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易者酒井 易の言葉ブログ

易経は宝物の言葉がたくさん詰まった書物。
現代にも十分に通用する易の言葉を解りやすくお伝えするブログです。

易経16番目の雷地豫の六五には、“貞疾あり”と書かれています。


貞疾とはどんな病なんでしょうか。


そもそも、豫の卦は、楽しみ、嬉しいこと、わくわくすることの意味があります。


わくわくとは、人の本能欲求の一つである“自己愛”を満足させてくれるもの。


人を元気にしてくれる外的な要因です。


成卦主である九四には、人がそのわくわくパワーで結果を出す様子が描かれていていますが、


その次の六五はうって変わって


自分を認めてくれたり、満足させてくれるものが手に入らなくて、


ぶすっとしている様子が描かれています。


それを“貞疾”と呼びます。


大好きな恋人と思い通りに会えなくて、下手をしてストーカー化してしまうと本当の病ですね。


でも、“会えない時間が愛育てるのさ~♪目をつむれば君が居る~♪”となれば、


強いあなたになれるのです。


易はそれでも“恒に死せず”ともあるので、苦しくても辛くてもそこを健気に耐え忍べば、


成長するよ、がんばってね。と言っているのです。


雷地豫からでした!


(岩波書店 易経上下 高田真治・後藤基巳 訳 より)