天才的な頭脳を持ちながらも
幼少時の虐待によって心をとざす少年
最愛の人をなくして失意の日々をおくり
心を閉じてしまった医師
この二人が出会い、語らい、そして心が安らいでいく
そんな心の微妙なゆれ動きを見事に描いた秀作といえるでしょう。
つらいことがあったとき
どうしても一人でいたくなってしまう
だって他人とあったとしてもうまく笑えないような気がするし
第一そんなときに何をはなせばいいのやら
そんな想いで
心を一定期間閉ざしてしまった経験は誰にでもあると思う。
けれど幼児虐待で負った傷の深さは
これとは比較しようもない
そういう痛手を負ったものと理解しあう第一歩
それは会話でしょうね。
会話して、理解しあうことで、
お互いの間に信頼感が生まれる。
そうするとすこしずつ
心の壁がとれていくんでしょう。
対話の大切さ
人と人のつながりは
サイバー上のつながりよりも何重にも重い。
だからこそ
親子であれば肌と肌のふれあいが必要なんですね。
みなさん
つながりをたいせつに