新しくなった道の駅たろう | みやこブルーチャレンジブログ

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宮古市と多くの企業で進めている「宮古市ブルーチャレンジプロジェクト」。
この世界でも例を見ない取組みを通し「みやこ」のことを伝えていきます。

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 田老野球場横に移転整備を進めている「道の駅たろう」敷地内に、観光案内施設「たろう潮里ステーション」が完成し、328日に開所式が行われました。

 

 当施設は、震災遺構をガイドと巡る「学ぶ防災」事業や、周辺の三陸ジオパークのゲートウェイとして、田老地区の観光案内の拠点となります。

 

 施設内には、地域産材を利用したテーブルや椅子、棚などが並び、ぬくもりのある空間となっています。


 木材で作られた三王岩や浄土ヶ浜、ウミネコがデザインされた棚、宮古市のゆるキャラ「サーモンくんとみやこちゃん」がデザインされた募金箱等、宮古らしさがあふれています♪

 

 施設内のテレビでは、東日本大震災のことを後世に伝える動画【あの日の記憶】や、宮古市内のジオポイント17箇所を紹介する動画【MGP(みやこジオポイント)17】が公開されています。

 

 より多くの方々に防災意識をもって頂くきっかけとなれば!という思いで作成されたプロモーションビデオ【あの日の記憶】。

 6人の住民の声と、アニメーションで『あの日』を振り返るショートムービーです。

 

 ショートバージョンは、YouTubeFacebookなどのSNS上でも公開されています。

 https://www.youtube.com/watch?v=yWcNIUE9JT4

 是非、現地に足を運んでいただき、学ぶ防災ガイドと共に体験して欲しいため、動画のフルバージョン(約9分)は「たろう潮里ステーション」のみでの公開となっています。

 

 道の駅たろう敷地内には、ドーム型の産直、トイレ、ファーストフード、コンビニ、食堂が営業しています。

 

 道の駅の入り口付近には、電気自動車用の急速充電器もできました。

 この充電器は、津軽石の太陽光発電所で作られた“宮古産”の電力を利用していますよ。

環境にやさしい電気自動車に乗る方が増えてきているようですね♪

 

 ジオポイントである「田老の防潮堤」は道の駅のすぐ目の前にあり、津波遺構第1号の「たろう観光ホテル跡」もすぐ見える所にあります。

 

 1・2階が完全に破壊されたその姿を間近で見ると、津波の威力を感じます。

 「学ぶ防災」に申込むと、ホテル6階から撮影された津波の凄まじさを、撮影した部屋で見ることができ、防災意識を高めていただくことができると思います。

 

 もちろん、三陸ジオパークの美しい景観もあります♪

 

 たろう観光ホテル跡から約1km離れた高台の三王園地へ行くと、ジオポイントの一つ「三王岩」があります。


 ここも、東日本大震災の津波で大きな被害を受け、海の近くまで行くことができなくなっていた場所ですが、遊歩道の整備が完了し、三王岩のすぐ近くまで行けるようになりました。

 

 高さ50mもある男岩を中心に、左側が女岩、右側が太鼓岩の3つの巨岩からなっている三王岩。

 真下から見上げると、その姿はまさに壮観!


 

 写真は残念ながら曇りの日に撮影したものですが、青空をバックにみる三王岩は絶景です!

 

 復興の様子を見ながら、春の宮古へお越しください♪