![]() | 猫を拾いに (新潮文庫) 594円 Amazon |
男子校である私の高校ではセンター試験対策に女性作家の小説を読めと教えられた。女性と接しないせいで試験に女性の登場人物が出ると途端に点数が取れなくなるそうだ。と言われて、女性作家の本を読んでみたりしたが、こんなに共感しないものかと驚いた。元々読書嫌いだった自分は、それまではミステリー小説とか、ハリーポッターとか、課題図書くらいしか読んだことがなく、ましてや女子との関わりなんて避けてきたので、共感できないのも納得がいった。大学に上がってからは女性と接し、付き合ったりもしたのだが、相変わらず難しいなーと思う。女性自身が難しいのではなく、男と女ではどうしても考えや感性が異なってしまうのである。
そんな青かった自分も成長し、知人に紹介してもらい本書を読んだ。様々な男女の日常をファンタジー要素も織り交ぜながら描く本作品はとても面白かったし、なんか共感もできた。女性ってこういうこともあるよねー、男性もこういうとこあるよねーなんて。
男女の違いって複雑で言葉にしづらくてヤキモキするけど、男女の物語を面白おかしく読んで、こんな女性は素敵だなーとか、こんな男にはなりたくないなーとか思いながら読むのはこんなに面白いのだと気づいた。
