『パリ、ジュテーム』(仏) | 極私的映画と音楽のススメ

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こういう何気ない日常を描いた
短編オムニバス形式にとてーも弱い


いろいろな形の愛情が凝縮されているのですが
特に秀逸なのはラストの短編

パリに一人で旅行にやってきたアメリカ中年女性
一応フランス語を習っているので使いたいんだけど
話しかけても、相手が気を使って英語で返されてしまう

そんなかんなで一人ぶらぶらとモンパルナスを歩いて
たどり着いた公園で彼女に不意にとある気づきが訪れる

嬉しいと同時に悲しみを感じた彼女の言葉が印象的

「その瞬間私はパリを愛していました」
「パリもまた私を愛していたと思います」


これがその短編


この短編の後にすぐラストシーン。
これまでの登場人物をつなぐラスト。
これみてなんだか、暖かくなった
で、涙が出た


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本当に、このラストの曲は、すばらしいです。

この映画のなんたるかを凝縮しているような感じです。

ぜひ聞いてみてください



再掲載(初掲載:2008/1/11)