バーサークフューラー(配布版) | ゾイドバトルカード大辞典

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ゾイド第2期に発売していた「ゾイドバトルカードゲーム」のブログです。カードの掲載が終わったのでゾイド全般のブログと化しています。
ゾイドバトルカードゲームを初めて知る方はテーマ別記事→「ルール説明・補足」を見てから各カードを見て頂くといいと思います。

マッカーチス、ディマンティスと共に配布された、プロモ版のフューラー(素体)です。なんで素体をチョイスしたのかは永遠の謎。

 

フューラーが素体で戦闘をしたのはバトルストーリーでは最初の起動シーンのみです。

ガンスナイパーを撃破し、レオマスターであるレイ・グレックの乗るシールドライガーDCS-Jをも不意打ちとは言え撃破してしまう、驚異の性能を発揮しました。

本当に素体かこいつ。

 

カード能力はブースターパック版と似通っており、武装が無い素体のために射撃格闘は低く、射程も2しかありません。バトルストーリーでは荷電粒子砲を撃っていましたがどこかに置いてきたようです。

地形適正が平地のみなのも厳しいところ。

 

ですが特殊能力が2つとも強力であり、「無限の軍団」は同領地のマッカーチス、ディマンティスをダイス目次第ではあるが復活させるという非常に厄介な能力です。

しかも「完全な状態」での復活のため、カスタムやパイロットを付けたまま復活させるという驚異的な効果です。

また、もう1つの「超反応」もダイス目が5以上であれば先に移動することが出来るため、水地形やバリケード、他ゾイドなど障害物に挟まれてでもいない限りは攻撃回避ができる(移動4なので苦手地形でも2マスは動ける)ため、どちらも恐るべき能力と言えます。

 

フューラーを中心にマッカーチス、ディマンティスで埋め尽くす無限デッキのキーカードではありますが、実際のところ低いスペックが足を引っ張ってしまうため上級者向けのデッキです。低めの攻撃力を単カスタムなどで上手く補いたいところですね。

ロングレンジライフル、外部荷電粒子砲、フレキシブルブースター、S型連結ラッチなどが相性のいいカスタムかと思います。

パイロットはリーゼAでとにかく幻惑に徹するか、トーマAで射程を補強して外部荷電粒子砲の装備がおすすめです。

 

カード写真はバトストの一場面で、レイの乗るライガーゼロ素体とヴォルフ・ムーロアの乗るフューラー素体が交戦した時のジオラマ写真がそのまま使われています。頬がライガーゼロのレーザークローで傷ついているのが特徴ですね。