2号戦車(ワールドタンクミュージアム) | ガラクタメモリー

ガラクタメモリー

プラモを塗ったり作ったり
ちょっとだけ役に立ったり立たなかったりきっと役に立たない場所

2022年5月頃製作しました

 

サクッと何かやりたかったので、リサイクルショップにて1個100円で売られていた2号戦車をリペイントして楽しもうと作業開始

 

 

 

プラモの解説書や箱に載ってる程度の知識はありますが、私自身はミリタリーに関する知識はそれ以外はほぼ無いので、事前に画像検索したところ、アンテナが省略されている様なので、真鍮線(たしか0,5ミリ)を瞬間接着剤でくっつけました

 

それ以外に目立つ砲塔のパーティングラインをナイフやヤスリで処理して、作業後に一度洗浄して乾燥

 

元々塗料が塗られているので、そのまま塗ってもよかったのですが、全体の発色を良くするのと真鍮線の部分への塗料の食いつきが弱いかもしれないので、グリーンスタッフワールドの白いプライマーを筆で2回ほど塗装しています

 

画像はその後VICカラーのドゥンケルゲルプ(ドイツ戦車色)を塗装した状態です

 

 

 

 

 

 

その後迷彩にしました

つまようじがあるのは、ブルタック的なものとつまようじで持ち手にしているからです。昔は手で持って塗っていたこともあるのですが、今は基本的に何かしら持ち手を作って塗っています。

 

手で持って塗るとまず塗りにくいのと、手の皮脂が付着した時に塗料の定着が悪い場合があったり、ラッカーや溶剤系水性(タミヤアクリル等)なら問題無くても、基本的にあまり良いことがないので、持ち手は用意した方がいいですね

 

迷彩に使った色はVICカラーのコクピット色(三菱系)で、アンテナは同黒、砲身はファレホメカカラーのガンメタルにVICカラー黒を混ぜたものを使用しました

 

装備品はメカカラーのスチールです。

 

 

 

 

凸部にVICカラーのドゥンケル+ベージュを混ぜた明るい色でハイライト

迷彩のグリーンの部分もやろうとしたのですが、かなり大変なのと、やってもあまり効果がなさそうなのでやめました

 

 

角度を変えて。

 

 

 

 

 

 

ウェザリングカラーでスミ入れ兼ウォッシュ

 

ツイッターですごいな、うまいなと感じる方は小さいものは大きいものよりハッキリ・クッキリと塗装の効果を見せている様な気がするので、実際に自分でやってみました

 

ハイライトだけの状態では大丈夫か?と感じるかもしれませんが、スミ入れをすると凸部のハイライトがあることによってググっと引き締まって見えると思います

 

 

 

 

 

100円均一で数年前に購入してずっと寝かせていた0,55ミリ真鍮線をねじって、一部小さい部分は瞬間接着剤で接着、塗装に備えてラッカーの500番サフを筆塗り

 

 

 

 

 

 

 

塗装してスポンジ系素材を付けたら、木になりました

 

 

 

使ったのは100円均一で売られているジオラマ系素材

鉄道模型用として販売されているスポンジ系素材(800円程度するヤツ)を使ったことがないので比較は出来ませんが、こちらの商品は若干ダマが多いような気がするので、ほぐしながら使いつつダマっぽい部分は使わない方がいいと思います

 

多分この商品自体が木の葉っぱに使うというよりは、地面に植えるようにして使う用に想定されていると思いますので、そもそもの使い方が違うのかもしれないです

 

 

 

 

100円均一のホビー用ポリスチレンフォームを適当な大きさにカットして、石粉粘土で周辺を覆いました

後で木が刺さる様に事前につまようじで穴を開けておきました

 

 

 

 

 

 

 

1日程度待って粘土が乾燥したら、タミヤの情景テクスチャーペイントのブラウンを筆でボサボサになるように塗布

情景テクスチャーペイントはプラバン等のベースになるものにそのまま盛ってもいいし、ベースの上に粘土で地面の凹凸を出して盛るとさらにいい感じになります。冗談抜きに神アイテムです。

戦車の走行跡を付けて、鉄道模型用の小石を撒いて、ファレホのグレー系でドライブラシしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地面に短い草を生やして、木の葉っぱの量を増やしてビネットの完成です。

 

 

 

戦車はナントこの大きさですw接着剤が巨大化したのかな?w

足回りも一応汚したのがわかると思いますが、ビネットに配置された状態では全くわかりませんね…まあわからないぐらいが丁度いいのかもしれません

 

 

 

 

ビネット全体をタミヤアクリルと比較してもこの大きさです。

最終的に戦車にはホビーカラーのつや消しクリアーをエアブラシで塗装してあります。

完成後に思いましたが、木は少し盆栽っぽいテイストだなと。戦車の躍動感みたいなものを出したくて、戦車とはあえて逆の方向に反ったカタチにしました。

 

全体の作業時間は大体1週間ぐらいで常に楽しく作業出来たことを覚えています。

このビネットをツイッターに上げたところ、タグも一切付けてなかったのになぜか3桁の100いいねをいただくことが出来ました。あれはなんでだったんだろう。

 

お手軽に作った割に自分でもかなり満足していて、初めて他人に作品と言えるものが作れました。