新年に繋辞伝(けいじでん)読書 | 易者酒井 易の言葉ブログ

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易経は宝物の言葉がたくさん詰まった書物。
現代にも十分に通用する易の言葉を解りやすくお伝えするブログです。

皆さま あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

穏やかなお正月休みに

周易繋辞上下伝を

のんびりと

読み直しておりました。

 

 

よく易は難しいと言われますが、

その理由は易が持つ多面性に

よるものと思われます。

 

繋辞伝には、

易の持つ多面性について

原文、読み下し文、

段落を下げて

現代語による解説の順に

丁寧に書かれています。

 

それによると、

易は大きく分けて、

四つの面があると言っています。

「辞」「変」「象」

そして「占」です。

 

それは、「言葉」「動き」「形」

そして「未来予想」と

言い換えることができます。

 

もしも易に興味がおありになれば、

急いで全てを把握することは

ありません。

 

付き合いやすいところ、

とっつきやすいところからで

良いと思います。

 

人とのお付き合いと同じで

ご縁があるものならば

お付き合いが長く続くことでしょう。

 

 

(周易繋辞上伝・下伝より 易経下巻 岩波文庫)