灰青のこころ ~たわごとにも似た~ -28ページ目
眠るのが楽しみ。
朝になるのが楽しみ。
明日も、いい日でありますように。
しっぽをつかんで、
あたまをなでて。
のどをならす、
あたしを抱いていて。
どうしよう。
もう、満足してしまいそう。
…でも、まだまだ。
この道は、続く。
先を見届けるまでは
早く早く早く
逃げると見せかけて追いかけて
抱きついて眠るまでは立ち止まらない
「時間よ止まれ」
そんなこと思ったことは一度もないけど。
ただ、今だけは、
朝起きて、窓開けて
西の空を見上げる。
よかった、今日も晴れている。
止まったら、負け。
勢い任せにはしないけど。
燃料切れの心配は、今のところ必要ない。
「夢で逢えればそれでいい」
…そんなの、満足できるはずがない。
出だしは好調。
一歩ずつ、確実に。
明日もいい日であるように。
ありがとう、ありがとう。
たくさんの涙と、それを上回る幸せと。
来年も、よろしくお願いします。

