1/72 3号突撃砲E型(ドラゴン) | ガラクタメモリー

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プラモを塗ったり作ったり
ちょっとだけ役に立ったり立たなかったりきっと役に立たない場所

2021年9月完成しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某ヨド通販で数年前に定価2000円以上が、1000円ほどで投げ売られていたものを製作しました

 

 

 

戦車系の1/72ということもあり、パーツはかなり少なく、またドラゴン特有でしょうか、使わないパーツがかなりありました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年のキットのようですが、カラーガイドに国内では未発売?の水性ホビーカラーのダークイエロー403番が…2000年ぐらいまではホビーカラーでもいくつかの特色が国内販売されていたみたいですが、その後は全く販売される様子もなく、新色が出るのはいつもミスターカラーという苦渋をなめ続けていましたね

 

その後ホビーカラーが大幅リニューアルし、まさかガンダムカラーが出るとは、「またミスターカラーかよ」と常に苦渋をなめていた頃は全く思いもしませんでした

 

ミスターカラーにもある、ジャーマングレー3種にロシアングリーン2種を出してくれたのだから、他のミリタリー色ももう少し出して欲しいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬だけ現代アーティストみたいなこと(?)をしましたが、アクリジョンで遊べないかなと模索した痕跡です

 

 

裏面で色々試したのですが、あまり上手くいかなったので潔く止めました

 

主に時間がかかりすぎることが原因なのですが、アクリジョンは特性上透明感が強い色が多かったり、クセがかなり強いので、色数そのものをもう30色ぐらい増やしてくれないと遊ぶには少しツライ

 

明るいダークイエローとして使える色もタンかセールカラーしかないので、自分で調色しないと選択肢が少なく遊ぶ幅が限られてしまいます

 

混色する場合でも、ウェットパレットで乾燥そのものは遅く出来ますが、水分が一定量を超えるといきなり塗りにくくなりますし、ビンで保存するにしても2年ぐらいしか持たないので、メーカーから色を増やすアクションを起こしてくれないと、使いづらいままなのが残念です

 

最近になって筆塗り専用シリーズとして、いくつかアクリジョンの色が増えることが決まっているのでそちらには淡い期待をしているのですが…(特にゴールド)

 

 

あとはアクリジョンはメカモノよりも、フェイクスイーツなんかのミニチュア製作している方の作品に使った方が光沢色もあるしニオイも少ないので向いていると思っていたのですが、メーカーもようやくそれに気づいたのか、2022年になって新しい動きを少しづつ見せてきていますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本塗装にはMMPことミッションモデルズペイントを使用

 

本来はエアブラシ用ですが、筆で塗りました

 

筆塗りが上手な方のいい意味で雑(?)な風合いが出せないかなと色々試行錯誤しながら塗装したのですが、粗いだけの仕上がりになってしまいました

 

やはり上手な方の塗装にはまだまだ及ばないことを痛感させられました

 

 

MMPはエアブラシ用と謳っているのに偽りなく、エアブラシ使用時は問題ありませんが、筆塗装だとかなり乾燥が遅いです

たしか英語のページで見かけたような気がしますが、どうも塗料そのものにリターダーが配合されているみたいで、ファレホに比べると筆塗装時のスピード感はほぼゼロ

 

ニオイは全然しないのですが、正直筆で塗るには全く向いていませんね。ドライヤーを併用しないとまともに使えないと言っていいレベル。

 

VICカラーも超速乾というわけではありませんが、MMPと比べたら格段に乾燥は早いです

 

 

長所は乾燥後はタミヤアクリル並のガッツリとしたつや消しの塗面になり、隠蔽力はそこそこ高い印象です。エアブラシ使用時はよっぽどの低圧で細吹きをしない限りは詰まることはないです。細吹きする時もそれなりの圧力で吹いた方がいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリック系はファレホのメカカラーを使用。木材系は同モデルカラー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧版のホビーカラー焼鉄色でスポンジチッピングをし、タミヤウェザリングマスターをハケで塗布し適当に砂埃感を演出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体にかなり粗い出来となったので、自分としてはあまり満足出来なかったキットでした

 

定価もそれなりにしますので、同じキットを探して買う気にはなれませんが、似た形の3号戦車N型が別メーカーのモデルキット999で発売されていますので、いつかそちらを購入してリベンジしたいですね

 

このキットそのものは1/72戦車系としては基本的な出来なのかなと思います

 

1/72はサイズがカワイイけど、塗装に力を入れることも出来るし、こだわる方は工作を少し追加することも出来る大きさだし、組立に時間はかからないので、とてもいいですね