「ずっと リモートばっかりだったから、

ユヅと実際、氷の上で滑るのはすごく楽しみ!」

        (ジェフリー・バトル

 

 

FaOI幕張2022 

 

5/27(金)~ 5/29(日)

 

Sports Chinaさんのツイより
羽生結弦 ready?
羽生結弦が帰ってきた。

 2度の世界チャンピオンはFantasyonIceで
正式にリンクに戻ります。彼はツアーの
4つのアイスショーすべてでスケートをします
幕張 (5月27-29日)
名古屋(6月  3- 5日)
神戸 (6月17-19日)
静岡 (6月24-26日)
あなたはYuzuruHanyu準備ができて いますか?
中国最大の新聞グループが運営しているアカウント。

 
~フィギュア AI 審判の実現度~

国内でAI採点をすでに試している

同年末にはISUも財務報告書の中で

「可能な限り公正で公平な判断を下すために、

AIの可能性を評価している」と公表しているが、

あれから進展しているのか?

 伊東氏は「すでに日本国内の大会で何度かAI採点を試しています。

今も体操競技のシステムを手掛けたチームが

ISUと一緒に進めていますと明かした。伊東氏は

「テクニカルなものはAIを活用していいと思う。

ジャンプの回転なども複数のカメラで角度がわかれば問題も解決すると条件付きで賛成。

 

 

しかしこんな悩みも語っている

体操は平均台やあん馬など定位置 だけど、フィギュアは競技範囲が
広くてジャンプをどこで跳ぶか わからない。体操でも床運動はいまだ
に採点できないようなので、スケートはもっと大変な作業。

結構難しいと 思いますよ」(伊東氏)

そこをどう乗り越えるか前向きに考えてほしい。

羽生選手は観客の前で挑戦する

SNSの進歩により多くの選手が自分のジャンプを

動画に上げるようになった。それは良いのだがそれを一部メディアが

意図的に取り上げあたかも成功者であるような印象操作

行われているのは忌々しきことだ

 

一方羽生選手はいつも観客の前で挑戦を公開してきた

試合の公式練習中やキシビションの後

又はアイスショーのフィナーレなどである

4Loを決めた国別2015のエキシフィナーレ

この様に彼はごまかしのきかないオープンな場で
挑戦の過程を見せ4Loも4Lzも国際大会で
加点のつく着氷で成功を勝ち取った。
 
何度も書いてきたようにフィギュアスケートにおいて
ジャンプの成功とは試合でプログラムに入れて
着氷できたということだ
羽生選手はプログラムに入れるという
非常に難しい過程をクリアし多くの選手が行っている
離氷前に回転を稼ぐというチートジャンプとは無縁な
芸術的な美しいアクセルジャンプを跳び成功まで
あと一歩のところまで到達したのだ

 

 

[誰が最初に着氷させたのか]
        「4回転ジャンプの歴史」より
さて4回転の初成功者はカートブラウニング
とはよく知られたことだが
この初4T についてもあれこれと噂やエピソードがあり
覚え書きあれこれのモモ博士さんが面白い記事を紹介されている
 
カート・ブラウニング 1988年世界選手権 男子初4回転 - ニコニコ動画

 

<4Tの場合は>

誰が最初に国際大会で四回転ジャンプを着氷させたのか、については

未だに物議が醸されるところである。

ISUによって正式に認められているのは、

1988年の世界選手権でカート・ブラウニングが跳んだ四回転トウループである。

 

🔶だが1988年3月26日付の Bangor Daily News によると

(ョゼフ)サボフチクは1986年のヨーロッパ選手権で

四回転ジャンプを着氷させたと思われた。

だがテープによるレビューで、

フリーレッグが氷の表面をかすった、とされ、

ジャンプは認められなかった」のである。

 

2008年12月のThe Manleywoman SkateCastのインタビューで、

サボフチクは以下のように説明している。

「僕は自分が何をやった(4Tを着氷した)かを知っている。

で、周りの人らはカートと僕がこれについて

ずっと言い争っているって思っているらしいけど、

カートはすごく良い友人だよ。

 

自分がやったことはちゃんと分かってるよ。

僕の(クワッド)がパーフェクトだった、とは言わないけれど、

彼のだってそうじゃなかった。

ISUが決定することに関しては、どうにもならない。

彼らは自分たちの下した判定について、

それを覆すことは通常、しない。

 

スコット・ハミルトンが僕に言ってくれたんだけど、

彼は(解説の仕事で)現場にいて、

僕の着氷を別の角度から見せるビデオを作ったそうなんだ。

それで(ISU)の判定を聞いた時、

そのテープを提出すると申し出たらしい。

確かABC(テレビ局)だったと思うけど、

それを(ISUは)拒否した。

もう判定はくだしたから、と。」

 

🔶  1991年の著書『Kurt: Forcing The Edge』の中で

カート・ブラウニングは

  ごく正直に自身の歴史的な業績について述べている。

 

  「僕はもうすでに何年か前から練習で四回転ジャンプを着氷させていた。

  (1987年の)シンシナティ(ワールドの練習)でも降りていたし、

  とにかくいつでも機会があったら、そこかしこで試してた。

  他の人らも降りていたよ。 

でも僕がスケート史に名前を残したのは、

  二つのはっきりとした要素があったからだ。

初めてクワッドを完全に、クリーンに―つまり両足ではなく、

  片足で―降りた、ということ。

  そしてそれが正式な公認の大会であった、ということ。

 

  練習で遊びながらやったのではなく、

  バネの効いた氷の上でもなく、

  周りをジャッジにズラッと囲まれていない

  誰も知らない池の上で、でもなく、ね。

 

  だから僕の名前がギネスブックに載ってるんだ。

  ちゃんとやったのは僕が最初だったから。

 

  はっきりと言おう。

  スケート界には実際には降りていないけれど

  降りたみたいに言われるジャンプの自慢話がごまんとある。

でも一番大事な時に、一番最初に成功させたのは僕だ、

っていうことだね。

 

🌹覚え書きあれこれさんのブログはこちらです
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🔶ヨゼフとオーサーは仲良しで
公式練習中に2人で着氷していた
オーサーは試合に入れなかった一方ヨゼフが

試合(ユーロ)で認定されなかった話は初耳だった。

カートさんもヨゼフさんも本人たちには

何の責任もないのにいろいろ言われていたとは気の毒なことだ

当時AIがあったならと思うし
4Aの判定にも絶対に欠かせない
と改めて思ったところだ。勿論課題は多いが前に進まなければ。
 
 

 

 

 

前記事🔶私はそこに、羽生結弦という人間の本当の姿を
見たような気がした。<FaOI2017 福地和夫記者>