エクシードモデル ザクヘッド(バンダイ) | ガラクタメモリー

ガラクタメモリー

プラモを塗ったり作ったり
ちょっとだけ役に立ったり立たなかったりきっと役に立たない場所

2022年4月完成しました

 

ベースカラー発売以降もアクリジョンのデメリットとして常に挙げられる隠蔽力の無さ(良く言えば透明性が高い)や筆のハケ目の出やすさを活かせないかと数年前から思っていて、何度か挑戦を試みては断念…を数度繰り返して、ザクヘッドを捨てる覚悟で何度目かの挑戦を開始(ほぼ完成品なので作るというより塗装作業が99%を占める)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失敗を繰り返して初めてそれなりのものに出来た気がします。ただ動力パイプはあまり上手くいかなかったのですが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

下地としてグリーンスタッフワールド(以下グリーンスタッフ)のホワイトプライマーを筆塗り。

グリーンスタッフのプライマーはアクリジョンの通常色を上塗りしてもクラックが入ることがありません(白しか持っていないので、その他の色のプライマーだと違うかもしれません)

 

一番初めに白くしたのは単純に色をキレイに乗せていきたいから。へこんだモールド部分に影色としてオリーブドラブ2を塗りました

 

 

 

 

 

 

 

その後ブラウンやらイエローやらブルーやらをそれらしく塗ります

黒を使うと色が沈みすぎて上塗りの色が暗くなってしまうので使いませんでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーキグリーンをメインで塗り進めましたが暗くなり過ぎたので、乾燥させて一度中止

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーキグリーンベースのところにイエローをじゃぶじゃぶ塗って、イエローのフィルターをかけて、ルマングリーンやカーキグリーンに蛍光グリーンを混色しながら上塗りをしていきました

 

 

 

 

 

 

 

 

どうせならあまり見かけない彩度の高いグリーンのザクにしようということで、蛍光グリーンをかなり多めに混色して最終的にこんな感じに。

 

塗装する手数そのものよりも、この色重ねたらどんな感じになるだろうかと考えながら作業をしていたので、思ったよりも完成まで時間がかかることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本塗装後にデカールを貼りつけましたが、デカールがかなり劣化していて貼り付けるのにかなり苦労をすることに

 

貼り付け後もデカールの段差がかなり目立ったので、ガイアカラーのEXクリアーをエアブラシでかなり厚く吹いて、乾燥後に1500→3000のスポンジヤスリで水研ぎを行い修正を行いました。

 

デカールの段差がほぼ全くわからなくなり結果的にはオッケーと言えるだろうと思えたので良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台座はガチャーネンと同じくガイアカラーのステンレスをエアブラシで塗装してあります。

 

せっかくアクリジョンで面白い塗膜を作れたのに、エナメル系のウォッシュ等を入れると効果がほとんどわからなくなってしまいそうだったので、動力パイプをやや強めにグレーで効果を入れたぐらいで、頭部の装甲はほぼアクリジョンの塗膜のままです。

 

 

 

アクリジョンは初期に何をしても上手くいかなくて、何度か再挑戦してはそのたびに打ちのめされてきましたが、使い方次第では結構面白いことが出来るんじゃないかと思えました。

 

このザクヘッドではアクリジョン発売初期に悪評をばらまきまくった青いラベルのアクリジョン専用薄め液を使っています。めちゃくちゃクセが強いですが、どんな道具でも使い方が大事なんだなと学ぶことが出来ました。