みちのく童話会へのオファーをいただき、4日に講演を行うため、おおぎやなぎちかと野泉マヤが3日横浜大桟橋から、飛鳥Ⅲに乗船いたしました。

横浜港 飛鳥Ⅲという動く豪華ホテルでの船旅、そのひと時、講演会を聴いていただくということで、準備を進め、「東北ふしぎ物語」を中心に、「東北まつり物語」、宮沢賢治作品の一部朗読を含め、私どもの物語への思い、東北で育ったころのことなど織り交ぜながら、お話をさせていただきました。
野泉さんは、「渡り鳥のサンクチュアリ」から宮城県伊豆沼がなぜ雁の聖地となっているのか? を科学的、実際に観察している視点から。おおぎやなぎはそれを受け、「雁」にまつわる言葉について。「雁風呂」「雁供養」のことなどを話したのですが、講演後、「雁供養の話、ありがとうございました。涙が出ました」とお声をかけていただきました。
他に竿灯まつりの話にまつわるエピソードや、子どものころの男鹿半島の思い出など。

講演の様子

『東北ふしぎ物語』から「ヤマセのなかで見た町」(田沢五月)や宮沢賢治作品(「注文の多い料理店」序文)朗読など。
クルーズ自体は東北の旅7日間なのですが、私たちは5日に秋田県船川港で下船。陸路で帰ります。港ではなまはげ太鼓や園児のダンスの歓迎がありました。
講演終了後は、船内やデッキからの景色も楽しませていただきました。

クルーの皆様、入念な航海のご準備をされていたのだろうと思います。大変お世話になりました。ありがとうございます!!!
講演会場のシアターで直接聴ける以外、ご自身の部屋でリアルタイムでの視聴、その後アーカイブの放送もあり、たくさんの方が観てくださったのかなと思っていますし、この後も下船までそのチャンスがございます。上の2枚の写真は、当日夜に、部屋でアーカイブを撮影したものです・・。
仕事での乗船でしたので、船内の豪華な様子などは、一枚だけにとどめさせていただきます。まさに動く豪華ホテルでした!

乗客の皆様は、この後、復路、青森、宮古へ寄稿し横浜へもどられます。