声にすると、とたんに色あせてしまうようなそんな思い。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
そんなとき、言葉の代わりに、何かに思いを託して
相手に思いを伝えることができたら・・
きっと素敵ですよね。
この映画の主人公も、そんな一人。
彼は、声にならない思いをギターの音色に託します。
こんなことができたらいいよなあ・・
そんな思いに浸っていたのを覚えています。
でも、特筆すべきは、ギターの琴線をふるわせるような音色でしょうか。
ギターは、弾き手の感情によって、こうも表情を変えるんだなあ・・
声にならない思い。
本当のところ、がんばって声に出すことが一番大切なんだと思います。
でも、こんな、伝え方もいいんでしょうね。
すごく楽しく、とても共感できる映画でした。
表情を色鮮やかに変えていくギターの音色を聞いたなら、
言えなかった一言が言えるようになるかもしれませんね・・・
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出演: ショーン・ペン, サマンサ・モートン, ユマ・サーマン, ウディ・アレン
監督: ウディ・アレン
2000年
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