スタッフの田沢五月です!

 なんと震災の年の2011年3月に遠野物語百周年文学賞をいただいたまま本にならなかった作品を改稿・改題しての出版です。

 少しボリュームがありますが、画家の村田桃香(むらたももこ)さんの描く可愛くて、ユーモラスな妖怪たちが次々に登場して、物語の世界に連れていってくれると思います。

 古い旅館に伝わる河童の木彫りから生まれた河童のカッチャンと旅館の息子の一馬(かずま)の冒険を楽しんでいただければ幸いです。

 

スタッフのもえぎ桃です!

 

近くの小学校に寄贈したところ、こんなに素敵に紹介していただきました!

「トモダチデスゲーム、小学校4、5年生に人気がありますよ!」と言っていただきうれしい限り。

「東北6つの物語シリーズ」もみちのく童話会のサイン色紙と一緒に飾ってくれました。

 

寄贈についてちょこっと。

 

寄贈で一番気をつけているのは、寄贈された側になるべく負担がかからないようにすることです。

寄贈は本をもらってラッキー、なわけではなく、もらった方もけっこうな手間がかかります。

学校図書館の先生、教頭先生、場合によっては校長先生も読んで、それから子どもたちに貸し出します。

受領の書類を用意したりと事務手続きもあるし、せっかくならとこうして飾ってくれたり、紹介文を用意してくれたり。

なので、寄贈してから学校図書館に並ぶまで、タイムラグがあることも。

小学校によって事情が異なりますが、私の場合、「友だちが勤務している小学校」に寄贈することがほとんどです。

寄贈を受けつけているかどうかを確認し、小学校側が「ほしいです」と言った本だけお渡しします。

寄贈したあとはノータッチですが、こうして写真をもらえることもあり、楽しみの一つです。

写真をくださった学校図書館の方に感謝です。

ありがとう!

 

 

 

 

 毎日毎日、クマの出没ニュース、被害が流れていて、胸が痛みます。

 秋田や盛岡、そして仙台。あんな中心部にまで・・・。

 茸とり、胡桃、栗拾いの時期ですが、どうかこらえていただきたい。

 私が岩手でよく行っていた温泉でも、被害が出ました。

 物語の舞台のモデルとして書いたあそこやあそこも、危ないです。もう以前のようには出かけられません。

 それでも全く外出しないわけにはいきません。畑仕舞いもあるでしょう。

 クマ撃退スプレーが今のところ、一番効果があるのでしょうか?

 これから、毎年こうなのか。

        

    

 

 『東北こわい物語』では、ちばるりこさんが、遠野の山に入って、不思議な家で・・という物語を書きましたし、みどりネコさんは、秋田県田沢湖で、やはりちょっとした山に入ります。山は神聖なところ、人が立ち入ることで、怖い話が生まれています。が、今は逆にクマが人間の里に降りてきて、人を襲っているわけです。茸も木の実も、工場で作られるSFのような未来が来るのか・・。なんて、考える日々です。

 

    

 

 1年生でも自分で読める! 絵童話が発売になりました。

 「リーブル」は、自由なという意味のフランス語です。

 友だちに関する3話の物語ですので、気楽に楽しく読めると思います。

    おおぎやなぎちか作。

 かわいいイラストは、人気のイラストレーター、ヒダカナオトさん。岩崎書店からの発売です。

 

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

        

 三年生のマチと友だち。そして、登下校に会う魔女ババというおばあさんの物語です。

 イチョウがほんの少し色づいてきました。黄色くなるときれいですね。

 そんな季節にぴったりですが、もう一つ、サクラの木の要素もあります。

 魔女ババは今は、黒っぽい服を着て、髪もぼさぼさですが、かつてサクラ染めのスカーフをしていたことを、マチは覚えていました。このサクラ染めは、みちのく童話会スタッフ、おしのともこさんがやってらっしゃるんです。

 薄いピンクで、とってもきれい。わたしの個人ブログ「おおぎやなぎちか、書きます」に写真を載せているので、ぜひご覧ください。

 先日、某編集者さんと話して、低学年~中学年向け作品を書く作家さんが少ないとお聞きしました。

 この分野、もりあげたいので、ぜひ、お読みください。

 よろしくお願いいたします。

おしのともこです。

今日はイベントのご案内があります!

 

名取市図書館さまにて文学講座を開催します。

 

第二回文学講座 

東北6つの物語〜東北への愛を込めて〜 

 

みちのく童話会

 

児童文学作家 堀米薫

イラストレーター おしのともこ

 

日時 11月6日(木) 14時30分〜16時30分

会場 増田公民館 講義室(名取市増田4-7-30 図書館の上の階)

対象 一般20名

参加費 無料

 

お申し込み 名取市図書館に電話、または直接カウンターへ

 

挿絵、およびお話しを書かせて頂いた「東北6つの物語シリーズ」の創作秘話、

作家さん、編集さんとのやりとりや、イラストレーターの仕事について

お話しさせていただきます。

 

児童文学作家の堀米薫さんと共に、本が出来るまでの裏話や

このシリーズに込めた想いなど、お伝えしますので

 

ご興味のある方、お時間の都合をつけて

お越しいただけると嬉しいです。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

 

#東北6つの物語シリーズ#みちのく童話会#堀米薫#おしのともこ#国土社#名取市図書館#文学講座

#井嶋敦子#岩崎まさえ#おおぎやなぎちか#佐々木ひとみ#田沢五月#千秋つむぎ#ちばるりこ#野泉マヤ#みどりネコ#もえぎ桃#吉田桃子

 ブクログというサイトにみちのく童話会スタッフの本棚があります。

 毎月、この本棚を更新してくださってるのは、もえぎ桃さん。

 最近は、児童文学の枠を超えてご活躍です。

 どうぞ、のぞいてみてください。

 そして、気になる本がありましたら、ぜひお読みください!!  (おおぎやなぎちか)

 

       

       

 こんにちは。おおぎやなぎちかです。

 これからの季節にぴったりの新刊が発売になりました。

 主人公は3年生の女の子マチ。

 仲のいいユリアちゃんは、強気な子なので、いつも引っ張られている感じ。いやと、なかなか言えません。

 掃除当番だったある日、花瓶の水を捨てにいこうとしたマチは、ユリアちゃんに「そのくらい窓から捨てたらいいよ」と言われ、実際に二階の教室から捨ててしまいます。ところがその水が、副校長先生にかかってしまって・・。

 先生にうんと叱られた掃除当番ですが、ユリアちゃんは、自分が捨てたらといったとは言いません。

 さあ、どうなるか。

 

 この物語には、みちのく童話会メンバーのおしのともこさんがされている、「サクラ染め」のスカーフも登場するんですよ。

 イチョウの黄色い葉っぱと、サクラ染めのスカーフ。

 女の子たちと絡んでくるのは、魔女ババと呼ばれているおばあさんです。

 いろんな要素をうまく絡めることができたなと思っている作品です。

 お読みいただけたら、うれしいです。

 よろしくお願いいたします 

スタッフの おしのともこです。

 

子ども向けのお話しや絵を書いていると、

今どきの小学生は何が好きなのかな?と、気になります。

 

自分が子どもの頃の体験が元ネタだったとしても、

今どきのアレンジは必要ですよね。

 

そんな時心強い味方は子どもたち。

 

小学生の娘が学校から帰って来ると、

「今日はどんなことがあった?」

「休み時間はお友達と何して遊んでるの?」などリサーチです。

 

娘のマイブームは、「イタリアンブレインロット」。

 

独特の世界観のキャラクターの歌ですが、

毎日車の中で、大音量で歌っています(アカペラ)。

 

テンポが良く、言葉の面白さがクセになる曲です。

 

カプチーノ頭の女の子は、恋多き設定。

いろいろなキャラクターに目移りします。

 

なるほど〜。

たしかに小学生女子の会話は、

昔も今も恋バナが多いですよね。

 

 

おしの

 

 

 

#みちのく童話会#バレリーナカプチーノ#イタリアンブレインロット

こんにちは、みちのく童話会スタッフの佐々木ひとみです。

11月16日(日)に仙台市民図書館で開催される、

トークイベントを紹介させていただきます。

 

タイトルは、ちょっと長いのですが、

【仙台市民図書館 ライブラリーアフターアワーズ】

「ともに前へ!伊達武将隊奮闘記~政宗様・常長様に聞く『伊達武将隊の15年』」

と申します。

 

私は今年7月、仙台・宮城の観光PRを行っている

《奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊》の15年の歩みを綴ったノンフィクション『ともに前へ! 伊達武将隊奮闘記』(新日本出版社)を出版しました。

「政宗様・常長様に聞く……」のトークイベントは、この作品を読んでくださった

仙台市民図書館 郷土資料コーナーのスタッフの皆様が企画してくださったイベントです。

 

イベントでは、私が聞き役となって、伊達武将隊の伊達政宗様、支倉常長様に、

伊達武将隊の15年の出来事を振り返っていただくとともに、

それぞれが武将隊に入隊した経緯や思い、これからの夢などをうかがう予定です。

 

創設から15年を迎えた伊達武将隊ではありますが、

伊達武将隊の創設の経緯や、東日本大震災時に担った役割、

活動内容をご存じない方がまだまだ大勢いらっしゃいます。

 

長年伊達武将隊を応援してきた皆様にとっては、来し方を振り返る、

また、「伊達武将隊と初めて出会う」という方には、

「伊達武将隊とは何か」を知っていただく機会となればと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

【イベント概要】

■仙台市民図書館 ライブラリーアフターアワーズ

「ともに前へ! 伊達武将隊奮闘記~政宗様・常長様に聞く『伊達武将隊の15年』」

■日時:11月16日(日)18:30~20:00

■定員:50名(抽選)

■申込:往復はがき、

    または「せんだいオンライン申請サービス」(QRコードより)で

①講座名、②郵便番号・住所、③氏名(フリガナ)、④電話番号、

⑤返信先(往復はがき表面またはファクス番号)を記載して、

 10月17日(金)(必着)までに下記申込先へ

 

申込み・問合せ:仙台市民図書館 

〒980-0812 仙台市青葉区春日町2-1 

TEL:022-261-1585  FAX:022-213-3524 

Eメール:tosyokan@smt.city.sendai.jp