恐怖の痕!ふすまの…2 骨の修復と下貼り | 埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

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さて、作業台に載せて枠を外し、

ボロボロの紙を剥がしたところです。
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骨が3/1近くありません。

そこで、近所のホームセンターでなるべく近いサイズの角材を見つけてきました。

14mm×14mmのラワン材。

幅は少しだけ太いけど厚みが一緒なので

これにしました。隠れて見えなくなってしまうところなので、

特に細かい調整はしてありません。

要するに下紙の受けになればよいのです。

障子の場合、杉とか栂の材料で、ここから同じサイズになるまで

カンナをかけて組めば、同じ様な方法で楽に直すことができます。

組む部分はお互いの材の幅に「ノコ」を入れて…

半分の厚さに細い「ノミ」で突くと材が柔らかいので

簡単に「仕口」ができます。
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細い材の場合、小さくて刃の細かい「ピラニア鋸」みたいのが

切り口もきれいだし加工もしやすいですよ。

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これで骨の修復は完了。

次は下紙を貼ります。

専用の「受け紙」というのがあるのですが、

今回はたまたま倉庫にあった「クラフト紙」を使いました。

裏面には「茶ちり」のロール紙を貼りました。

このふすまは押入れ用なのでいいのですが、

間仕切り用だと西日が差しこんだ時に骨が透けてしまいます。

だからホントは下貼りには厚めの紙を使った方がいいです。

強度的にはこれで問題ありません。

気を付けたいのは、糊をつけるとき、

障子のように骨だけに糊をつけるやり方だと、

シワになって取り返しつかなくなります。

紙の裏全体に糊をつけましょう。

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乾いたら、さらにこの上に「茶ちり」を使って「袋はり」という

工程に進みます。


続く