょうね。
でも
今、巷で出回っている建材でそのほとんどが
解決できる事を知ってほしいのです。
においは壁紙を貼り替えれば解決できます。
音は遮音性のある窓を取り付けたり
壁に吸音材を入れることでかなり抑えられます。
振動も吸振材の入った建材で仕上げたりすれば
軽減できます。
トイレやキッチンを交換するばかりが
リフォームじゃありませんよ。
見た目がきれいだとか
新しいからと言って
皆が快適なんてことは
ありません。
これから内装リフォーム屋
として考えるのは
価格よりも、技術よりも
いかにお客様に合った【環境】の
提案が出来るかだと思います。
そこにはもちろん価格や技術も
関係ないわけではありません。
きれいにきちんと工事を終わらせたところで
環境が合ってないと、
単なる業者の自己満足にしかならず、
自分本位の工事をしてハイ、さよなら
となってしまい、
【お客様目線】でのリフォームとは
ほど遠い結果になります。
大事なのは、
【周りに理解されないけど、本当につらい人】
を救うことが必要なんだと
思いました。
なんか自分自身に言い聞かせる様な
文章になってしまいましたが
最近、気づかされるような事が
続けてあったので、
つらつらと書いてしまいました。
ありがとうございました。