年末年始 長期休暇のご予定はお決まりでしょうか。
私も息抜きに温泉旅行へでもと計画をしています。
易にも旅の卦があります。
「火山旅(かざんりょ)」です。
昔の旅は現在のように楽しいものではありません。
訳あって仲間や住み慣れた土地を離れて、
ひとり旅立つことを余儀なくされた、という前提です。
人生の途中で「火山旅」の一時期を過ごすことも
ありますね。例えば、出向、単身赴任など。
私自身も50歳から組織を離れて
学生生活をスタートさせたのですが、
それはまさに火山旅の始まりでした。
そのような時の心構えをこの卦は示してくれています。
“火”は明察を表し、“山”は止まることを表します。
本物を見る旅。
荷物は最小限に留め
無理はできないので適宜立ち止まることも大事。
自我を強く持ち、特定の人々と親しまずとも
旅の恥はかきすてと言うような心は持たず。
そんな旅人の姿はきっと人々の心に残ることでしょう。
「火山旅」からでした!
(易経上下 高田真治 後藤基巳訳 岩波書店)
