● 金彩を施した作品、1回焼成で仕上げるためにすること
岡山・倉敷、大人の習い事教室
ポーセラーツサロン✽スタジオブルーグラス の
井上 一美です。
ポーセラーツの作品に、私はよく金彩を
しますが、同じように金彩がお好きな方
も多いと思います。
でも
金彩をするときには、気を付けない
といけないことがあるんですね。
マグカップでも、カップ&ソーサーでも
金を入れる時には、2回焼成で…
と、聞いていると思います。
でも、1回焼成で出来るものであれば
1回で済ませたいですよね。
金彩部分が転写紙と接するところを
きちんとカットしておけば、焼成は
1回で大丈夫ですよ。
焼成は、白磁にとってもストレスになる
ので、なるだけ少ない回数で焼成する
ことを生徒さんにはお勧めしています。
最初にきれいに金が入れば、焼成は
1回で終わりますし
きれいに出来なければ、再焼成すれば
いいわけですから。
最初から、2回すると決めて焼成するか
1回で完成させるかでは
時間もお金も変わってきます。
何より、焼成リスクが少ないのが
助かります。
生徒さんのお預かりの作品でしたら
焼成代もいただくわけなので、回数が
少ないと金額も安くなりますからね。
手軽にカップなどの縁に金彩が出来る
セラミックマーカーというペン状の
ものは、よく使われますけど
失敗すると
こんな状態に仕上がります。
以前のお写真ですが、ご紹介しますね。
カップの縁の金彩が消えています。
ソーサーの方も
転写紙と接しているところのラインが
少しいびつですね。
これは、転写紙の上にマーカーが乗って
しまったからです。
金の性質上、転写紙の上に乗せて
貼ったり描いたりすると、金が消えて
しまいます。
転写紙の貼り方も甘いと
金液が転写紙の下に潜り込んでしまい
ますので、気を付けましょうね。
金が入ると、作品が華やかに
仕上がります。
レッスンでは
きれいに金彩出来るコツなども、お教え
しています。
体験レッスン、随時募集中です。
お気軽にお問い合わせや、メッセージも
していただけたら、うれしく思います。
こちらから
本日も
ご訪問ありがとうございました。
・・・・・・ * * * ・・・・・・・
印のないところも、レッスンは可能です。
レッスン日でも
予約が入らないときはお休みとなります