秀太side
今日は日曜日で、昨日と同じく部活だ。
千晃が陸上部と知っていたら、入っとたのに…。
残念ながら、俺は空手部だ。
まあ楽しいし、千晃もたまに試合を見に来てくれとるけんいいけど。
絶対一人じゃ来んけどな苦笑
「よーし、揃ったな?初めは走るぞ!」
部長の声でグラウンドに出たら
「おいっ!女神と天使いるぞ!」
「ほんと、目の保養だな笑笑」
「天使ちゃんと仲良い秀太が羨ましい」
ほんとにこいつらは苦笑
いっつも同じ事を言ってる。
この瞬間は少しだけど、優越感を感じる。
千晃が俺に向けて、手をふって
「頑張ってねー!」
と言ってくれるのだから。
まあ、その分ひがみも受けるけど笑笑
だけど、俺の方に手をふってくれた彼女は最近、ずっと真司郎を目で追う。
真司郎はいいやつだ。
まだ二週間かそのくらいしか話してないけど、俺も仲がいい。
千晃の心が真司郎に傾いてるのも分かる。
けど、その真司郎はあの女神と呼ばれる宇野先輩が好きらしい。
「俺にしとき?」
そう言えたらいいのに。
ほんとに、恋って上手くいかない。