フローリングのビミョーなリフォーム法とは?3 | 埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

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さて、②の上から床材を貼りこむ場合です。


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画像のようにクッションフロアを上から貼っていきます。


ただし、マンションによく使われる裏にゴムが付いたもの(L45以上の等級)は
この工法はお勧めしません。

元々プカプカしているフローリングなので、上からクッションフロア等の貼り物をしてしまうと、数か月~数年で
ミミズ腫れの様な醜いシワが出る可能性があります。

このお宅の場合、根太に直に張ってあるフローリングなので、プカプカしません。

元のフローリングがゆがんだり腐って落ち込んでいる場合は補修が必要です。

大体のフローリング材は厚さ12mm程度なので、

補修といってもフローリング材を用意するのではなく、

コンパネ(構造用耐水性の一級品がおすすめ)でしたらほぼ同じ厚さですので、

傷んだ部分だけは張り替えます。上から貼るので、見た目は関係ないですからね。

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今のフローリングとなるべく色の近いクッションフロア材を選びました。(少し明るめ?)

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周りはこんな道具を使って切ります。



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貼り終えたところ

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反対から見たところ

最後にワックスをかけて完了です。



この工事の〇なところ


手軽にきれいになる

材料費も工事費も安い

クッション性があるので、キッチンなど、食器を落としても割れにくい

傷や汚れで傷んだら、また貼り替えられる

半日程度で工事完了(画像の現場は2時間程度)なので早い!




この工事の×なところ


フローリングに比べて見た目が安っぽい

傷がつきやすい(補修は困難)

家具などのゴムの足(特に黒いゴム)に対して変質しやすい(その形に変色する)

家具などの型がつきやすい


などです。

補足:今回貼った材料はリリカラ製の2.8mm厚のものです。

一般的には1.8mm厚。さらに厚いもので3.5mmなどがあります。

若干ですが質感が違いますし、長年使ってると1.8mmのものは

下地がくっきり写りこんでしまうので、

トイレとか面積が小さいところでしたら良いかなと思います。

用途に応じて選びましょう。厚くなるにしたがって値段も高くなります。



次回は③の「新しいフローリングに張替える」です。

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